FIer: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIerを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2022年5月の投資成績とポートフォリオ 下落は続くよどこまでも?

いやはや、いろんな資産が下落していて、上がるのはドル円レートくらいって感じでしょうか? そんな状況の中、毎月恒例の月間投資成績コーナーです。どんな阿鼻叫喚になっているのでしょうか?

全体は▲3.5%

ちょっと釣り気味の入りでしたが、総資産の減少幅は3.5%でした。そんな暴落ってほどではありませんね。年初からの下落幅は▲8.71%となっています。総資産額の規模感としては、2021年7月と同じくらい。丸一年巻き戻った感じです。ちなみに総資産の定義は→*1

セグメント別リターン

3.9%下落の中身を、5つのセグメントに分けて確認していきます。現金およびマーケットニュートラルの短期売買を行う「オルタナティブ」、金と仮想通貨の「ヘッジ」、太陽光と不動産の「リアルアセット」、そして「株式」「債券」の5つです(2020年の投資戦略 5セグメントに再編)。

 

ひどいことになったのはヘッジセグメント。要するに仮想通貨の暴落です。年初からの下落は22%に達しました。

各セグメントのボリュームは当然違うので、総資産の▲3.5%がどんなセグメントによってもたらされたのか、加重平均したのが下記です。要するに、ほぼ仮想通貨が要因です。

株式セグメント ▲0.2%

セグメントごとに詳細に見ていきます。株式セグメントは0.2%の下落でした。分解してみると、まぁ全体としてもそれほど大きな変動はありません。

あれ? けっこう米国株下がっていなかったっけ? と思って調べてみると、S&P500は22日あたりに10%くらい下落したものの、その後戻って、1カ月で見るとほぼ変わらぬ水準となっていました。この間、為替は1%ほど円高に振れたため、日本円建てのパフォーマンスのほうが少々悪くなっている感じです。

ちなみにこれが年初来となると、S&P500ha13.85%の下落。一方で為替が10%ほど円安に振れたため、円建てでは4.5%ほどの下落という状況です。

では株式の中身の内訳はというと、こうなっています。米国が下落した一方で、EFA(北米除く先進国)やEEM(新興国)は上昇。そして日本も上昇と、濃淡が出た1カ月でした。

この一ヶ月のトピックといえば、保有するGAFA株の売却です。5月6日にGoogle、Amazon、Metaの株式を一部売却しました。直近1カ月で見ると、まぁベストなタイミングで売ったという感じでしょうか。といっても売却したのは10%いかないくらいなので、もっと売っておいてもよかった……なんて今更ながら思ったりして。

そのほかの売買は売買としては、tsumiki/楽天/SBI/マネックスでそれぞれ5万円ずつカード積立を行いました。合計20万円を積み立てです。カブコムも5月3日に申し込んだのですが、なんと初回の約定が7月だそうで、なんだかなぁという感じ。積立開始タイミングにもよりますが、現在の損益は下記の感じです。ちなみに投信積立は、そこそこの額に達したら全部売却しています。

  • tsumiki +1.1%
  • 楽天  ▲2.04%
  • SBI   ▲0.45%
  • マネックス +0.7%

債券 ▲4.7%

債券は4.7%の下落です。比較的好調に推移していたARCCの株価がジリジリと値をさげているためです。年初では8.5%も下落しました。もっとも、円安効果でそれが相殺されてしまっているのが、なんとも微妙な感じですが。

リアルアセット ▲1.4%

リアルアセットは1.4%の下落でした。計算方法を変更して、法人銀行口座を切り離し、純粋に太陽光と不動産のDCF評価値をCFで補正する形にしています。太陽光は20年のFITの終わりがあるので、そこに向けてDCFは下落。一方で、毎月CFが生まれているので、減少するDCFを入ってくるCFで補って、結果どのくらいのプラスになるか? という資産です。

 

先月は0.3%の増加でした。ところが、今月は1.4%の下落。これはアレです。税金です。税払いについては、月次に按分して計算する財務諸表的なやり方もありますが、どうせ月次でまとめているので、払った月に反映でもいいでしょう。

