三井住友カードがやってくれました。タッチ決済を使った場合の5%還元を、コンビニ3社とマクドナルドにて恒常的に実施していいましたが、これをアップデート。ドトールやサイゼリヤでも5%還元にしたのです。
10月のアップデート
10月1日からのアップデートで、下記が変更になっています。
- 5%還元となるチェーン店が追加
- 対象カードが追加
まず、追加となるチェーン店は下記のとおりです。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
- セイコーマート(新規
- ポプラ(新規
- すき家(新規
- ココス(新規
- はま寿司(新規
- サイゼリヤ(新規
- ドトール(新規
- エクセルシオール(新規
- かっぱ寿司(新規
さらに、これまでNL(ナンバーレス)またはCL(カードレス)だけが対象でしたが、通常の三井住友カードも対象になりました。三井住友カード for Ownersも対象です。ただし、それ以外の法人カードと提携カードは対象外です。
さらに、家族を登録すれば家族の人数分だけポイントがプラスされます。家族5人を追加すれば+5%となるわけですが、こちらの対象店舗も同様に追加になりました。
つまり家族5人登録すれば、サイゼリヤの支払いが10%還元になるわけで、これは小さくありません。コーヒーチェーンでも、ドトールとエクセルシオールは最大手であり、これが最大10%還元というのはかなり使い勝手があります。
還元は身近店舗勝負
この動きは、セゾンゴールドプレミアムの特典と同じです。こちらのカードは「毎日使うが楽しくなる」とうたい、セブンイレブン+ローソンのほか、スタバ、珈琲館、カフェ・ド・クリエ、カフェ・ベローチェで最大5%還元を実施しています。
さらに複数の映画館で鑑賞料1000円を実現しており、このあたりも追随してくると、ますます身近な店舗での利用がお得になります。
これまでのリワード、還元競争では還元率が勝負の中心でした。しかし、2%を超える還元は赤字にしかならず、なかなか難しいのが実情です。しかし、特定の店舗とのタイアップ企画であれば、その店舗から集客料金として割引分を徴収すれば、2%を超える還元を実現できます。
これを最もうまく活用していたのは楽天グループで、楽天市場への集客という観点で還元率をアップさせ、さらに楽天グループ内サービスを使ってもらえばさらに還元するSPUという仕組みが大ブレークしました。
セゾンや今回の三井住友カードの取り組みは、これを同一グループ内ではなく、アライアンスで実現しようという取り組みだといえるでしょう。今後も還元競争は終わらなそうです。