FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2021年6月の太陽光発電所パフォーマンス 5基まとめ

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毎月恒例の太陽光発電所の実績です。先月の5月はお天気にも恵まれて絶好調でしたが、梅雨入りした6月はどうだったでしょうか?

月間発電状況

6月の発電状況は次のようになりました。総発電量は4万8291kWh。5月からは少々ダウンでしたが、4月の数字をわずかに上回りました。

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計画に対する達成率はどうでしょうか。今回、計画を大きく上回ったのは白子といすみ。一方で、木更津と君津はわずかに計画に及びませんでした。全体としては計画を10.9ポイント上回る結果でした。

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売電とCFの状況

続いて売電額からローン返済額を引いた粗CFです。4月と5月は君津のローン返済がなかったので大きなプラスとなりましたが、返済が始まった6月はやはり、CFの残り方は厳しいですね。木更津に至っては、かろうじて黒字というところです。

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5月などと比べるとかなり見劣りはしますが、別途コストがかかるとはいえ、月間30万円少々が口座に入ってくるのは心強いといえば強いですね。

発電所評価額

この6月の実績を加味して、各発電所の時価評価額を再計算してみました。このグラフのとおり、先月から4%価値は上昇しましたがほぼ横ばいです。

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計算式では年月の経過も考慮しているので、月日が経つごとに得られる残りの収益が減少していきます。その代わりにCFが生まれて現金になるわけですが、つまりDCF評価額は徐々に減少するはずです。それでも横ばいで推移しているのは、全体として実績が計画を上回っているからでしょう。

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5つの発電所の評価額の比率は次のようになりました。君津はまだ2カ月半なので安定していませんが、やはり山の中の発電所はチト厳しい感じです。やはり稼ぎ頭は白子で、木更津と君津を合わせたくらいの評価額です。白子が一番パネルの出力は低いんですけどね。

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IRRの予実は次の通りです。君津はまだ7%超を保っており計画を上回っています。木更津と筑西は計画を下回っており、ちょっと問題児です。IRRは初期投資額を定期預金と考えた場合、複利でつく金利に相当します。2.5%だと苦しいですが、白子のように15%で回ってくれると本当においしいものですね。

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各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペックは次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン

5月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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