FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

ステーブルコインAPY7.5%を求めて Binance流動性スワップの結果とBlockFi

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春からBinance流動性スワップにいくつかの通貨ペアを流動性供給してきましたが、ボーナスタイムは終了したようで、かなり利回り(APY)が下がってしまいました。そこで、新たな運用先としてBlockFiへ。現在、ステーブルコインなら7.5%のAPYが提供されています。

Binance流動性スワップの結果

Binance流動性スワップは、世界最大の取引所Binanceが提供する(疑似)DeFiサービスです。詳細は下記にまとめましたが、要は2つの通貨を預けておくと、けっこうな金利が得られるというものでした。

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リスクとしては、取引所倒産などの信用リスクのほかに、2つの通貨の価格差が開くことによるインパーマネント・ロス(IL)があります。なら、ということで、価格差がほぼ発生しないステーブルコインペアで、流動性供給をしてみたのが、5月11日です。

 

当時掲出されていたAPYは下記の通り。基本的にドルに連動するステーブルコイン同士なのに、年率16.15%って本当に美味しいですね。

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で、今回この利回りが大幅に悪化しました。ちょうど8月に入ったくらいからでしょうか? なんと3.27%! 手数料もBNBのボーナスも大幅に削減されています。これはちょっといただけません。

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流動性スワップの結果はどうだったのか

というわけで、本日8月7日、流動性を引き上げました。結果はどうだったでしょうか? まずプールサイズの変更から。

  • USDC 14.46%数量増加
  • USDT 13.98%数量減少

わずかに供給した流動性全体が増えています。正確には分からないのですが、5月、6月あたりまでは報酬がそのまま流動性プールに追加されていたようなのですが、7月くらいからいったんウォレットに入るように仕様が変更されたように思います。初期の、自動プール追加でぼくの供給量が増加したのではないかと想像しています。

 

そしてBNBで付与されたボーナスが、供給した金額の1.02%。全部合算した単純利回りは、1.16%となりました。預けた期間は88日間なので、年率に直すと4.8%。うーん。年率16%強という目論みだったのに、その半分にも達していません。これはなぜか。

 

理由の1つは、ボーナスとして付与されたBNBの価格が下落したからです。下記はちょうど流動性供給を始めたときから現在までのBNBのチャートですが、当時640ドルあったBNBは現在340ドルまでほぼ半減しています。

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これは、利回りの目論みの多くを占めるBNB報酬の価値が半減したということなので、APYが大きく下がることも致し方ありません。

 

そのほかに出金手数料がかかっていますが、それを合わせてもどうも計算が合いません。うーん、なんでだろう? まぁ、野村Webローンの借り入れ年利1.5%は上回るリターンだし、いいかな? という感じ。教訓としては、あまりに複雑な手続きのある運用は、各所でコストがかかり、さらに思わぬ価格変動リスクがあるため、思惑通りにいかないってことです。

BlockFiではステーブルコインが7.5%利回り

このUSDCとUSDTの移管先は、以前から使っているBlockFiです。BitcoinとEthereumのAPYは雀の涙ほどに下がってしまったのですが、実はステーブルコインについてはかなりの高利回り。5万ドル以下なら7.5%のAPYです。5万ドル超でも5%なので、悪くありません。

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BlockFiの入金アドレス宛てに、Binanceから送金すればそれで手続きはすべて終わり。カンタンにレンディングがスタートしました。リアルタイム(毎時?)で利息が付与され、即時ウォレットに出金できるBinance流動性スワップとは違い、BlockFiは日時計算で、付与は月に1回。そして、出金もいろいろと手続きがあって面倒くさいというのはありますが、ILや手数料を気にすることなく、シンプルに年利7.5%が付くことを考えると、堅実です。

 

利回りが減少するまでは、BlockFiで運用してみたいと思います。

BitcoinとEthereum、BNBをどうするか?

さて問題は、BitcoinとEthereum、BNBです。現在、下記のペアで流動性供給をしています。

  • BTC/WBTC
  • ETH/BNB

いずれも5月時点ではけっこうなAPYだったのですが、現在は、

  • BTC/WBTC 2.4%
  • ETH/BNB 4.68%

とお寒い状況に。FR取りという選択肢もあるのですが、BitcoinとEthereumは永久ホールド銘柄なので、アルトコインに替えてトレードするのも気が向きません。となると、そのままの形でレンディングです。

 

幸い、FTXに買収されたBlockfolioが、レンディングのキャンペーン中で、「全通貨APY8%」のキャンペーンをやっています。どこのレンディングでもBTCはAPYが低いので、8%は大盤振る舞い。アカウントを用意して、Blockfolio(FTX)のレンディングを試してみたいと思っています。

 

なお、Blockfolio(FTX)口座の僕の紹介コードは次になります。もし口座を作ってみたい方がいたらどうぞ。今ひとつ特典がよくわからないのですが、「一緒に無料の暗号通貨を獲得」とあるので、双方にボーナストークンがもらえるっぽいです。

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