10月は9月に引き続き、株式市場は好調。逆に各指標の調子が良すぎて、金利が上昇して債券が下がるというおまけ付きでした。僕の資産も相応に増加して、ATHまであと一歩。 バケツの中身を見てみます。
総資産は+1.94%
10月、総資産は1.94%増加しました。ちなみに前月は、記事では+0.19%としていましたが、現金の取り扱いにミスがあったようで、実際は3.46%増加。グラフは修正してあるいます。この2ヶ月間で5%以上増えた形です。
そんなわけで、資産額はV字回復し、6月末に付けた過去最高額にあと一歩と迫っています。セミリタイアした2018年秋からの推移は下記の通り。もう6年も経つんですね。1年め、2年目は資産横ばい。3年目で大きく増加しましたが、4年目は減少。5年目の資産増加の途中で退職、完全FIREし、6年目はけっこう増えているという感じです。
バケツの中身は0.6年分アップ
バケツの中身は先月から0.6年分アップしました。合計で32.1年分です。これは現在の資産を運用せずに使い現在の生活レベルを維持した場合、32年間保つという意味です。
そしてこれを3つのバケツに分けて管理するバケツ戦略を取っています。バケツ戦略とはFIRE後にリスク資産比率を落とすのではなく、生活費のバッファを一定量用意する戦略です。もし市況が悪化しリスク資産が暴落しても、株価回復までの期間を現金中心の「短期バケツ」、債券中心の「中期バケツ」で食い凌いで、「長期バケツ」に入れた株式を安いタイミングで売らないようにコントロールするやり方です。
チェックポイント1:短期バケツは足りているか。短期バケツから生活費は出ていくので、2〜3年分の現金を確保するようにいています。こちらは2.3年でOKです。
チェックポイント2:短期+中期は7-10年に収まっているか。短期+中期バケツは、市場が悪化して運用成績がマイナスになったときのバッファーです。最悪、株式市場は10年くらいマイナスになる可能性があるので、そんなときでも株式を売却しないで行きていけるだけの資産をここに貯めます。市場が平時であれば7-10年分くらいはほしいところ。現在は9年分なんで、ここもOKです。
短期、中期バケツともに補充が不要だったため、長期バケツは増加しています。現在23.2年分。運用して増やすには十分なボリュームでしょう。
長期バケツは先月から1.3年分増加しました。短期バケツが0.8年分減っているのは、冒頭に書いた現金についての集計ミスのためです。
バケツの中身
続いてバケツの中身です。短期バケツは現金と優待クロス用資金、中期バケツは太陽光/債券/ゴールド/米ドル/定期預金をカウントしています。長期バケツは、それ以外の保険/不動産/個別株/クリプト/インデックス株式で構成されています。
先月に比べると、クリプトの割合が0.7ポイント増加しました。また最高値を付けた金も0.3ポイント増加です。下記の表は、年数ベースではなく実額ベースです。年数は、毎月平均生活費も更新しているので、ちょっとブレが大きいんですね。
為替は再び円安に
150円近辺でこのところ行ったり来たりしている為替ですが、再び上昇傾向です。現在153.02円まで戻ってきています。
為替がこんな動きをするのはなぜか。総理に就任した石破発言の影響を言うひともいますが、実のところ米国の景気が想定より良くて長期金利が上昇しているのが理由でしょう。
下記はマネックス証券による分析記事からの引用ですが、これが最もしっくりきます。
さて、こんな感じで引き続き運用は好調です。あ、昨日優待クロスのミスで70万ほどの損失を出してしまいました。これがなければ、もっと気持ちいい資産増♪って感じだったんだろうな、なんて思ったりもするのですが、まぁ過ぎたことは忘れてしまうに限ります。