5月の太陽光発電所の発電量がまとまりました。ちなみに5月というのは、1年間の中で最も発電量が増える時期です。というわけで、さすがに合計発電量は過去最高となりました。
過去最高発電量
6発電所の合計発電量は5万8400kWh。平均的な一般家庭の電力消費量の162世帯分にあたります。そう考えると、ちゃんと発電所やってる感じです。
ただ、計画比では93.4%とまたしても100%に達しませんでした。なんと、5月に計画を上回る発電量だったのは、エース発電所の白子(110%)だけ。君津なんて、計画比83%という体たらくです。
冒頭で、「5月は最も発電する月」と書きましたが、過去実績による月別平均発電量をまとめたのが下記グラフです。平均は9926kWhとなり、年間トップ。梅雨に入る6月はそこから落ち込み、真夏の8月は再び増加します。そして9月からはガクンと落ち込む傾向にありました。
売電とCFの状況
売電売り上げからローン返済を引いた粗CFの状況です。44万3000円あまりとなり、ローン返済の据え置きがあったタイミングを除けば、こちらも過去最高額。逆にいうと、太陽光6基の粗利として、最も期待してこの額ということでしょう。
発電所評価額
ではこうした実績を元にした発電所の評価額はどうでしょうか。うーん。なんで下がったんだろ? ちょっとDCFの計算式に全自動ではないところが見つかったので、もしかしたら手動操作漏れによる計算ミスかも。
続いては、発電所の実績を銀行預金の金利と比較できるIRRです。君津の1.3%は、なんだこの低い利回りは? という感じですが、いやはやまぁもうしょうがないですね。20年付き合う感じです。赤字でないならしょうがないか、みたいな。
ここから数ヶ月は、けっこうしっかり発電してくれて、太陽光にとって美味しい時期が続く季節です。ただ、本格的に雨が降り始める前に、もう一度草刈りに行っておかなくちゃならないかな。防草シートの効果も改めて確認したいところです。
各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
4月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。