資産から生まれる現金(CF)を集計するインカムゲインCFのコーナーです。現在実行中のバケツ戦略では、生活費を賄う「短期バケツ」に、他のバケツからのインカムゲインCF=配当や分配金が流れ込みます。生活費に比べてインカムCFが少なければ、バケツの中身が減ってしまうわけで、インカムCFが足りなければ中期バケツの一部を売却してキャッシュを作らなければなりません。9月のインカムゲインはどうだったでしょうか。
- 10月の資産増減
- 10月の生活費
- 10月の資産からの現金収入※本記事
- 10月の資産からのリターン
10月のインカムゲインCFの状況
10月のインカムゲインCFは、先月に引き続いて大きく減少。主に太陽光の減少によるものですが、冬は懐も寒くなります。
先月に引き続き支出は高いレンジで推移していて、一方で副業はそこまででもなかったので、久しぶりにけっこう資産を取崩した月になりました。インカムゲインでの生活費カバー率は32%です。
インカムゲインの内訳を見ると、太陽光が大きく減少。ただそれでも不動産よりも多いのは、不動産で一部屋空室が出たからです。といっても、ちょうど先日空室に申し込みが入ったので、空室期間は1.5ヶ月といったところでしょうか。
配当については、下記のS&P500ETFから。価格が上昇していることもあって、利回りもここまで下がっています。
- IVV(S&P500 ETF 利回り1.52%
分配金については定番の債券と、それからARCCから四半期の一度の入金です。このARCCが大きく、額が増えています。
- ハイイールド債 HYG(利回り5.98%
- 超長期米国債 TLT(利回り4.14%
- 超長期米国債レバ TMF(利回り3.92%
- BDC銘柄 ARCC(利回り8.93%
太陽光については下記にまとめました。
インカムCF、年率約2.4%
年初からの累積インカムゲインも順調に拡大、過去最高を更新し続けています。ここまでの累計で、総資産の2.05%。年率にすると約2.4%です。
現在の資産は生活費の51.1倍なわけですが、これは比率にすると1.95%。つまり副業込みの形なら、インカムゲインで生活費を賄うのに支障はないというわけです。
暦年のCF累計を見ると、2024年は前年の91%まで進捗しています。残り2ヶ月なんでまぁ確実に過去最高を更新するでしょうね。
先月、9月のインカムCFの記事は↓になります。