長く会社員をやっていたせいで、事業を見るときには昨年対比でどうだったのか、また予算(計画)に対してどうだったのかが気になってしまいます。2025年の最初の年、太陽光発電事業の状況は、昨対ではプラスだったものの予算は未達でのスタートとなりました。
1月 4万6797kWh
1月の発電量は4万6797kWh。昨対102%となんとか昨年を上回りました。1月はまだ日照量が少ないものの雨も少ないので、けっこう発電するのです。
では計画に対してはどうかというと、計画を上回ったのは白子といすみだけ。木更津は12%も下回ってしまっています。全体でも計画を4%ショートしました。
こちらが白子の発電状況。曇り/雨の日は7日しかなかったことが分かります。晴れの日の発電量も目検で270kWh程度で、夏の400kWhには程遠いのですが、ある意味安定していますね。
夏の日の発電状況と冬の発電状況を比較してみておきましょう。いずれも晴れた冬の1月31日と夏の7月29日です。どちらもピークは50kWh。それはそうです。パワコンの上限が50kWなので、それがこの発電所のマックス発電量です。でも冬も夏もお昼前後はそれより上がカットされているような感じがします。そして、夏は5時台から発電しているのに、冬は7時から。夕方は夏は5時まで発電しているのに冬は16時台が最後です。
キャッシュフローは32万4000円
売電収入(消費税込み)からローン返済額を引いた粗CFは32万4000円となりました。ちなみに昨年の月平均額は41万5600円。なんかそのへんのサラリーマンのお給料くらいは稼いでくれる感じでありがたい限りですね。
融資の重複期間
なお1月末に筑西の発電所について、信販→地銀への融資借り換えを行いました。1月末に融資は実行されていますが、信販への一括返済は2月末。タイミングがちょっと合わなかったんですね。その間、1100万円くらい現金が口座に眠っていることになります。
1100万円あって嬉しいかといえば、その間も利息がつくわけで、ざっくり8500円くらいの利息支払い。MATSUI Bankに預けておくことで0.31%の金利がつくわけですが、得られるのはわずか2800円。当然差し引きマイナスです。うーむ。
各太陽光発電所のスペックは次のとおりです。
- 1号基 木更津発電所 2020年3月連系
- 2号基 筑西発電所 2020年10月連系
- 3号基 いすみ発電所 2020年12月連系
- 4号基 白子発電所 2021年1月連系
- 5号基 君津発電所 2021年3月連系
- 6号基 石岡発電所 2021年7月連系
FIT単価はいずれも18円。システムのスペック(パネル/パワコン)は次のようになっています。
- 木更津発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- 筑西発電所 JAソーラー(97.2kW)/オムロン
- いすみ発電所 JAソーラー(98.8kW)/オムロン
- 白子発電所 JINKO(87.42kW)/オムロン
- 君津発電所 JINKO(97.2kW)/オムロン
- 石岡発電所 Qセルズ(98.8kW)/オムロン
↓12月の太陽光発電パフォーマンスはこちら。