FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

LINEワンコイン投資で月間8000円ポイントをもらう

LINE証券とは別に、LINEがFolioと組んでやってる投資サービスにLINEスマート投資があります。この中で、面白いのが500円のワンコインから積立ロボアド投資ができる「ワンコイン投資」です。何が面白いかというと、こちらなんと投資がLINEポイントの還元対象であり、さらにマイカラーランクの計算にも適用になるんですね。

毎月8000円の投資の流れ

大枠の流れはこうです。

  1. LINE Pay残高またはLINE Payと紐付けた銀行からワンコイン投資の積立設定を行う。金額は毎週10万円
  2. 木曜日になると10万円が投資される。このとき、マイカラーに応じて最大2%のLINEポイントが付与される(10万なら2000円)
  3. 投資された資金は、ロボアドで運用される
  4. 翌週もまた10万円が投資される。2000円分のポイントが付与される
  5. ある程度投資額が貯まったら、一部出金する
  6. (2)〜(6)の繰り返し

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この10万円の積立を1回行えば、マイカラー最高ランクのグリーンを獲得できます。翌月からは還元率が2%になるわけです。

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引き落としはLINE Pay残高でも銀行口座からダイレクトでもOK

引き落としはLINE Pay残高でも、紐付けた銀行口座からでもOKです。銀行口座から直だとポイントがつくかちょっと気になりましたが、下記の画面の通りしっかりポイントも付きます(500ポイントしか付いていないいのは、マイカラーがまだホワイトで0.5%還元だから)。

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投資にかかるコストは?

気になるのはこのワンコイン投資自体のコストです。通常ロボアドバイザーは、預け入れ金額の1%程度を運用費用として徴収します。ところが、こちらのワンコイン投資(LINE スマート投資)はキャンペーン中で、2020年の4月末まで運用手数料が無料です。

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いまから始めても3ヶ月ちょっとは無料で運用できるわけです。キャンペーンが終わったあとも、手数料は年率1%です。毎週積み立てると1年後の積立額520万円に対して、実質費用は年率0.5%の2万6000円程度。一方で、1年=52週ごとに2000円分のポイントですから10万4000円分がもらえます。投資運用成績によるリスクはありますが、期待値の高い投資になります。

 

同様の仕組みに楽天証券のクレカを使った投資がありますが、こちらは還元率が1%で、月額上限が5万円です。ワンコイン投資は2%で40万円投資できますから、効果が違いますね。

投資運用先ポートフォリオは?

ではこの投資自体にはどのくらいのリスクがあるのでしょうか。こちらが実際に投資した場合のポートフォリオです。

f:id:kuzyo:20200118135821p:plainひと目で分かるように、リスクの大きい株式には30%、不動産とコモディティには5%ずつしか投資されません。約6割が債券という安定重視のポートフォリオです。増加もあまり期待できませんが、減少のリスクもあまりないといえます。

 

ワンコイン投資のポートフォリオは基本的に固定で、ロボアドバイザーといっても個々人の状況に合わせて変わるものではないようなので、まぁ安心ですね。

引き出しのタイミングは?

ポイントがお得とはいえ、もらえるのは投資時だけです。預けた資金は運用されており、そこにはポイントが付きません。毎週10万円というのはそれほど小さい額ではなく、効率的な運用を考えるなら、適切なタイミングで引き出す必要があります。

 

ワンコイン投資は、1000円以上1円単位で売却ができます。ただし、時価評価額の95%以上を売却すると全売却(解約)扱いになります。そのため、最低でも5%は残す必要があります。

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もう一つの注意点は、売却した資金の行き先です。これはLINE Pay残高に戻るわけではなく、運用会社のFolioの口座に入り、そこからは銀行に出金するしかありません。出金手数料は300円かかります。

では機会損失額を考えてみましょう。5%の利回りで運用できる人なら、10万円を1年間運用すれば5000円の収益を上げることができます。ざっくり100円/週ですね。

 

ここからワンコイン投資に10万円を4週間以上資金を置いておくのであれば、出金費用の300円を払っても期待値は同じになることが分かります。40万円分であれば、だいたい1週間以上置けば、300円のコストと機会損失額が同じになります。ということは、だいたい1ヶ月ごとに一部売却して40万円分を出金してしまっても、帳尻は合う計算です。

※実際に払い出しをしてみました 

www.kuzyofire.com

 

さらに、この仕組みをうまく使うと、追加の出金コストを払うことなく、LINEポイントを現金化して銀行に払い出すことも可能です。これはあとでまとめて書きたいと思います。

※LINE証券ルートを使ったLINEポイント現金化手法です

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