FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

楽天モバイル&楽天プレミアムカードを申し込む、損得の分岐点は?

Rakuten最強プラン 業界最高水準人口カバー率99.9%※1 日本全国の通信エリアでデータ高速無制限 2,980円/月 税込3,278円※通話料等別 使わなければ勝手に安く3GBまで980円/月 税込1,078円楽天モバイルが「最強プラン」を投入しました。これはKDDIローミングを再度強化してカバレッジエリアを広げ、回線満足度を上げようという試みです。ただ料金プランは従来どおりなので、ぼく的にはちょっと物足りなく、今回はスルーかな? と思っていました。

 

ただ、ちょっと気になるのは「Rakuten Link」のデスクトップ版です。要するに、Windows/Macから無料通話が可能になるというもの。詳細がまだ分かっていませんが、意外といいかも!?

 

ということで、もう一度楽天モバイルを調べ始めたところ、よくよく計算すると通信料を、SPUのアップ分でペイできるかも? と思い始めました。同様に、楽天プレミアムカードについても、ペイできるかも。分岐点を考えてみました。

楽天モバイルの損益分岐点

まずは楽天モバイルです。サブ回線として使うとして、最低価格は1081円。これは3GB未満の990円+消費税の1078円に、ユニバーサルサービス料/電話リレーサービス料で2〜3円を足したものです。

 

対してメリットの方は、ダイヤモンド会員の場合で+3%(獲得上限月間7000pt)です。

最低料金の1081円を+3%アップで獲得するには、割ってあげると3万6000円だということが分かります。ただこれは税抜なので、消費税分を足すと3万9600円です。分岐点は3万9600円、だいたい4万円だということが分かりました。

楽天プレミアムカードの損益分岐点

楽天プレミアムカードは、年会費1万1000円のカードです。プライオリティ・パスが無料発行されるレアカードであるほか、SPUプラス2%の特典もあります。さらに先日、クレカ積立の還元率が1%にアップすることも発表されました。これまた熱いカードです。

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年会費1万1000円分を+2%アップで獲得するには、割ると55万円の利用が必要なことが分かります。これは年額なので月間にすると4万5834円。同じく消費税分を足すと5万418円が損益分岐点となります。

 

ちなみにクレカ積立の還元率アップ(+0.5%)を考慮に入れると、年間上限の60万円積立時で3000円アップですから、年間コストがそれだけ下がって8000円。年間必要利用額は40万円に下がり、月間で3万3334円、消費税を足して3万6667円となります。

 

さらに楽天プレミアムカードには「選べるコース」という選択肢があり、ここで「楽天市場コース」を選ぶと、火曜、木曜の楽天市場での買い物が+1%になります。

さらに、誕生月はポイントが+1%となる特典も付きます。

 

楽天では、0か5の付く日は+2%の還元ですが、そこに火曜か木曜が重なると、さらに+1%になります。2023年の今後でいうと、下記の18日間。年間の4%程度が条件に合致する感じ。実際はこれとマラソンなどのセールもマッチしないと、今ひとつ使い勝手が悪いわけですけど。

  • 5月:25日(木)
  • 6月:15日(木)、20日(火)
  • 7月:25日(火)
  • 8月:10日(木)、15日(火)
  • 9月:5日(火)
  • 10月:5日(木)、10日(火)
  • 11月:30日(木)
  • 12月:5日(火)
  • 1月:25日(木)、30日(火)
  • 2月:15日(木)、20日(火)
  • 3月:5日(火)
  • 4月:25日(木)、30日(火)

ぼくの楽天利用額は?

このように、分岐点は月間で次の額だということが分かりました。

  • 楽天モバイルの分岐点:3万9600円
  • 楽天プレミアムカードの分岐点:5万418円
    • クレカ積立考慮の分岐点:3万6667円

ではぼくの楽天市場利用額はどうでしょうか? 調べてびっくりこんな感じです。

月平均で11万3752円、年間合計だと132万8361円。なんかものすごい上顧客じゃないですか! 実際、2022年は楽天経済圏に目覚めた年で、獲得ポイントも年間20万ptを超えています。

ここで、もし楽天モバイルとプレミアムカードに入っていたら、少なくとも次の追加ポイントが得られていました。コストはカッコ内です。

  • 楽天モバイル:39,850円(12,960円)→損益26,890円
  • 楽天プレミアムカード:26,567円(11,000円)→損益15,567円

つまり合わせて42,458円相当の追加ポイントをゲットした上に、すべてが火曜か木曜の注文ならさらに13,283ポイントが得られ、誕生日月はさらに追加が得られ、その上クレカ積立の還元は1%に増加し、3GBのデータ通信とPCでも使える無料通話機能が手に入ったというわけです。

 

年間利用額が直近12ヶ月の半分になってもちょうど損益分岐点くらいなので、どう考えてもこれは楽天モバイルと楽天プレミアムカードに申し込まない手はない……ような気がしてきました。

 

デメリットは何かというと、月間平均5万円は楽天市場でモノを書い続けなくてはいけないということ。なんというか、微妙といえば微妙。買い物をするとお得なのはいいのですが、お得のためには買い物をしなくてはいけないというのは、どうにも本末転倒です。現在は一切せどりとかはやっていないのですが、月間5万円がミニマムだと規定されると、そのうちせどりとかも考慮しないとキツイ日がやってくるかもしれません。

 

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