FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2021年3月の投資成績とポートフォリオ 月次7%超

毎月恒例の投資成績とポートフォリオ公開です。1カ月に1回しか総資産がどうなっているか確認しないのですが、今月もたいへん好調に資産が増加しました。1カ月間のリターンは7.6%、年初来で12.3%の増加です。

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全体は+7.6% 過去最高更新 

資産全体は2月末からさらに7.6%増加し、年初来では12.3%の増加となりました。過去最高を再び更新、具体的な額は公開しませんが、一つの節目を超えました。

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これにより、資産が年間生活費の何倍に当たるかを表すFI倍率は28倍を超えてきました。税引き後3.5%のリターンがあれば、資産元本を減らすことなく現在の生活が継続できる数字です。

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セグメント別リターン

+7.6%の内訳を、5つのセグメントごとに確認です。いずれの資産も好調でしたが、最も高いパフォーマンスを見せたのは、ゴールド&クリプトのヘッジセグメントで月間で22%増でした。

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セグメントごとの比率は次の通りです。2月末と比べてヘッジが2ポイント増加、オルタナティブが1ポイント減少です。ヘッジの比率が少々大きすぎる嫌いはありますが、さまざまな資産に分散が効いてきました。

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この比率を加味した月次リターンへの貢献度は次のとおりになります。比率の大きい株式が6%の上昇を果たしたことから、大きく貢献しました。

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ポートフォリオ比率の推移です。太陽光を中心としたリアルアセットセグメントが徐々に拡大し、またヘッジセグメントが急拡大したのが分かります。

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株式セグメント +6%

では5セグメント個別を見ていきます。まず株式セグメントは6%の増加でした。金利上昇のショックもありましたが、金融緩和の恩恵とワクチン効果は大きく、引き続き拡大です。

 

なんだかんだいって、Amazon、Google、Facebookのグロース株が9%も上昇しました。また、全世界株式も9.7%の増加と絶好調です。一方で、途上国株式は今月はお休みでした。

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グロースが好調、といっても濃淡はあります。実は3月の伸びを牽引したのはFacebookです。Google、Amazonが足踏みするなか、1カ月で14%を超える上昇です。

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銘柄別に見ると次の通り。生活必需品ETFのXLPが8%超の伸びとなっており、出遅れていたコロナ銘柄の復活の影響が出ています。ただし残念ながら、不動産取得絡みの資金調達のために月半ばにXLPを半分売却してしまっています。まったくもって、こうしたタイミングを図るのは苦手ですね。

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売買はそのほかに、エポスカードによる「ひふみプラス投信」の積立、楽天カードによる「楽天バンガード全世界株式」の積立を継続です。資金確保のため(決して利確ではありません)に、両方ともいったん全売却しましたが、積立自体は継続しています。

 

株式ポートフォリオ比率は次の通り。XLPは半分売却したものの、ほかはあまりいじるつもりはありません。

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債券 +5.9%

その8割をARCCが占める債券セグメントです。株価は18.9ドルまで戻り、ほぼ過去最高水準まで復帰しました。月間で3.1%の増加、年初来で11.9%増加です。年9%の配当をもらいながら株価も上昇なので悪くありません。

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リアルアセット +5.7%

今回、リアルアセットは5.7%の増加です。これは稼働中の発電所4基の評価額変動によるものです。実際には検針の問題で、3月ではなく2月の実績を元に評価しています。下記のとおり、2月は晴天が続き、各発電所はよい成績を残してくれました。 

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 この結果を加味して将来の発電想定をわずかに引き上げたことが1つ。そして、木更津発電所が無事に1年経過したことで、DCFの割引を1年分それぞれ繰り上げました。それにより、木更津発電所の評価額が1.7倍に増加です。本当は、毎月将来の割引価値は時間の経過とともに増大するわけですが、計算の都合上、年に1回、反映させたことで一気に評価額が上昇することになりました。

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 リアルアセットでは、ほかに仕込み中の東小岩の一棟アパートがあります。その手付金を含めた内訳は次のとおりになります。こちらもだいぶ分散が効いてきました。

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ヘッジセグメント +22%

3月もさらにクリプト(仮想通貨)の価格が上昇です。それぞれ30%前後の上昇となりました。BNBなどは年初の増加が著しく、30%の上昇が誤差のように見えてしまいます。金(ゴールド)は1.1%の減少。年初来で5%も下がっています。

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この結果、ヘッジセグメントのポートフォリオ内訳はさらに仮想通貨の比率が増し、82%を占めるまでになりました。比率の推移を見ると、仮想通貨のブレイク具合が分かります。