 

下記はリアルアセット資産額の推移です。発電所と不動産が現在の形になった昨年4月に大きく資産額が増加し、そこからはなだらかに減少しています。もちろん、減少した分、キャッシュが入ってきているわけでですが、バランスシートとしては縮小方向だということです。

不動産については、また空室が出て、現在客付け中。なかなか満室が続かないのが辛いところです。太陽光については下記に詳細にまとめています。

 

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ヘッジセグメント ▲18.1%

さて激しく下落したのがヘッジセグメント。要するに仮想通貨が暴落しました。Bitcoinで17%、Ethereumが30%という下落です。NEXOトークンなんて半値になってしまっています。一方の金地金は年初から+13%。今月は2.7%下落したものの、さすがゴールドです。

クリプトの下落はけっこうなものがあります。株価の持ち直しとともにBitcoinなどは再び400万まで戻ってきましたが、過剰マネーが薄くなるとクリプトは厳しい時期が続きそうです。

なお、下記のレンディング中です。BinanceのBNBレンディングはいったんすべて停止。BNBも売却してステーブルコイン化し、ステーブルコインのレンディングに回す方針です。BTCとETHも一部売却の予定でしたが、ここまで一気に下がると売りどきが難しいですね。下手をすると、リバランス不要なほど値が下がってしまうかもしれません。

オルタナティブ ▲0.4%

オルタナティブは0.4%のマイナスと出ていますが、優待などコストが先行して発生して、入金は遅れるので、このくらいの差異は出る感じです。

 

運用中のポジションは下記の2つです。パーセンテージは総資産に対するものです。

為替129円超え

126円台まで円高方向に振れて、為替ヘッジをせっかく掛けてみたのですが、ここに来て再び円安加速です。足元129円まで上がってしまいました。

 

円資産の比率は49.4%。実際には円建てで投資している投信の投資対象が海外資産っていうのも多いので、円の比率は4割を切るくらいだと思います。

今回為替は1カ月で129.79→128.71円に変化。0.83%円高に振れました。これを現在のドル資産の比率で計算すると、総資産のリターンを0.33%押し下げたことになります。

 

なお配当などのインカムゲインについては下記にまとめました。

 

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今後の方針

GAFA株の売却とクリプトの売却という、リバランス方針を立てましたが、完全に実行しきらないうちに、どんどん相場が悪化しています。こういうのは、思い立ったらまず実行してしまうのが吉だと、後悔しきりです。

 

一方で、「このまま円高に戻ったらヤバい」と思って用意したオプションを使った為替ヘッジポジションは、ぐんぐん円安に進んだせいで、大損失です。まぁドル資産の一部しかヘッジしていないのと、円安に進めばドル建て資産が増加するので、資産全体で見れば増加しているのですが。

 

このあとは、株とクリプトの戻り状況を見ながら、早めにリバランスをしかける感じです。現在のアセットアロケーションはこうなっています。

 

またGAFA株を一部売却したドルが、総資産の4%くらいになっているので、これを一部円転しようかと画策しています。50銭なりの為替手数料を取られてしまうのがしゃくですが、まぁ仕方ないかも。

 

各セグメントは以下の目論見書に従って運用しています。

また計算上の注意点は下記です。

  • このポートフォリオには、生活防衛資金、401k、各種貯蓄性保険、年金、家族の資産は入れていません
  • 株主優待は現金化したもの以外、資産計算していません。取得コスト分だけ資産にマイナスの影響が出ています(ここは今後検討です)
  • 含み益も資産として計算されているので、ここから税払いが発生する場合があります
  • 法人と個人の資産を合算しています

 【2022年4月の成績とポートフォリオ】

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*1:株式や債券、仮想通貨など金融資産は時価評価。金は時価評価。不動産や太陽光発電所は、将来CFを元にDCF法で現在価値を算出。それらを合計しています。いわゆる簿価の総資産額や純資産額ではなく、できる限り市場価格に近い、株式と同列に比較できる資産額を目指しました。