GAFAといえば、言わずとしれたハイテクIT大手、Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字。米国では The Fourとも言うようです。ここにMicrosoftを入れて、GAFAMとか言ったりもしますが、トランプ大統領が新たに「MAGA」という呼び方を付けたようです。
1兆ドル企業、MAGA
このMAGAとは、Microsoft、Apple、Google(Alphabet)、Amazonのことを指します。意味としては、時価総額1兆ドル超の企業をまとめたものです。
- 2018年8月2日 Apple 1兆ドル突破
- 2018年9月4日 Amazon 1兆ドル突破
- 2019年4月24日 Microsoft 1兆ドル突破
- 2020年1月16日 Google(Alphabet) 1兆ドル突破
ちなみに、世界の時価総額1兆ドル超の企業は5社あり、MAGA以外では19年末にIPOを実施した石油会社サウジアラムコです。一時2兆ドル兆となり、ダントツの1位となっています。
いわばMAGAは、米国が誇る1兆ドル企業ということですね。現在のMAGAの時価総額は次の通りです。
- Microsoft 1.4兆ドル
- Apple 1.4兆ドル
- Google 1.04兆ドル
- Amazon 1.07兆ドル
なお、GAFAの一角であるFacebookの時価総額は5900億ドル。第5位となっています。
Make America Great Again(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)
なおトランプ大統領がMAGAというのはもう一つの意味があります。Make America Great Again(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン、MAGA、アメリカ合衆国を再び偉大な国に )という意味で、トランプ大統領の選挙スローガンです。
この重要な言葉に、1兆ドルを超えたアメリカを代表する企業をなぞらえたわけで、再選に向けて経済、そして株価を重視するという姿勢が感じられます。