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オルタナティブ +2.4%

現金同等物を短期運用するオルタナティブセグメントは2.4%の増加でした。年初来の月平均リターンも2.26%、年初からの累計リターンは6.5%です。オルタナティブセグメントはキャンペーンやIPO、優待クロス、FX金利アーブなどがメインで、つまり市場環境に影響されません。にも関わらずこれだけのリターンが出せるということは、4%運用を前提としなくても、どのようにでもなるということでもあります。

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ちなみに、3月はいくつも運用に失敗した月でもありました。1つは優待クロスの指値注文のミスによって、29銘柄、4500万円相当もの銘柄をほぼ成り行きで建ててしまったということです。運悪く日経平均の高騰が重なり、一時はヒヤヒヤしました。が、徐々に指値売りを行い、最終的には20万円ほどの損失でクローズできました。 

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もう一つは1年ぶりとなるVIX投資。こちらはFOMCイベントを直前に控え、軽い上昇を狙ってロングしたのですが、見事に失敗。20を下回り、コロナショック後最安値を更新したあたりで買い建てたのですが、その後もVIXは下がり続けました。

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ポジションとしては米国VI(VIX先物)が20ドルまでは耐えられるように証拠金を入れたつもりだったのですが、一時的な下落で追証が発生し、それを見逃していたところ、見事にロスカットされてしまいました。こちらも30万円ほどのロスです。まぁその後もVIXが下がり続けたところを見ると、無理してロングポジションを取り続けなくてよかったともいえます。

 

こうしたミスもあったものの、月間で見ると見事にプラスを確保。さらに、これは届いた優待の中で自家消費してしまう食料品などを計算に入れていないので、まぁ悪くない成績だと考えています。

急激な円安が進む 110円超え

実は今回の成績好調の背景には、急激に進んだ円安の効果もあります。下記は過去1年のドル円チャートです。コロナショックで一時的に102円まで円高になったのち、一気に110円台まで上昇。その後、2020年中は緩やかに円高が進みました。ところが21年に入って今度は円安が進行です。現時点では110.76円と、この1カ月で3.9%も円安になりました。

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 ポートフォリオの5割以上がドル建てなので、為替効果によって2%ほど全体のパフォーマンスが押し上げられたことになります。株式は6%の上昇でしたが、そのほとんどがドル建てなので、為替効果を除くと実は2.1%しか上昇していないということでもあります。

 

結果、資産に占める円の比率は40%を切りました。一方で、仮想通貨比率が14%を超えてきています。不動産取得のために円が必要だというのに、増えるのはドルと仮想通貨ばっかりという状況です。

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ドルと円と仮想通貨の比率は下記のようになっています。金や太陽光なども入れて円はこれしかないわけですから、ある意味珍しいポートフォリオかもしれません。

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最後に配当の状況です。債券の多くを処分してしまったので、インカムはごく僅かです。3カ月の累計で、総資産の0.12%にしか達していません。ただしこれには理由もあって、異名義優待クロスにて、ぼくのポジションでは配当相当分の支払いが発生しているのに、配当を受け取っているのは異名義側なので集計に反映されていません。ここはちょっと今後考える必要があります。

 

また太陽光がしっかりとキャッシュフローを生み出すようになってきました。それをしっかり集計して分かるようにしておきたいとも思います。

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今後の方針

不動産の決済に向けた資金確保が最大のアクションです。3月末決済の予定でしたが、融資の都合で4月に延期になっています。XLPの売却は完了し、野村Webローン活用に向けた施策も順次進んでいます。なんだかんだ時間が経っているうちに、ドル円も相当上昇したので、いまのところ結果オーライではあります。

 

想定以上に仮想通貨が上昇したので、さすがにリバランスの観点から少し売却したいところ。ただし、税金のことを考えると躊躇しますし、なんだかんだ売らずに持っていたら、さらにどんどん上がっていっているというのがまた困ったところです。

 

FI倍率28倍は、想定よりもかなり大きく、セミリタイア状態で給料も一応あるので、資産の取り崩しというところに達していません。この点は、そのうち、しっかりと考察してみたいと思っています。

なお、各セグメントは下記の目論見書に従って運用します。

また計算上の注意点は下記です。

  • このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産は入れていません
  • 株主優待は現金化したもの以外、資産計算していません。取得コスト分だけ資産にマイナスの影響が出ています(ここは今後検討です)
  • 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
  • 法人と個人の資産を合算しています

 【前回2月のポートフォリオ】

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