FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

RevolutのMetalプランを早期解約の違約金

当初の予定通りですが、RevolutのMetalプランを解約しました。

早期解約3960円

英国のプリペイドカードサービスRevolutは、Metalプランに加入すると金属製カードと1%還元が付いてきます。今回、サービス開始記念で5%還元のキャンペーンを行っていたので、加入していました。

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改めて、ですが、5%還元の期間3月末が終わったので、少し前に解約申請を行いました。

 

表示されたのは、下記のとおり。

  • 違約金は1980円x2カ月の3960円
  • 解約しても、更新日まで継続中

というわけで、解約しました。

収支

収支はというと、下記の通り。まずはコスト。

  • 1月21日〜2月21日 1980円
  • 2月22日〜3月21日 1980円
  • 3月22日〜4月21日 1980円
  • 早期違約金 3960円
  • 計 9900円

そして受け取ったリワード

  • 1月21日〜2月21日 5000円(5%)
  • 2月22日〜3月21日 5000円(5%)
  • 3月22日〜4月21日 5000円(5%)
  • 計 1万5000円

利用金額は約30万円なので、利回りは約1.7%。三井住友カードのXRPキャンペーンやau PAYプリペイドからチャージして、さらに+1.7%ですから悪くありませんでした。

リワードはATM出金可能

ちょっと面白いのは、この1万5000円のリワードがATMから現金出金可能なことです。サービス開始当初、RevolutはクレカチャージしたバリューをATMから出金できると話題になりましたが、国内ではクレカ与信枠の現金化としてクレカ協会が禁じていました。途中から、残高を2種類に分けることでRevolutも対応したという経緯があります。

 

このリワードの残高はというと、なんと現金扱いでATMから出金可能でした。

メタルカードは引き続き利用可能

Metalプランは5%のリワードだけでなく、金属製のカードが送付されてくるのが特徴です。ではMetalプランを解約すると、メタルカードはどうなるかというと、ちゃんと有効期限まで利用できます。

 

有効期間は3年間なので、ぼくのカードも2025年の1月までは利用できる形です。

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Revolut雑感

さてRevolutを数ヶ月使っての雑感です。まず、UIは悪くありません。洋物だけあって、ちょっとバタ臭いところはありますが、auPAYとかに代表される「大企業が下請けに作らせた使いにくさ」感はなく、まさにフィンテックスタートアップ的なUIです。

 

唯一、言葉がどうにもおかしいのは一世代間の洋物の感じ。Revolutは国内法人もあって、日本人が勤務しているのですが、そこのコントロール不足か、能力不足でしょう。キャンペーンページの表現はもちろん、ヘルプページとかも、これ変な日本語でしょ? というのが散見されます。どうして外資はまともな日本人を雇えないんでしょうか。

 

使い勝手はさすがです。ぼくはセキュリティはバランスだと考えている人です。つまり、セキュリティを気にしすぎれば使い勝手は犠牲になるし、そもそもセキュリティ優先で考えられたUIは、セキュリティを保ちながら使い勝手を良くしようという発想さえありません。

 

そのバランスが、Revolutは使い勝手優先です。

 

例えば、セキュリティシステムが作動して取引が一時停止されるというのはどのクレカにもあることです。これが楽天カードとかだと、有人チャットにつないでやり取りしないと解除されなくて、そのためだけに2時間とか待たされます。これセキュリティ云々じゃなくて、auPAYにチャージするのを止めさせたいだけだろ? と思うような罰ゲーム。最悪です。

 

これがエポスカードとかだと、ちゃんとSMSが送られてきて「この取引をしようとしたのはあなたですか?」と聞いてきます。これに「僕です」と答えれば、ちゃんと取引が可能なわけです。同様に、RevolutでもアプリにPush通知が来て、「僕です」とすればセキュリティが解除されます。これが最先端ですねよ。

 

プリペイドは、ガソリンスタンドやホテルなど、事前オーソリで支払いが後から決まる場所では使えないという欠点が知られています。ところがRevolutはけっこう使えちゃうんですね。ホテルは試せませんでしたが、ガソリンスタンドはいけました。そして、こうしたところの支払いは、即時引き落としではなく数日経ってから金額が確定してチャージされるというのが普通です。で、Revolutはどうかというと、この間に残高を別の用途で使ったりすると残高がマイナスになるんですね。驚きました。何か特殊な条件があるのかもしれませんが、少なくとも僕の場合は内部的にマイナスになっていたように思います*1

 

サポートに問い合わせしたときも、スムーズにつながってたいへん安心感がありました。外国人が日本語問い合わせなので、そこはちょっと不安感もあります。「日本語翻訳で担当します」とか言われたので、「Thank You」と返したら、「英語できるんじゃん、じゃあ英語で!」というやり取りになったのは、逆にちょっと親近感でした。

そんなわけで、なかなか魅力的なRevolut。海外にいってドル建て、ユーロ建てとかでクレカ支払いをすることがあれば、このあともお世話になるでしょう。現時点では、必ずしも還元率が高いというわけでもないので、しばらくはお蔵入りになりそうではあります。

 

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*1:勘違いだったらすんません