FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2021年5月の太陽光発電所パフォーマンス 5基まとめ

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毎月恒例の太陽光発電所パフォーマンス確認は、1基追加となって5基。新設発電所も含めて、5月の実績を確認します。

月間発電状況 

5月の発電状況は次のようになりました。5基目となる君津発電所が稼働し、月間総発電量は5万1653kWhに達しました。ちょっと注意点は、君津を除くと、4月の発電量を下回ったことですね。5月はけっこう雨降りの日が続いたので、このように減少することもあります。

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計画と実績の比を示す、発電量の予実はどうでしょうか。今回は2グループに分かれました。それぞれ110%と好調ないすみ発電所、白子発電所に対して、木更津発電所(88%)、筑西発電所(86%)は不調です。新設君津発電所は106%と悪くないスタートです。

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売電とCFの状況

続いて売電額からローン返済額を引いた粗CFです。こちらは大きく伸びていますが、ちょっとからくりがあって、君津発電所の稼働と売電は始まっているものの、ローンの返済は6月からなのです。そのため5月はまるまる売電額受取となりました。

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発電所評価額

これらの状況を加味した、各発電所の時価評価額はどうでしょうか。先月から20%増加して、さらに評価額は増大しました。ただしこれは君津発電所の評価額が追加で乗ったためで、それを差し引くと、先月から4%のマイナスです。5月の発電実績が振るわなかったのが、評価額減少につながりました。

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4つの発電所の評価額比率は次のようになっています。白子やいすみほどではないのですが、新設君津の評価額は悪くありません。日当たり的には四方を山に囲まれており、あまりよくありません。これは木更津発電所と似た環境なので、ダメかな?と思っていたのですが、いまのところシミュレーションを上回っています。パネルが違うのが、もしかしたら良かったのかも。

 

もちろん、夏は日が高いので影になりにくいというのもありそうです。冬になって日が落ちたときに、想定を大きく下回る可能性もあります。ただし、春が想定を上回るのは良かった点。f:id:kuzyo:20210609183339j:plain

IRRの予実は次の通り。相変わらずダメダメな木更津を除けば、そこそこ悪くありません。特に白子のように13%を超えてくると、株や不動産よりいいともいえるかも。収益がFIT制度によって安定していて、かつ20年間発電しきる前提のIRRですから、出口戦略というものがいらないからです(もちろん、20年経過後の処分をどうするか?というのはあります)。

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各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペックは次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン

4月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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