FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

高還元クレカ支払いルートの研究 今後のルート閉鎖情報【2024年夏】

この夏の高還元クレカ支払いルートは、新しいルートの開通もなく、どちらかというと閉鎖の話題ばかりです。ただ今後の閉鎖状況も踏まえて、いったん状況を整理しておいたほうがいいと思い、まとめました。

現状と今後起きること

まず現状のルートと、今後起きることのまとめです。前回からの変更はメルカードからのIDAREチャージがすでに還元対象外になったこと。そして、今後マネックスカードからのチャージ対象外、LINE Payのサービス終了が予定されています。

最高還元だが店舗限定のプラチナプリファード

ここからは高還元順に解説します。プラチナプリファードは通常2.5%還元(後述)に加え、特定店舗においてはプラス還元があります。さらにその中の一部店舗については、OliveのVポイントアッププログラムで2%〜5%程度のアップが可能です。

 

まず下記がOliveのVポイントアッププログラム対象店舗。タッチ決済前提でベースが6%還元*1、通常が2.5%なので合計8.5%還元です。さらに、家族の登録で1人あたり+1.0%、Vポイントアッププログラムで最大8%(無理しなくても2%)が上乗せされるので、12%程度は還元されます。

これとは別に、プラチナプリファード専用の特約店があり、主なところで下記のような還元率となっています。

  • タクシーGO 2.5%+4%
  • ETC 2.5%+2%
  • 大賀薬局/杏林堂/クスリのアオキ/ココカラファイン/トモズ/マツモトキヨシ/mac/ヤックスドラッグ 2.5%+1%
  • ライフ/オークワ/平和堂/京王ストアなど  2.5%+1%

通常カードのポイント加算店舗が増加した結果、プラチナプリファードならではの特約店の存在感が減少している感じもします。

LINE Payなら5%還元

続いて高還元なのがLINE Payです。LINEクレカポイントプラスを使うことで、下記の条件で5%が還元されます。

  • 月間1万円まで
  • LINE PayまたはQRコード読み取り方式のPayPay加盟店

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ただしこの方式は2025/4/23には終了の見込みです。

楽天ペイ4.5%還元

一方、6月から還元率がアップしたのが楽天ペイです。詳細は下記の記事を見ていただくとして、楽天キャッシュを下記のルートでチャージすることで4.5%まで還元率がアップします。

www.kuzyofire.com

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注意点はルートのそれぞれに月間上限額が設定されていることです。楽天キャッシュは投信積み立てなどにも使えるので貴重。何に使うかをよく考える必要があります。

LINE Payタッチ決済で3%還元

続いて還元率が高いのがLINE Payのスマホタッチ決済。毎月エントリーには注意ですが、月間1000pt=利用額3万3334円まで3%が還元されます。

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ただしこちらも来年の1/31には終了となるのは残念なところ。

Amazonや国税も3%還元

ECおよび国税の支払いなどに使えるAmazonギフト券は、3%還元でチャージ可能です。

 

三井住友ゴールドMastercard→JAL Pay→ANA Payルートは3%還元になりますが、ここは楽天キャッシュを優先したいところ。そのためAmazonギフト券については、別のカードからチャージしましょう。

チャージできるのはJCBカードだけで、かつ還元が発生するカード。ぼくはこれまでマネックスカードを使ってきたのですが、9月6日からマネックスカードからファミペイチャージがポイント対象外になります。そのため、先日別ブランドでの2枚持ちが解禁されたPayPayカードでJCBブランドを申し込みました。

SuicaやPASMOも3%還元

同じく他のECサイトやSuica/PASMOの利用も最大3%還元が可能です。ルートとしては、三井住友ゴールドカード(Mastercard)を起点としJAL Pay−ANA Payを経由するもの。本人確認を行えば上限が月間30万円なので、比較的余裕があります。このルートが開いている限り、ポイント還元もないauPAYの出番はなさそうです。

プラチナプリファードを2.5%還元にする方法

残ったのは、汎用性が高いプラチナプリファードです。プラチナプリファードは通常1.5%還元なのですが、下記と組み合わせることで2.5%まで還元率をアップできます。

これをバンドルカードにチャージし、バンドル経由でPASMOなどの交通ICにチャージすれば、ダイレクトの場合はつかないポイントも付与されます。またいったんIDAREにチャージすれば、その残高に対して年率2%のポイントが付与されるので、少しだけお得になりますね。年間ボーナスは100万円単位なので、ぴったり揃えるためにチャージするのにも利用できます。

 

ちなみに6月30日をもって、+0.5%還元は新規には利用できなくなりました。既存ユーザーは継続できます。

 

www.kuzyofire.com

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*1:通常カードなら6.5%だが、プラチナプリファードは6%