BITMAXが貸暗号資産サービスを開始し、10月末まで10%のキャンペーン金利中です。LINK付与のキャンペーンと併せてBTCを入庫し、貸し出しを行っていたのですが、実はBTC以外のクリプトも貸し出せるんでした。
ということで、BTC以外についても貸し出してみました。なお、BITMAXは売買スプレッドが大きいので、日本円を入金して暗号資産を買い、それを貸し出すのはあまりオススメできません。手持ちに暗号資産があるなら、それを入庫して貸してみましょう。
最大貸し出し額から利益額を計算
BITAMAXの貸暗号資産を検討する場合、
- 通貨ごとに最大貸し出し額が決まっていること
- 通貨を出庫するには手数料がかかること
が重要なパラメータになります。BITMAXは売買スプレッドが大きいため、売るのも他の取引所に出庫してからのほうがいいからです。これらの関係を下記にまとめてみました。
たとえばBTCの場合、最大貸し出し額は0.5BTCで、年率10%、つまり1日あたり0.00013699BTCの利息が付与されます。日本円にすると165.8円です。一方で、BTCの出庫には手数料がかかり、これが0.001BTC。つまり、出庫費用を回収するには7.3日間利息を得る必要があります。
一方で、ETHは1日の利息が出庫費用を上回っています。つまり1日貸し出せば、すでに利益が生まれるということですね。白眉なのがRipple(XRP)で、1日あたりの利息が6.8XRPももらえるのに、出庫手数料は0.15XRPしかかかりません。ほぼ出庫手数料は虫できるレベルです。
ただし、これを最大限活かすには2万5000XRPを持っている必要があるのがネックです。
20ETHを入庫、貸し出してみた
手持ちがそこそこあるということで、持っているEthereumの中から、20ETHを入庫して貸し出してみることにしました。MyEthWalletから出庫にかかった費用は0.18ドル。送金操作から数分で、BITMAXの受け取りアドレスに着金し、そこから数分でBITMAX内の管理アドレスに送金され、その後5分ほどでウォレットに反映されました。
そこから、貸仮想通貨の申請です。残念ながら、毎日9時が受付締め切りで、貸出が始まるのは12時からです。今日手続きをしたので、実際の貸し出しは14日昼からですね。
ETHならBITMAXよりDeFiのほうが……
まぁETHを持っているなら、BITMAXへ貸し出すよりも、DeFi関連のイールドファーミングに出したほうが、継続的に利益が出せるのかもしれません。こちらも継続してチェックして、そろそろ試してみたいと思っています。