増税まで1ヶ月を切りました。各社が追い込み施策を出すとともに、10月からの改悪もあります。Kyashはこれまでの2%還元を1%還元に改悪、PayPayも基本3%還元を1.5%還元に減らすなど、キャンペーンを打つとともに、基本還元率を減らすところも出てきています。
では改めて9月はどんな還元策を組み合わせるのがいいのか、確認です。
まずは結論から
結論からいうと、
- 13日までは、QUICPay利用でJCB20%還元
- 14日からは、d払い中心で20%還元
- 三井住友カードを新規申し込みして、常時20%還元
という感じです。
9月14日から10月14日まで、d払い20%還元
d払いは本当に定期的に20%還元を実施しますね。今回は14日からの1ヶ月間。要エントリーです。20%還元は店舗限定などはありません。
ただし、一回あたり1000円分(5000円利用時)と、期間合計で3000円分(1万5000円利用時)の上限があります。
三井住友カードは新規契約で20%還元
三井住友カードは新規入会キャンペーンとして、9月2日から12月27日まで20%還元実施中です。Vpassアプリへのログインが必要です。スマホ決済に限らず、クレジットカード利用で還元されるのはうれしいところ。d払い用のカードに登録すれば、40%還元も可能です。
さて、となるとどの三井住友カードに申し込むかです。年会費無料のカードとしては、リボ払い専用の「エブリプラス」がありますが、ぼくはこれは以前に申し込んだことがありますので対象外です。ちなみにリボ払い専用ですが、リボ払い金額の上限を大きくすることで金利なし、実質一回払いと同様に利用が可能です。
「デビュープラス」も年会費無料ですが、こちらは18歳〜25歳限定。年齢制限付きです。ぼくには無理。
となると、初年度年会費無料の「クラシックカード」が選択肢になります。こちらは通常のクラシックカードとクラシックカードAの2種類があり、Aのほうは旅行傷害保険が優遇されています。国内も対象なのと、海外が2000万円から2500万円に増額です。代わりに年会費が1250円に対して1500円と、ちょっと割高になっています。
ただし、利用代金のWeb明細サービスに申し込むと、500円の割引。これは年に6回以上の請求があることが条件なので、小さな額の毎月引き落としなどに割り当てる必要があります。また、自動リボの「マイ・ペイすリボ」に申し込むと、次回の年会費が半額です(300万円以上の利用で無料)。半額と割引とどちらが先に適用になるのかは、ちょっとWebだけでは判別できませんでした。
キャンペーン終了後も使い続けるかどうかで、ここは重要になりますね。
JCBカードのQUICPay20%還元は、1枚あたり5万円利用が上限
合わせて検討したいのがJCBのQUICPay20%還元です。これは12月15日まで、QUICPay利用時に20%還元になるというもの。1回あたりの上限はなく、利用合計金額に対して20%なのがうれしいですね。期間全体での還元上限は1万円です。さらに、カード1枚につき1万円という太っ腹です。
ぼくの場合、幻の高還元カード「リクルートカードプラス」を持っているので、こちらをQUICPayに登録して利用しています。ただし、もうじき上限利用額の5万円に達するので、そろそろ次のカードを検討したいところ。
年会費無料の対象カードは実は限られていて、有名どころだと「リクルートカード」があります。これは本キャンペーン向けに作るなら必須です。ところが、僕の場合、既にリクルートカードプラスを持っているので、JCBリクルートカードは作成不可。別のカードを考えなくてはなりません。
ほかの年会費無料カードだと、「JCBカードW」がありますが、こちらはなんと39歳以下限定。
となると、JCBオリジナルカードの検討です。こちらは初年度年会費無料。翌年からの年会費は1250円です。無料にするための条件は、Web明細のMyJチェックへの登録と、年間50万円以上の利用ですが、この年間50万円は「集計期間はご入会時期に関わらず、毎年12月16日~翌年12月15日です。」となっています。ということは、今から新規申し込みすると、12月16日まで50万円利用しなくてはいけません。これはなかなか厳しい。
女性向けをうたう「JCB LINDA」は、年会費は無料ですが、データ維持費が月額100円かかるという変則カードです。無料になる条件もありますが、あまり複雑な仕組みは避けたいですね。
陸マイラーの人なら、これを機に「ソラチカカード」を申し込むのが定番でしょう。でも、初年度年会費無料、翌年から2000円になるので、マイラー以外は二の足を踏むと思います。
うーん、なかなか悩みますね。