FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

新Kyashカードが到着 ICチップで便利に

 新しくなったKyashカードがやっと到着しました。2月25日の申し込み直後に申請したので、2ヶ月弱です。

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やっぱカッコいい券面

申し込んだのはネイビー。どうやら一番人気のようで、ネイビーのみ新規申し込みは到着が遅れるという記載もありました。色合いは落ち着いた紺で、左上の「Kyash」のロゴは銀の箔押し風。

 

カード番号やユーザー名は表面になく、裏面にある今風のデザインです。裏側のカード番号は、三井住友カードのような縦に4個ずつ並ぶ最新Visa仕様ではなく、横に16桁が並びます。ちょっとうれしいところでは、今回本人確認を必須としたことで、名前が従来の「KYASH MEMBER」から本名ローマ字になっています。

 

ICチップが通常は左側ですが、右側に位置しているというデザインです。これは通常のカードと上下をひっくり返して実現しているようで、通常カードの上部に磁気ストライプがありますが、この新Kyashカードの磁気ストライプは下側になります。

 

従来のKyashカードのデザインも嫌いではありませんでしたが、高級感という意味ではやはり新型が上ですね。

www.kuzyofire.com

アプリにセキュリティカード入力で有効化

Kyashは出自がバーチャルカードということもあり、アプリの利用が必須です。届いたカードの裏面にある3桁のセキュリティコードをアプリに入力することで即時有効化されます。

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アプリ側で、「一回の決済限度額」(1000円単位)、「月間の決済限度額」(1万円単位)を自由に変更できます。オンライン決済の利用可否、海外実店舗決済の利用可否も設定できます。カードロックも自由にできます。

 

即時反映のようなので、オンライン決済や海外店舗利用は必要なときにオンにして、不必要なリスクを軽減させます。決済限度額も5万円に抑えました。紛失時も、自分の手元でロックできるのはいいですね。もしあとからカードが見つかったら、改めてオンにすればいいわけですし。

 

ちなみに旧カードからカード番号は変わります。また旧カードは即時停止になります。ただし、チャージ登録クレカやポイントなどは引き継がれます。

Kyashの保障には注意

このセキュリティ対策は、保障が微妙なプリペイドカードだからこそ重要です。Kyashは通常のクレジットカードやデビットカードよりも保障が弱い(というよりない)と考えられるからです。カードの盗難、紛失については、全部ユーザーの責任よ、としています。そのため、自分でアプリの設定を調整するのは必須なわけです。

その他本サービスに関連してユーザーが被った損害につき、弊社の故意又は重過失に起因する場合を除き賠償する責任を一切負わないものとします。

基本的に保障しないよ、というスタンス。

消費者契約法の適用その他の理由により、本項その他弊社の損害賠償責任を免責する規定にかかわらず弊社がユーザーに対して損害賠償責任を負う場合においても、弊社の責任は、弊社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行又は不法行為によりユーザーに生じた損害のうち現実に発生した直接かつ通常の損害に限り、かつ、当該損害が発生した月に当該ユーザーが購入及び受領したKyashの累積総額を上限とします。

何があってもカード利用額以上の損害賠償はしません、としています。

物理カードの盗難、偽造、紛失等その他の事由(以下、まとめて「盗難等」 といいます。)により物理カードが第三者に不正利用された場合、当該不正利用が次項の通知後か否かにかかわらず、ユーザーに損害が生じた場合であっても、弊社は責任を負わないものとし、ユーザーはその物理カードの利用代金についてすべて支払いの責を負うものとします。

Kyash Card及びKyash Card Liteに関する特約

1%還元実施(二重取りで2.2%程度)

Kyashはベンチャー企業の運営であり、保障に関して不安ならば大手のクレジットカード会社のものを使うほうがいいと思います。こうしたいろいろな制約があるため、高額な還元を実現させているからです。

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Kyash自体は1%還元ですが、他のカードからチャージして利用するプリペイドカードであるため、高還元カードからチャージすることでポイント二重取りができるのはご存知の通り、Visa/Mastercardが対象なので、リクルートカード(1.2%還元)からのチャージがポピュラーです。定常的に2.2%還元はほかにないほどの高還元なので、活用しがいがあります。

 

また、モバイルSuicaへのチャージも可能(ただしKyash還元はゼロ)なので、高還元カードからKyashにチャージし、そこからモバイルSuicaにチャージするという経路も考えられます。モバイルSuicaチャージにはポイントがつかないカードが多いのですが、いったんKyashを経由することでポイントを得られるからです。

 

ちなみに新カード展開に伴い、既存カードの還元率は1%から0.5%に下がりますが、カード送付遅れにより、下落時期は4月1日の予定が5月1日に繰り下がっています。

www.kuzyofire.com

 

公開されている情報の限りでは、従来との違いは下記の通りです。

  • ICチップ搭載
  • Visaタッチ搭載
  • 海外実店舗利用可能
  • 決済額の向上(5万→30万円)
  • 月間限度額向上(12万→100万円)

ほかに何か使い勝手は変わらないか、チェックしていきたいと思います。