FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

自己紹介と投資哲学(1)

とある企業でサラリーマンをしている40代の九条です。だんだんと「本当に自分がしたいことができているのか? 給料のために今の仕事にしがみついているんじゃないか?」と思うことが増えて、セミリタイアを目指し始めました。 投資の前段階 最初の投資は ハ…

書評『世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方』

「エコノミスト」が教えるということで、ちょっと眉唾でしたが、読んでみるとたいへん良い本でした。『世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方』です。 世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方 賢明なる投資家…

11枚もあるクレジットカードを分類してみる

クレジットカードが増えたなぁと思っていたので、現在の利用しているクレジットカードを見たら11枚もありました。クレジットカードの利用のメリットはいくつかありますが、どんな目的で、どんなカードを使っているのかを分類して整理しておきたいと思います…

不老不死と無限の富があったらリタイアして何をする?

不老不死とどんなものでも作れる力があったらいったい何をするか? こんな極端なシチュエーションは現実には存在しないけど、そんな境遇になってしまった主人公を扱ったSF小説があります*1。 われらはレギオン1 AI探査機集合体 (ハヤカワ文庫SF) 作者: デ…

PayPayアプリのTカード表示機能が地味にうれしい

先日のPayPayアプリのupdateで、アプリ内からTポイントのバーコードが表示できるようになりました。メリットは2つあります。 1つは、ファミリーマートでTポイント表示アプリを提示して、そのあとPayPayアプリに切り替えて見せる、という手間が軽減されたこと…

ゲームとしての投資 3つの特徴

cis氏は著書に「投資はゲーム」と書いていますし、何人かの投資家もゲーム的に投資を見ています。では、投資をゲームとして捉えるとはどういうことなのでしょうか? ちょっと考えてみました。 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 作者: cis 出版社/メ…

投資に役立つ暗算(2)ローン返済額を暗算する

先日、投資に役立つ暗算として「72の法則」と「115の法則」を紹介しました。ただ、役立つ暗算はほかにもあります。今回は、ローン返済額を暗算で計算する方法です。 こちらはある行政書士さんのブログで知りました。 blogs.yahoo.co.jp ローン返済額というの…

意識は脳のバグなのか? 『ホモ・デウス』が示唆するもの

意識は複雑な神経ネットワークの発火によって生み出される、一種の心的汚染物質だ。意識は何もしない。ただそこにあるだけだというのだ。 ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来 『サピエンス全史』の著者が送る新作『ホモ・デウス』を読…

法人-個人間で利益を移転するスキームを考える

税金のことを考えると、それぞれ損益通算できる箱が違って、税率も違うというのはやっかいなものです。できれば、繰越損失の出ている箱に利益を移転したり、税率の低い箱に利益を移転したいですね。 今回考えたのは、個人の「先物」の箱と、法人の箱の間で利…

投資に役立つ暗算 「72の法則」「115の法則」

投資の試算をするときによく出てくるのが、「年7%で10年運用したら元本は何倍になるか?」という計算です。これはシンプルに「7% x 10 で、70%増える」とはならず、96%増えることになります。複利の力が働くからですね。 スマホの計算機があれば、「1.07^…

2019年2月の成績とポートフォリオ公開

2019年2月の成績とポートフォリオ公開です。今回、もう少し成績を精緻にして、入出金額を加味して、インベスターリターンを計算しています。 全体 売買結果 インデックスセグメント 5%上昇 グロースセグメント 1%上昇 オルタナティブセグメント リアルアセ…

Ethereumのハードフォーク コンスタンティノープルが1日早朝に実施された

Ethereumといえば、Bitcoinに次ぐ時価総額第2位の暗号通貨です。通貨としての性格よりも、ワールドコンピューターを目指したものになります。つまり、さまざまなプログラムをEthereumのネットワーク上で動かすことを目指したプロトコルだということです。 現…

バンガードETFが経費率を値下げ VTやVYMも

ETF

もともと低コストのETFに定評のあったバンガードが、さらに経費率を値下げしました。有名所では、VT(トータル・ワールド・ストックETF)が、0.10%から0.09%へ0.01%値下げ。VYM(米国高配当株式ETF)が、0.08%から0.06%へ0.02%値下げです。 www.vanguard…

0.1%のコスト差はリターンをどれだけ蝕むか

投資先のETFや投資信託を選ぶときに、一番気になるのは毎年かかる信託報酬です。このコストの分だけダイレクトにリターンが減るからですね。期待リターンが6%の投資でも、年間1%の信託報酬を取られたら期待リターンは5%に減ってしまいます。16.6%の利益減…

経済的自由指数指数(FI%)を計算してみた

よく拝見している『アメリカ株でアーリーリタイアを目指す』のバックナンバーを読んでいて、経済的自由指数指数(FI%)についての記事を見つけました。 america-kabu.com 経済的自由指数指数(FI%)とは、インカムゲイン収入を家計支出で割ったものです。…