FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

LINE証券のタイムセールに参戦 いろいろと落とし穴が!

本日は17時からLINE証券のタイムセール実施です。これは、3〜5%引きで、指定された証券が5株購入できるというもの。当然確実に儲かるキャンペーンなので参戦なのですが、いろいろと落とし穴がありました。

銘柄はこの5つ!

16時時点で、対象となる銘柄が発表されました。東京エレクトロン、オリエンタルランド、ソフトバンクグループ、デンソー、セブン&アイHDです。まぁ想定どおり、日本の代表的な大企業ですね。

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まずはここからどの銘柄を買うか、です。割引率が同じなら、当然株価が高いほうがいいですね。そして、3〜5%というのは銘柄ごとではなく、人ごとにランダムのようです。

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さて、この通り、3%引き以外は最も株価の高い「東京エレクトロン」を買うのがベストです。一択ですね。

必要資金は約12万円

東京エレクトロンをターゲットにするとなると、必要資金は5株分なので約12万円です。そこで、LINE Payから入金を試みます。ところが……

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これはアレです。ちょうど本日は木曜日。LINEワンコイン投資の引き落としで、銀行口座からLINE Pay残高を経て、folioのワンコイン投資に資金が投下されています。つまり、入金上限に達しているということのようです。

 

慌てて、銀行口座から振り込みで入金。無料振り込み回数を1回使うことになってしまいもったいないですが、仕方ありません。入金は、約定となる21時までに行えばOKのように、説明書きからは読めましたが、実際は入金されてないと注文できなかったようです。念の為に入金済ませておいて良かったです。

東京エレクトロンのリスクをチェックしてみる

というわけで、準備は整いました。数量限定ということなので、みんな東京エレクトロンに殺到するのは目に見えています。どんなUIなのか、初めての参戦なので不安ですが、トライしてみることにします。

 

ちなみに、絶対額でいえば東京エレクトロンが最も有利なのですが、割引率が小さいとなると、その後の株価変動のリスクを最も負うことにもなります。今日一日の変動幅でみても、2万3530円〜2万4335円の値幅805円。実に3.4%も動いています。

 

3%引きで購入できたとしても、本日と同じような値動きだと、値引き分を変動が吹き飛ばしてしまうことにもなりかねません。約定は本日夜21時ですが、取引可能になるのは明日、28日の9時。つまり、明日の寄付き価格が勝負という感じです。

 

念の為、27日15時以降の日経平均CFDの動向をチェックすると、100円弱ですが戻している感じ。昨日も一旦戻したあとまた下がって寄り付いたので、過信はできませんが、ダダ下がりという感じでもなさそうです。これは3%引きでもトライして大丈夫かな。

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市場が閉じているので、東京エレクトロンを空売りして両建てしてヘッジするというわけにもいきません。一見バーゲンセールのようにみえて、意外とリスクがある感じです。

銘柄選定OK、入金OK。いざ参戦

さて17時。キャンペーンページをリロードして、「参加する」ボタンを押したら、割引率が表示されています。次は銘柄選択の画面でした。 東京エレクトロンを押すと、おお、どうやら無事に購入できたようです。

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無事に5%オフで購入完了。入金は済ませてあるので、後は明日の朝、売却を試みるだけです。激しく株価が落ちなければ5000円ほどの利益ですね。よかった。

後日談。売却

さて、28日になり、朝9時に売却が可能になりました。ところが、前夜の米国は大きく下落。日経平均先物もCMEや大阪で大きく下げており、東京エレクトロンの下げも必至です。

 

寄り付きで急いで売ろうとしたら、「現在、お取引を停止」だそうじゃないですか。なんだって? と思ってリロードしていたら、取引可能になりました。

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しかし結局、5000円ほどの利益のはずが利益2480円なり。タイミングが悪かったといえば悪かったのですが、東京エレクトロンはその後もズルズル値を下げたので、寄り付き直後での売却は最善だったとはいえそうです。

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