FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

固定資産税のnanacoを使ったお得な支払い攻略【2022】

f:id:kuzyo:20220416164709j:plainつい先日まで確定申告をやっていたような気がするのですが、早くも次の税金、固定資産税の季節です。今年は不動産がいろいろと増えたこともあって、かなりの額になります。また、クレカ周りの制度もそこそこ変わりました。どう払うのがお得か、検討してみます。

太陽光、不動産、自動車……

今年の春の税金は、ざっくり下記の感じです。

  • 太陽光発電所の土地固定資産税、設備の償却資産税
  • 不動産の土地建物の固定資産税
  • 自動車税

不動産と自動車税はまだ到着していませんが、太陽光発電所はすべて到着です。土地の固定資産税は、地目と路線価で決まります。まぁ大した額ではないのですが、何しろ広いので、宅地の土地などはそこそこの額になります。償却資産税は、太陽光発電システムの簿価の1.4%の税金です。簿価1500万円のシステムなら21万円になるわけで、意外と大きい。そこで、先端設備等導入計画を提出して当初3年間、償却資産税がゼロになるという特措法を活用するわけですが、これも自治体によってダメだったりして、ぼくの場合、6カ所中2カ所しか適用になりませんでした。

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というわけで、2022年の太陽光発電所の資産税はざっくり70万円ほど。これを一括または年4分割して払うことになります。

最も還元率の高いnanaco伝票払い

資産税の支払い方法はいくつかあります。最も手軽で手間がかからないのは、銀行口座を登録して自動引き落としにすること。ただ、これでは何のお得もありません。

 

もう少し考えるなら、クレジットカードかPayPay/LINE Payで支払う方法です。クレカ払いは、だいたい1万円につき80円くらいの手数料を別途取られます。率にすると最大0.8%といったところ*1。高還元なカードなら0.8%以上の還元があるので、差額分お得というわけです。

 

ただし、税払いでも高還元になるカードは限られるので、そこは注意が必要。例えば、4月末まで2%還元のLINEクレカは、5万円以上の税払いは還元がありません。

 

もっとお得な方法は? というと、そこは電子マネーのnanacoです。資産税の伝票をコンビニ払いする場合、セブンイレブンは現金またはnanacoで支払うことが可能だからです。

 

従来は、リクルートカード(1.2%還元)からAndroidのモバイルnanacoにチャージして支払うのがポピュラーなコースでした。このルートは月間3万円までのチャージにしかポイントが付かないので、計画的なチャージと年間36万円までという制約があるものの、シンプルに1.2%を獲得できました。

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ところが、Androidoのnanacoがチャージに使えるカードの新規登録をセブンカードだけに変更したことで、新規ユーザーは締め出しを食らいました。以前なら、リクルートカードのJCB版とVisa版を使えば月間6万円までチャージできたのですが、切り替えができなくなった今、このルートは使えません。登録済みのリクルートカードを大事に使うしかないわけです。

ApplePayでチャージ可能なiPhoneのモバイルnanaco

そんな中登場したのが、iPhoneのモバイルnanacoです。こちらは、なんとApplePayからチャージできるという特徴があります。つまり、高還元クレカからそのままnanacoにチャージ、税金を支払えるわけです。

 

ただし使えるクレカには制約があって、JCB、アメックス、Mastercard。セブンカード以外のVisaが使えません。当初は、1.5%還元を誇ったTOYOTA Wallet(Mastercard)からチャージできたのですが、このルートは早々に塞がれてしまいました。

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ではどんなルートが現状有望か? 1つは、エポスゴールド(1.5%)→MIXI M(JCB)→nanacoのルートです。エポスゴールドでは「選べるショップ」にMIXIを登録しておくことでポイントが3倍の1.5%になります。MIXI MはVisaのほかにJCBのバーチャルカードもあるため、Apple Payからチャージできるんですね。そして、年間100万円以上利用すると、さらに1%還元。このルートは、2.5%還元が見込めるわけです。

 

もう1つは、auPAYプリペイドカードからチャージするルートです。auPAYプリペイドもMastercardブランドなので、nanacoにApplePay経由でチャージできるわけです。auPAYプリペイドにチャージする手段としては、いくつか候補がありますが、現時点であれば、楽天カード街での利用(2%)→auPAY(0.5%)→nanacoというルートがベストです。エポス同様2.5%還元になります。

 

注意点は3つ。1つは「街での利用」2%を得るには、楽天市場で2万円以上使う必要があり、さらに継続的なキャンペーンとは限らないことです。2つ目は、街での利用は月間10万円が上限だということ*2。そして3つ目は、楽天カードは6月いっぱいで、auPAYへのチャージでポイントがつかなくなること。つまりこのルートは2カ月余りしか利用できないということです。

上限額が制約になる

楽天カードは7月から、auPAYチャージでポイントが付かなくなりますが、2023年のことはそのとき考えるとして、2022年の今年はどうでしょう。月間10万円上限ですから、4月、5月、6月で30万円まではチャージ可能なわけです(毎月楽天で2万円使う前提で)。

 

エポスゴールドのほうはどうでしょう。年間100万円で+1%というのは、逆に決済金額が100万円を超えるとどんどん還元率がダウンすることを意味します。200万円使ってしまったら、還元率は0.5%になってしまいます。しかもエポスの100万円は、tsumiki証券の積立もカウントされることに注意が必要です。毎月5万円の積立をやっていると、それだけで60万円。つまり、実質100万円に到達するには40万円しか使えないのです。

 

エポスで40万円、楽天で30万円。合計で70万円。これが今年の高還元の年間上限になります。あれ? 太陽光だけで70万円、これに不動産がおそらく30−40万円、自動車税が6−7万円くらい来るはず。それから法人の均等割とか、20万円くらいは税金支払いがあるはずです。全然足りませんね。。。

 

超過分の選択肢は次のような感じです。

  • リクルートカードプラス(2%)で、クレカ手数料(〜0.8%)を負担 計1.2%超
  • リクルートカード(1.2%)でnanacoチャージ 上限月間3万円
  • エポスゴールド(1.5%)でnanacoチャージ
  • auPAYカード(1%)/PayPayカード(1%)からauPAYチャージ(0.5%)、からのnanacoチャージ 計1.5%
  • 三井住友ゴールド(Mastercard、1.5%)→auPAYチャージ(0.5%)からのnanacoチャージ 計2%

悩まず使うのならエポスゴールドという感じでしょうか。ぼくは現在持っていないのですが、三井住友ゴールドのMastercardをここで作っておくのも良い選択肢かも。追加で100万円の枠が作れるからです。逆に、必ず年間100万円利用しないと、別のカードで支払った方がお得になってしまうけど。

 

というわけで、2022年の、最もお得な資産税の支払い方法を考えてみました。なお、年4回の支払いは意外と締め切りを忘れがちで、忘れると延滞税がかかります。そこで下記のようなスプレッドシートを使って、Googleカレンダーに登録しておくとよいですね。

 

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*1:1万9999円なら80円で済むので、この場合の率は0.4%まで下がります。

*2:初出で5万円としていましたが、還元上限1000ポイントは、街での利用分+1%のみ対象のようです。つまり、上限10万円ですね。ご指摘感謝です!