ほんと、三井住友カードが攻めてます。7月1日からポイント還元率を改定し、スマホタッチ決済による特定店舗の決済で＋2％還元とします。これにより、ベース還元率が7％に。ほんとやりますね。
コンビニ／ファミレスでの還元率をアップ
ご存知のとおり、三井住友カードはコンビニやファミレスなどの特定店舗でタッチ決済を利用した場合、通常還元率に+4.5％して5％還元という施策を行っています。
対象店舗は、ファミマを除くコンビニ各社、マクドナルド、すかいらーくグループ、サイゼリヤ、ココス、すき家、はま寿司、かっぱ寿司、ドトールグループのカフェと、大手どころを網羅。あえていうなら、スシローやスタバ、タリーズあたりがほしいですが、さすがにそれは欲張りすぎです。
これまで、この還元は下記のような特徴がありました。
- プラスチックカードのタッチでもスマホタッチでも同じく5％還元
- タッチ決済以外は2.5%還元（＋2％）
これが7月1日以降は、タッチ決済以外の追加還元がなくなる一方で、スマホタッチ決済がさらに＋2％されて7％還元になるのです。
ちなみに、これはプラチナプリファードでも同様です。タッチ決済以外が追加還元ゼロとなる一方、スマホタッチは＋6％（基本が1％なので計7％）、プラスチックタッチは＋4％となります。
まとめるとどうなるか
少々ややこしいのでまとめておきましょう。下記は、カード別にポイントアッププログラムを組み合わせた場合の還元率を計算したものです。やっぱり＋2.0%の効果はかなり大きいぞ。コンビニが常時12.5%還元とか、バグってる感じです。
一応説明すると、「年間100万円以上利用ボーナス」は、ゴールドおよびプラチナプリファードでは、年間100万円利用で1万ポイント付与なので、追加で1％還元となります。
「Olive選べる特典＋ログイン＋2％」は、Oliveカードを保有していれば全ての三井住友カードに追加される特典で、「選べる特典」で＋1％ポイントアップを選び、また月1回のアプリログインで1％追加されるため、計＋2％です。
「リボ払いによる追加還元」は、リボ払いを設定すると+0.5%されるというもの。「家族登録」は家族の三井住友カードを登録すると、1人につき＋1％されるというものです。
そのため、SBI証券で三井住友銀行経由口座を開いてOliveを使っているとか、三井住友銀行の住宅ローンを使っているとかだとさらに還元率は上がりますし、家族も最大5人まで登録できるのでさらに＋3％できます。店舗が限られるとはいえ、相当な還元率です。
スマホタッチはVisaが便利
こうなると、メインの決済方法がどんどんスマホタッチになるわけですが、制約もあります。Google PayではMastercardのタッチ決済（コンタクトレス）が利用できないのです。
- Apple Pay：Visa ／ Mastercard
- Google Pay：Visa のみ
まぁプラチナプリファードのオーナーならVisaオンリーなのでどっちでもいいのですが、auPAYチャージのためにMastercardのゴールドカードを作ったAndroidユーザーは、これを機にVisaやプラチナプリファードを作るのがよいかと。
また、マクドナルドのスマホオーダーは、待ち時間ゼロでたいへんいいのですが、こちらは上乗せが最初からありません。そのためゴールドカードで▲4.5%、プラチナプリファードで▲2.0%還元率が減少します。店舗で並んでのスマホタッチの優位性が増してしまいました。
いずれにせよ、三井住友カードの還元における強さが光ります。ネットショッピングではやはり楽天カードが強いのですが、リアルの買い物ならばやはり三井住友プラチナプリファード。下記から申し込むと相互に1万ポイントもらえる紹介リンクを貼っておきます。
また下記はOliveの紹介プログラムです。相互に1000pt付与です。
SF00149-0001034
