ICチップ付きの新型Kyashカードの申込みが開始されました。これまでのKyashリアルカードはKyash Card Liteと名前を変え、還元率が0.5%にダウン。これまで通り、1%の還元を受けるためには新カード発行が必要です。
ICカード搭載、Visaタッチ決済対応
これまでのKyashカードとの大きな違いは、ICチップが搭載されていることと、カード番号が表面から消えた最新デザインだということです。Visaのタッチ決済にも対応するほか、Google PayでQUICPay決済にも対応予定です(3月末)。
Kyashは還元率の高さと、プリペイドカードである特徴を生かして、これにチャージするカードとのポイント二重取りが魅力でした。また、決済後すぐにアプリに通知が来たり、ユーザーが自由に利用可否を設定できるというセキュリティの高さも嬉しいところ。
ただし、ICチップがないために、所によってはサインをしなければいけないのがけっこうなストレスでした。国内ではICチップがないから利用できない、というところはありませんでしたが、海外では使えないところもあるようです。
こうした課題がすべて解決されたのが新Kyashカード。また決済上限額が5万円から30万円に、月間の利用上限も12万円から100万円にアップします。ただし、発行手数料が900円かかります。また本人確認書類が必要ですが、こちらはアプリから簡単に登録が可能でした。
発行依頼はアプリから
発行依頼はKyashのアプリから行います。本人確認書類もカメラで撮ればOKで、非常にスムーズでした。このあたり、最新型のシステムって感じです。
ただしアプリは最新版に更新する必要があります。最初、なぜ申込み画面が出てこないんだろう? とちょっと悩みましたが、自動更新が終わっていませんでした。
コード決済陣営が4大キャリアに集約されていく中、クレジットカードはまだまだ決戦中。キャンペーンでの大盤振る舞いもまだ期待できそうです。何より、券面のデザインが各社変わり、かっこよく、またエンボスレスで薄くなっていくのはいい傾向ですね。