今日、献血に行ってきたのですが、セットで骨髄バンクに登録することができます。白血病などの患者に骨髄移植を行うために、ドナー登録を行うもの。腎臓の提供などと違って、ドナーとして提供してもすぐに回復します。ただドナー側も入院が必要なので、時間に自由があるFIRE者ならではのものかな。
骨髄バンクドナーから移植を受けられるのは半分
白血病などの病気にかかった人のうち、約2000人が骨髄バンクドナーからの移植を望んでいるそうです。しかし、移植には2人と白血球の型が一致する必要があり、その確率は数百〜数万分の1。実際に移植を受けられるのは半分程度なのだそうです。
ところが登録されているドナーは55万人だけ。そして年齢制限があって55歳の誕生日でドナーから強制的に外されてしまいます。献血以上に「年を取ってからでは遅い」のが骨髄バンクドナーなんですね。
提供が決まっても手術は入院
奇跡的に型が一致しても、移植ができるとはかぎりません。先日白血病の小学生に、16人適合者がみつかったものの、全員が辞退し移植が受けられなかったという投稿がニュースになっていました。
なぜか。実は骨髄移植で3泊4日、末梢血幹細胞提供の場合で6泊7日の入院が必要になるからです。さらに検査などで8回ほど、平日昼間に病院に行く必要があります。
日本骨髄バンク | ドナー登録している方へ | 骨髄・末梢血幹細胞の提供までのながれ | 提供までのながれ
働いていたり子育てしている人の場合、いくら白血病の人の治療につながるといっても、相当な負担なのはよくわかります。
これはぼくのようにFIREしていて一週間程度入院しても問題ない人が率先してドナーになるべきです。というわけで今回登録してきました。
献血とセットなら登録は簡単
骨髄バンクのドナー登録は献血とセットなら簡単です。受付時に申し込みの紙を一枚書くだけ。必要な検査などは献血とセットでやってくれるので、手間もかかりません。献血完了時には、ドナーカードをもらうことができました。
ほかの臓器移植とは違い、入院の負担はあるものの、速やかに回復するのが骨髄移植の特徴です。もしも適合する人が見つかれば、万難を排して対応したいと思っています。ドナーになれるのは55歳までという時間制限もありますしね。