FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2023年3月の太陽光発電実績 あと何年で初期投資資金を回収できるか

2023年3月の太陽光発電実績がまとまりました。やっと春めいてきて発電量も上向きに。ただ、昨対ではまだマイナスのままです。

 

3月の発電量

3月に入ると比較的天候が安定しているのに加え、日も長くなってきたために日照量が回復してきています。全発電所の合計発電量は5万2637kWhと戻ってきましたが、対前年では93.8%。まだ少し発電が足りません。

当然、予実比で見ても平均91%とふるいませんでした。

月別の発電量ピークは、梅雨に入る前の5月ですので、ここから頑張って欲しいところです。

粗CFは34万円少々

売電額(消費税抜き)からローン返済額を引いた粗CFは34万1637円となりました。木更津発電所も黒字となり、やっとちゃんとした収入といえるくらいの雰囲気です。

さて、今回はNEW!なグラフです。太陽光発電は、システムこそフルローンですが、それ以外に土地代金や売買手数料、東電の工事費負担金などなどが必要です。特に土地代金は小さくありません。

 

そうした初期投資額を、粗CFの累計によってどのくらい回収できているかをグラフにしてみました。累計粗CFがマイナスの木更津は別格として、ほかはだいたい20%から40%くらいの回収進捗です。年数に直すと、あと4年から9年で初期投資資金を回収できることになります。

不動産だと、資金回収期間は5〜10年と言われていて、太陽光は表面利回りが高い分、もう少し早いというイメージがありましたが、実際は同様な感じです。もっとも、太陽光は15年ローンが基本で、FIT20年終了までの最後の5年で大きなリターンを得るので、資金回収期間だけ比較してもあまり意味がないかもしれません。

 

なお発電所のIRRは、もはや安定していて変化がないので、記載を省略します。

 

各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。

FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。

  • 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • 筑西発電所  JAソーラー(97.2kW)/オムロン
  • いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
  • 白子発電所  JINKO(87.42kW)/オムロン
  • 君津発電所  JINKO(97.2kW)/オムロン
  • 石岡発電所  Qセルズ(98.8kW)/オムロン

↓2月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。

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