先日、サクソバンクの取り引きアプリアップデート記念として、久しぶりに銀オプションのプット売りをしてみました。 7/4にポジションを建て、満期は12日後の7/16深夜0時でした。
無事満期で330ドル獲得
結果からいうと、権利行使されることなく満期を迎え、最初に売ったときのプレミアム341.1ドルのプレミアムから手数料(5000オンス未満は10ドル)を引いた331.1ドルの利益でポジションがクローズになりました。
一時は15ドルを切った
わずか12日間でしたが、購入直後に銀は下落。一時は15ドルを切って14.8ドルあたりまで下がりました。行使価格(ストライクプライス)は際どい15.2ドルに設定していたので、かなりやばかったですね。
しかし15日に入ってから銀価格は反発し、満期日には結局15.4ドルを超えて終わりました。ほぼポジションを建てた価格と同じなので、スポットのCFDを買うよりもオプションを売って正解でした。結果的には。
もし行使されたら、銀のスポットCFDを手元に置き、今度は15.2ドルを行使価格としたコールを売って、カバードコールを仕掛けようと思っていたのですが、またしてもその機会はなく利益確定となりました。
1ヶ月のお小遣い程度の利益ですが、やっぱりドキドキしますね。オプション取り引きは、ヘッジ目的でなければ、スプレッドと手数料分、期待値がマイナスとなるギャンブルです。特にプット売りは勝率は高いものの、負けたときの損失が大きい、ちょうど宝くじと逆の損益構造になります。このくらいの利益でワクワクするのがいい感じです。けっして、失って困るような金額を賭けてはいけません。
一方で、いろいろな投資をやっていると、つい長期保有のつもりのポジションをいじりたくなってしまいます。そうしたときに、こうしたオプションのポジションを取るとほかのことを考えずに済みます。そういうことに使いたいものです。