6月末の優待クロスが権利付き最終日を終えました。 しかしクロスは毎年様相が変わりますね。前回の中間報告に続き、今月の状況をまとめておきます。
クロス済み銘柄
まずは早めにクロスしたのが下記4銘柄です。メディアスはGMOで、アルペンは日興と楽天長期の両方でやっています。 今回、すかいらーくとマクドナルドには驚きました。すかいらーくは3週間ほど前、マクドナルドは一週間前に建てたのですが、実質最終日ともいえる25日に日興で怒濤の大量補充。数時間で完売しましたが、さすがに量があったので、秒殺ではありませんでした。
ぷちまにさんが「クロス業界、いよいよチキンかマシンの2択」と言っていましたが、まさに。ぼくはチキン会員として、早めに取得する方向で頑張りたいと思います。
クロス業界、いよいよチキンかマシンの2択の時代だね😳#チキンの会幹部
— ぷちまに@ほぼ全力クロス&川柳 (@petitmoney) 2021年6月25日
25日金曜に建てた銘柄
今回の権利付き最終日は28日なので、日興予約の最終日となる金曜25日に建てても1日しか変わりません。ということで、金曜に建てたのが下記3銘柄。
- 日本マクドナルドHD(2702) 0.68%/5冊 13000円
- GMO(9449) 1.46%/5000キャッシュバック
- ザ・パック(3950) 0.17%/図書C500円
今回GMOは長期縛りが入って初の優待になります。一応、12月末の前に端株は購入済み。そして12月はクロス済み。IRによると、「同じ株主番号で連続して1単元以上所有」という表現となっています。端株を保有していれば株主番号は継続するはず。そして1単元以上保有しているかどうかは、ほふりに「総株主通知請求」を出さなければ分からないはずです。
ではGMOは総会と決算以外で総株主通知請求を出したのでしょうか? カブコムのこちらのサイトから調べると、GMOは総株主通知請求を行っていません。任意の日での株主確認を行うと宣言したサイゼリヤが2019年6月30日、2019年5月31日に続けて総株主通知請求を行っているのとは違います。
そのため端株プラス毎回のクロスでいける銘柄ではないかと踏んでいますが、さてどうなるか。今回答え合わせです。
28日月曜に建てる銘柄
週末に注文を入れていて、権利付き最終日の月曜に建てた銘柄が下記です。
- アイスタイル(3660) 0.77%/割引券
- アシックス(7936) 0.48%/20%引き券
- 小林製薬(4967) 0.26%/自社5000円
- ザ・パック(3950) 0.17%/図書C500円
- グリコ(2206) 0.14%/おかし1000円分
いずれもあまり魅力的な銘柄ではありません。が、思いのほかキャッシュがあったので、とりあえず日興で残っている銘柄を片っ端から取ってみました。
制度クロスでトライ
さて、それでもまだキャッシュがあったので、制度クロスの検討です。今回目を付けたのは、 コーア商事HD(9273)とウイルプラスHD(3538)。それぞれQUOカード1000円がもらえる銘柄です。
コーア商事HDは株価710円、ウイルプラスは1114円と必要資金も少なく、リターンも悪くありません。ただし一般信用は早期に売り切れており、取ることができていませんでした。
制度クロスのリスクといえば言わずと知れた逆日歩です。今回6月の逆日歩は1日だけ。カレンダー的には比較的リスクが小さいですね。コーア商事HDの過去の逆日歩を確認すると、一度も付いたことがありません。さらに、最高逆日歩は640円です。週末時点では注意喚起も出ていません。
ということは、逆日歩MAXを食らっても、クオカードの額のほうが大きいということです。これはGoの銘柄ですね。
ウイルプラスのほうは、しばらくゼロだったのですが、直近は225円(18年)、210円(19年)、140円(20年)と逆日歩が発生しています。そして株価が1000円を超えているので、最高逆日歩も1040円。これはMAXが出てしまうと、クオカード額面を超えてしまいます。
ただしまぁそこまではいかないかな?と踏んで、こちらも制度クロスGOしました。