FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2023年1月の優待クロスは、2銘柄8個で打ち止め

1月も明日は権利付き最終日。早くも1月のクロスの時期になりました。取ったのはわずか2銘柄8個。まぁ1月なんで、こんなものでしょうか。

1月の獲得銘柄

1月のクロス銘柄は、日駐と積水ハウスです。

日駐は日興で本日18時ちょっと前に大量に出たため、一般信用でゲットしました。積水ハウスは制度です。

 

積水ハウスについては、こんな腹積もりでいます。優待のお米を取得できるのが1000株なので、それを例に計算しますね。まず1株あたりの配当が52円の予想です。1000株で5万2000円になります。

 

制度クロスの場合、買いは現物ですので配当をまるまるもらえますが、売りのほうは所得税分を引いた支払いで済むようになっています。いわゆる配当調整金です。正確には84.685%、つまり4万4037円の支払いです。つまり、差額の7963円が収益として入ってきます。これがいわゆる「配当クロス」です。

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一見美味しい制度クロスですが、リスクもあります。そう、逆日歩です。制度クロスの場合、この配当差額よりも小さい逆日歩で済めば大成功ということになります。

 

積水ハウスは現在注意喚起は出ていないので、権利付き日ということで4倍止まり。最大逆日歩は20円となっています。1000株なので、2万円ですね。7963円に大して2万円を払ったら大損害。ただし最大逆日歩の可能性は薄いと踏んでいます。

 

過去の逆日歩は、下記の通りでした。

  • 22年1月 3.3円 1日
  • 21年1月 3円 3日
  • 20年1月 7.5円 3日
  • 19年1月 3.15円 1日
  • 18年1月 5.9円 1日

一応、逆日歩が7.9円を超えなければ、差し引きはプラスになるので、お米だけをもらえます。まぁ悪くない賭けでしょう。というわけで、制度で行った感じです。

 

ただ積水ハウスの株価は2500円程度と高く、これが1000株となると250万円を超えます。そこそこの資金が必用なのと、これを(ほぼ)手数料無料で買えるところは限られるので、そこがやっかいな点ですね。

2月のクロス銘柄

さて2月はうってかわって優待が豊富な月です。現在は下記をクロス済です。

西松屋とオークワは2月20日銘柄で、早々に抑える必要がありました。イオン北海道はちょっと例外です。

 

イオン北海道はPOで発行済み株式数の13.3%を売り出す計画が嫌気され、下落が続いています。

ときに、僕はこのニュースが出る前にイオン北海道を抑えてありました。というか、正確には押さえたつもりになっていました。そう、ショートポジションだけが建っていたのです。その結果がこれ。

クロスしたつもりで片側だけ建っているという状況は、本当によくあるものですが、今回はそれが良い方に出ました。まったく、これだけ表を作って管理していても、こういうミスをやってしまいます。1月は大した銘柄がないので、気が緩んでいたというのもあります。

 

ともあれ不幸中の幸い。明日27日に現物も買って、クロスにする予定です。

 

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