7月に始まった大きめの調整ですが8月も継続して下落しました。一時、底を打ったかのように見え、8月30日には再びS&P500などは過去最高を更新しましたが、再び下落が始まっています。が、この記事は8月31日時点のお話。
現在、バケツ戦略に基づいて資産管理をしています。7月の資産状況についての分析は次の通りです。
- 8月の総資産(バケツ状況)
- 8月の生活費
- 8月の資産からの現金収入
- 8月の資産からのリターン ※本記事
長期バケツの月間リターンは▲5.4%
バケツ戦略の中でリスク性の高い長期運用資産を取り扱うのが「長期バケツ」です。現在、生活費21.6年分の資産が入っています。長期バケツの月間リターンは▲5.4%(税引き前・配当除く)となりました。
前月に引き続き、だいたい下落。上昇したのはMetaとXLP(米・生活必需品ETF)。そしてヘッジファンド的な運用を行うSUSTENのグリーンファンドくらいでした。逆に下がったのは株もそうですが、クリプトの落ち方が激しいですね。ボラは相変わらず高い感じです。
保有比率も加味した長期バケツ全体の減少の内訳を見ると、この通り、ほぼBitcoinとEthereumでした。株価も下がった感はありますが、ぼくのPFでは減少したのはほぼクリプトのせいです。
そんなわけで、先月は長期バケツ内の20%をクリプトが占めていたのですが、3ポイントほど減少しました。
どんな資産が入っているのかと言うと、こんな感じ。毎月クレカで積立ているだけあって、オルカン(eMAXIS Slim全世界株式)の比率が徐々に上がってきています。
中期バケツは安定
続いて、インフレに負けないくらいの安定運用を目指す中期バケツです。6.5年分の資産が入っています。債券4割、太陽光4割、金インゴットが2割といったざっくり比率です。
もう少し細かく見ると、債券にはTLT=米超長期国債ETF、IS米国債20年ヘッジ=TLTの為替ヘッジ付き東証上場版、個人向け国債、HYG=ハイイールド債ETFなどを保有しています。
で、パオーマンスはというと、うーん。微妙です。3倍レバレッジTLTであるTMFはさすがに上昇しましたがそれでも+1.5%。円高も進んだため、債券価格が上昇したものが打ち消された感じです。当然、為替ヘッジ付きのIS米国債20年ヘッジは+3.9%も伸びました。
8月の売買と今後
8月は特に何も売買しませんでした。毎月繰り返しているクレカ積立だけです。金額は引き続き75万円。オルカンは買い増しはしても売却はしていないので、年間900万円分くらいのペースでオルカン投資家に近づいています。
- 楽天証券 15万円(オルカン)
- SBI証券 10万円(オルカン)
- カブコム 10万円(オルカン)
- マネックス10万円(オルカン)
- tsumiki 10万円(セゾングローバル)
- コネクト 10万円(オルカン)
- PayPay 10万円(オルカン)
9月はけっこう戻すかな? と期待していたのですが、どうやら市場は引き続き悪化のようですね。あとは中期バケツの債券が、株下落のうちの一部でも相殺してくれればと思うのですが。