先日、千葉の太陽光発電所のメンテナンスに行ってきました。そこで、草刈りと防草シートの設置をやってきたのですが、ふとしみじみ「最初の頃に比べると装備が充実してきなぁ」と思ったものです。今回は、太陽光発電所視察に必須のアイテムを。
太陽光発電所視察用必須アイテム
まず何はともあれ絶対に必要なのが長靴です。稼働中の発電所はもちろん、施工前の下見のときでも地面が舗装なんてされてないのが太陽光発電所。安いものでいいので、買っておくに越したことはありません。
僕が愛用しているのはこちら。中敷きが薄くてすぐに取れてしまうので、そこはアフターパーツを別途入れたほうが良いかもしれません。それでも1500円くらいで買えるので、いい長靴です。
続いて、重要なのが頭の保護です。太陽光発電所は、営農型でもない限り、アルミの架台の上にパネルが乗っている構造です。で、ちょうどこれが頭の高さなんですね。しかもアルミ架台というのは、住宅用のように角が丸められていたり保護されていたりなんてしません。切り落としむき出しなのです。
ここに頭をぶつけたりしたら、大怪我間違いなし。下記が実際の僕の発電所の写真です。どうです? 痛そうでしょ。
で、僕が使っているのは帽子ですが、これでも気をつけないと危険。家族が同行するときには、ヘルメットを被せています。
軍手も重要です。白い綿のものではなく、最近は手にピッタリハマるゴム製のものが出ているので、そういうのがいい感じです。
草刈り用アイテム
草刈りでは、草刈り機がまず1つ。エンジン式もありですが、僕はマキタの電動のものを使っています。
電動のいいところは、音が静かなところと振動が少ないところです。逆に課題はバッテリーが切れると使えないところ。でもそこは太陽光発電所なら解決です。発電している電力をそのままコンセントで取り出して、バッテリーに充電すれば良いのです。下記のように増設したコンセントに充電器をつないで充電します。
バッテリー1つを草刈りで使い切るのに20−30分くらいかかりますが、晴れた日なら(曇りでも?)その時間で実用充電可能です。というわけで、バッテリーを2つ持っていけば、発電所なら永遠に利用できるわけです。
一応、カマも持っていっているのですが、実はあんまり出番がありません。
防草シート
防草シートの最大の課題は、大きくて重いことです。先日パネル前にシートを敷設してきたのですが、こちらが2m x 100m。まぁ重さが40kgくらいある感じでしょうか。この長さになると、積めるクルマも限られます。
こんな感じで搭載して運びます。これとセットで、地面に止めるためのピンを忘れてはいけません。
このとき、もう1つ忘れてはいけいのが、プラスチックハンマーです。トンカチを使うと微妙な場面でけっこうプラスチックハンマーは使えるので、1本持っておくと便利です。
今回はこんな感じでシートを敷設しました。
DIYの現場としても面白い
太陽光発電所を持っている人は、自分でいろいろメンテナンスするのを楽しめる人と、外注に出してしまう人と両方いるみたいですね。僕は、たまに自分の発電所に行くのは、状況を確認するという意味でもけっこう楽しいなと思っています。
まぁ身体がキツくなったり面倒になれば、そのときは外注に出してしまえばいいし。たまに「外注引き受けますよ?」というご連絡もいただくのですが、どう計算しても、自分で行って刈ったほうが安いですね。当たり前ですけど。
唯一の課題は、発電所があまりに広いことです。だいたい300坪、1000平米です。注文住宅における全国平均の8倍の広さです。畳にすれば、611畳です。
これだけ広いと、何をやるにしても「まだ半分も終わらないの?」という気分になります。真夏には基本的に行かないのですが、行くとうんざり気分にもなりますね。一人でやっていると心が折れます。というわけで、もし太陽光発電にご興味がある人がいたら、お手伝いしてもらえれば、太陽光から株式投資、仮想通貨から節税まで投資関係何でもレクしますよ。ついでに昼飯もおごります。お手伝いといっても、男性なら現地での肉体労働、女性なら応援でOKです。緩々緩募。ご興味あればTwitterのDMにて。