FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年3月の投資成績とポートフォリオ 円安の恩恵

毎月恒例の月間投資成績コーナーです。4カ月連続で資産は減少してきましたが、円安の進行と株価リバウンドで、そこそこ資産額は戻しました。

全体は+7%

資産全体は先月から7%増加しました。ただし年初比ではまだマイナス(▲1.6%)。年間生活費に対する資産の倍率であるFI倍率は37倍となりました。

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セグメント別リターン

7%増の中身を、5つのセグメントに分けて確認していきます。現金およびマーケットニュートラルの短期売買を行う「オルタナティブ」、金と仮想通貨の「ヘッジ」、太陽光と不動産の「リアルアセット」、そして「株式」「債券」の5つです(2020年の投資戦略 5セグメントに再編)。

 

株式と仮想通貨含むヘッジセグメントが増加。ほかも全般に上昇したことで、7%増となりました。

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それぞれのセグメントの貢献度を見ると、次のようになっています。株式のリターンは7.1%でしたが、ボリュームが大きいためリターン全体の4割を稼ぎ出しています。

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株式セグメント+6.5%

株式セグメントは6.5%の増加でした。内訳を見ると、けん引したのはグロースセグメントです。とはいえ、1月2月の下落が厳しく、グロースはまだ年初来で6%程度のマイナスです。

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もう少し内訳を見ると、常況がより鮮明になります。GAFAなどはそこそこ戻しました。一方で、S&P500は3.4%の増加とTOPIXの上げ幅を下回りました。さらに、新興国(EEM)は下落しています。

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あれ? リージョン別のところで途上国株式は+1.57%ってあるのに、なぜ個別のEEMはマイナス?と思うかもしれません。これは、リージョン別が円建で記しているのに対し、個別の銘柄については現地通貨建て、つまりEEMの場合ドル建てで計算しているからです。マイナスがプラスになるほど、円安が進んだということですね。

 

年初来で見るとこんな感じ。Facebookの下落幅は圧倒的ですが、ほかも軒並みまだマイナスです。

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なお、売買としては、tsumiki/楽天/SBI/マネックスでそれぞれ5万円ずつカード積立を行いました。合計20万円を積み立てです。一方で、ぼくは資産形成期を既に過ぎ、取り崩し期に入っているので、毎月継続的に20万円積み立てるつもりはありません。ポイント目当てって感じです。ということで、tsumikiと楽天は、この期に過去積み立てたモノを解約しました。

債券セグメント+1%

債券セグメントも円安に救われた形です。ハイイールド債は上昇、BDCのARCCは4%超の下落となり、全体でもドル建てではマイナスでした。ただし、こちらも円安によって円建では+1%です。

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リアルアセット▲0.2%(?)

リアルアセットはわずかに減少です。ただ、今回、ついに懸念だった計測方法を変更しています。

 

これまで数値におかしなズレが生じたのは、かなりややこしい処理をしていたためです。太陽光と不動産事業を行う法人の銀行口座をリアルアセットセグメントに組み込んでおり、銀行口座から証券口座に入出金があるたびに、それを計算していました。銀行口座はリアルアセットで、証券口座はオルタナティブセグメントという構造になっていたのです。これは、証券口座への入出金が複雑になるほど計算が煩雑になり、ややこしくなります。そのために、毎回、リターンがおかしいのは記入漏れではないかという懸念がありました。

 

そこで今回から、下記の要素でリアルアセットセグメントの評価額を計算しています。

  • 不動産DCF評価額
  • 太陽光DCF評価額
  • 太陽光と不動産の入金額をプラス
  • 太陽光と不動産のローン返済をマイナス
  • 太陽光と不動産の費用をマイナス

つまり、銀行口座の位置づけをオルタナティブセグメントに移し、入出金を太陽光と不動産のCFに変えたわけです。入金とローン返済は1物件につき1対しかありませんし、費用はざっくり下記だけです。

  • 税理士報酬
  • 物件ごとの電気代
  • 草刈り外注費
  • 税金

ならば、CFを記入するほうが簡単……という判断でした。集計方法を変えたため、先月比の数字が正しいかはちょっと怪しいです。しかし、来月からは正確に出てくることでしょう。

