FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

再びATH更新 クリプトが爆益 2024年11月の資産状況

11月頭にトランプ氏の大統領再選が決まり、保有資産のほとんどが大きく値上がりしました。月イチの集計をしたところ、見事にATHを更新し資産額は過去最高額に。頭の桁が繰り上がりました。

総資産は+5.18%

総資産は先月から5.18%増加しました。残すところ今年もあと一カ月ですが、好パフォーマンスを残した年になるのはまず間違いないでしょう。年初来だと、総資産は26.6%増加しています。現金や不動産(時価ではなくDCF)なども含めた増加率なのでたいへんいいパフォーマンスです。

下記はセミリタイアした2018年9月以降の資産額推移です。青線は年末、赤線は退職して完全FIREしたタイミングです。これを見ると、もうセミリタイアから6年も過ぎたんですね。そして相場が悪くないタイミングで完全FIREしたことも分かります。

バケツの中身は1.7年アップ

バケツの中身は先月から1.7年分アップしました。合計で33.8年分です。これは現在の資産を運用せずに使い現在の生活レベルを維持した場合、33年ちょっと保つという意味です。

 

そしてこれを3つのバケツに分けて管理するバケツ戦略を取っています。バケツ戦略とはFIRE後にリスク資産比率を落とすのではなく、生活費のバッファを一定量用意する戦略です。もし市況が悪化しリスク資産が暴落しても、株価回復までの期間を現金中心の「短期バケツ」、債券中心の「中期バケツ」で食い凌いで、「長期バケツ」に入れた株式を安いタイミングで売らないようにコントロールするやり方です。

 

チェックポイント1:短期バケツは足りているか。短期バケツから生活費は出ていくので、2〜3年分の現金を確保するようにしています。こちらは2.1年でOKです。

 

チェックポイント2:短期+中期は7-10年に収まっているか。短期+中期バケツは、市場が悪化して運用成績がマイナスになったときのバッファーです。最悪、株式市場は10年くらいマイナスになる可能性があるので、そんなときでも株式を売却しないで行きていけるだけの資産をここに貯めます。市場が平時であれば7-10年分くらいはほしいところ。現在は中期が6.6年分で、短期と合計すると8.7年。合格ラインです。

 

というわけで、長期バケツが2年分増加することになりました。いってみれば、この1月で2年分の生活費を得たということですね。そう考えるとけっこうすごい。

バケツの中身

続いてバケツの中身を見てみましょう。大きく変わったののはクリプト。先月の13.4%から17.7%へと4.3ポイントも増加しました。正直、11月の資産増を牽引したのはクリプト、特にビットコインです。

先月からの増減を見ると、1ヶ月で39%も増加しています。これはすごい。インデックスも1.5%、個別株も2.5%増えていますが、クリプトに比べると霞んでしまいますね。

為替は横ばい

為替は149円。10月末は152円だったので少しだけ円高に進みましたが、これは何かファンダメンタルズ的な変化があったわけではなく、要人発言(植田総裁)だと理解しています。

円建てだけでなく、ドル建てでも過去最高更新です。

 

そろそろマネー系の年内やり残しと、来年に向けての戦略を考えなくてはなりません。さてどうしたものかな。ざっくり考えているのは下記の通りです。

  • クリプトを一部売却してリバランス
  • 2024年の確定申告する収益を固めて、ふるさと納税を行う
  • 同じく、金額を見ながら寄付を行う
  • 保険の解約や不要な資産を売却してポートフォリオのシンプル化
  • 来年の戦略を考える

 

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