FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

エンボスレスのクレジットカード 財布が薄くなる

エンボスレスのクレジットカードというのを知っていますか? 普通のクレジットカードは、カード番号のところが膨らんでいます。この押し出し加工のことをエンボスといいます。エンボスレスのカードとは、番号が印刷されていて膨らんでいないカードです。

 

エンボスは、そもそもは店頭での決済のときにインプリンターという機械で番号を紙に転写するために付けられました。最近では、磁気やICチップでカード番号を読み取ることが増えてきましたが、以前は伝票の下にカードを置いてローラーを走らせてカード番号を転写していました。ガシャっというシンプルな機械を見たことのある人もいるでしょう。エンボスは、カードの不正利用に使われやすく、問題になっていました。

 

このエンボス、財布にまとめてカードを入れるとその分膨らむんですね。ぼくは薄い財布に最低限のカードだけを入れているので、エンボス付きカードは厚さが気になります。そこで気になったのがエンボスレスカードです。

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エンボス付きカードを重ねるとこんなに厚みが増します。全部エンボスレスになってくれれば、かなり財布も薄くなります。でも、まだまだエンボスレスは主流ではありません。

 

現在エンボスレスとなっているのは、まだ限られます。Suicaなど交通系ICチップを導入したカードと、金属製のカード、そしてVISAなどのデビッドカード、au Walletカードのようなプリペイドカードがエンボスレスです。一部には、イオンカードのようにエンボスレスかエンボスかを選べるカードも出てきました。

kuzyo.hatenablog.com

なぜエンボスがまだ主流かというと、途上国などでは次期リーダーもICチップリーダーもメジャーではなく、インプリンターを使わないと決済できないお店も多いようです。日本ではほぼ見かけないですけど。

 

そんなわけで、海外旅行向けとしてはエンボス付きカードも持っておかなくてはいけないんでしょうが、国内で利用する分には十分です。セキュリティのことを考えても、早くエンボスレスがメジャーになってほしいと思います。