 

なお不動産のDCF評価額は変わらず、太陽光のほうは0.1%減でした。

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リアルアセットセグメントの半分は不動産です。

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なお発電所の状況は下記に詳しく書いています。

 

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ヘッジセグメント+24.9%

3月に最も輝いたのはヘッジセグメントです。実に+24.9%と大きくリバウンドしました。特に伸びたのが仮想通貨。BTCが27.9%、ETHが33.8%、BNBが25%といずれも上昇です。

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インフレ懸念……というかインフレが止まらない中で、もう一つ輝いたのが金(ゴールド)。月間で7%上昇、年初来では13.4%も上昇しました。過去12カ月では26.8%の上昇です。仮想通貨と同じセグメントに入れておくと、金の価格が止まって見えたものですが、けっこうな上昇率ですね。

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一方で、全く冴えないのがSUSTENのグリーンファンド。投資から5カ月経過ですが、リターンは▲12.19%です。うーん。これはどうしたものか。まずはお試しでやってみて良かったという感じです。

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クリプトの現在のポートフォリオはこんな感じ。一応、2022年の方針としてはBNBの全部とBTC/ETHの一部を売却する計画なので、上昇のタイミングと、経費の創出具合を見計らって動こうとおもっています。

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なお、下記のレンディング中です。

NEXOレンディングはNEXOトークンで受け取っていて、ボラティリティの高さが課題なわけですが、幸いNEXO価格は300円を超えてきて、いまのところ賭けが当たった形になっています。

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オルタナティブ+5.5%

オルタナティブは5.5%の増加。うーん。これも正しいリターンな感じはしないのですが、まぁリアルアセットの計算方法を変えたので、来月からはもう少し信頼度が増すでしょう。

 

3月は借入も行って、全力の優待クロスでした。この集計時点では、借入の返済は完了したものの、クロスの完全解消には至っていません。

 

現在のエクスポージャは下記の通りです。パーセンテージは総資産に対するものです。

  • 優待クロス 7.49%
  • ドルMMF  2.30%
  • ステーブルコインのレンディング 0.84%

為替 大幅な円安

通貨の状況は下記の通りです。ドル円レートが急上昇し、大幅な円安となりました。

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集計は4月1日時点なので、121.42円でやっています。この1カ月のドル円為替を見ると、本当に急上昇でした。1カ月で5.3%も円安に振れたことになります。

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総資産の通貨別比率は、ドル39%、円47%、仮想通貨13.7%。1カ月で総資産は7%増加しましたが、そのうち2%が純粋に円安効果によるものです。

 

仮想通貨や金も、基軸通貨はドルなので、本質的な価格はドルで見るべきだともいえます。となると、実はもっと円安の恩恵を受けたともいえるでしょう。

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なお、配当などのインカムゲインCFは下記にまとめました。

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今後の方針

さて最後に今後の方針です。遅ればせながら、2022年の投資方針を下記記事の中で検討しました。

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結論は、下記のようなリバランスをするというものでした。

  • 株式 45%→30%
  • 債券 5%→20%
  • ヘッジ 13%→10%

ところが、ヘッジセグメントの仮想通貨の上昇で、比率が増加。16%まで増えてしまいました。これは、早々に対処する必要があります。

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順序としては、2022年の雑所得損失額を推定します。そこに収まるように売却を進める構えです。

 

また株式のほうは、Google、Amazon、Facebook株の一部売却に動きます。見通しとしては、今後、ウクライナ情勢が一段落したらもう一度株高がやってくると見ていて、その期に売却かなという感じです。

 

各セグメントは以下の目論見書に従って運用しています。

また計算上の注意点は下記です。

  • このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産は入れていません
  • 株主優待は現金化したもの以外、資産計算していません。取得コスト分だけ資産にマイナスの影響が出ています(ここは今後検討です)
  • 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
  • 法人と個人の資産を合算しています

 【2022年2月の成績とポートフォリオ】

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