投資家と上場企業をつなぐIR動画メディアをうたう「IRTV」の「個人投資家研究所」に再び出演させていただきました。第1回は自己紹介、第2回は債券投資について話したのですが、この債券投資が5万回を超える視聴回数となり、再びお声がかかった次第です。今回も2本立てで、3本目が「市場の歪みについて」です。
市場の歪みという収益ポイント
投資がなぜ儲かるのかは、手法によって理論的な背景が異なるわけですが、誰がどう考えても「そりゃ、儲かるよね」という手法があります。それが市場の歪みを使ったアービトラージというやり方です。
すごく簡単に言ってしまえば、アービトラージとは次のような手法です。
Aという場所では100円で売買されているものが、Bという場所では150円で売買されている。Aで買ってBに持っていって売れば50円儲かる。
でも、こんな機会なんて現実にはあるわけないと思うじゃないですか。だって誰でも簡単に儲かるので、一気にAに人が殺到して価格は上がるだろうし、Bには売りたい人が殺到して価格が下がる。結果、AとBでの価格差はなくなる――。
実際、伝統的な市場で伝統的な金融商品ならば、こうした市場の歪みはあっという間になくなります。ところが、制度自体に歪みが内在していたり、非伝統的でない商品や市場だったりすると、こうした歪みが長く残ることがあるのです。
今回は、それについて話しました。
内容はだいたい下記の記事が参考になるかと思います。
ぼくはインデックス投資家を自称していますが、仮想通貨やAIなどテクノロジートピックにベットする投資家でもありますし、また今回のように市場の歪みを見つけて超低リスクでリターンを得ようとする投資家でもあります。
動画で話した市場の歪みは、すでに解消されてなくなってしまった歪みもたくさんあります。現時点で歪みが残っていて儲かるものに関しては、あんまり大っぴらにすると歪みの消滅を早めてしまうというのもあり、語っていません。
もしそうした話に興味がある方がいたら、ぜひオフ会にでもお誘いください。一杯飲みながら情報交換しましょう〜♪
また4本目の動画は、仮想通貨について話をしています。