FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

NewsPicksから取材 【すごい】億り人サラリーマンの「クレカ術」

このところ取材を受けることがが続いています。今回はNewsPicksさんから「クレカ企画」で取材いただきました。投資家がどのようにクレカと向き合っているか? というものです。

newspicks.com

穂高唯希さん、水瀬ケンイチさん、エルさんと並んで

今回、対談ではなく対談風という形式なのですが、穂高唯希さん、水瀬ケンイチさん、エルさんというそうそうたる面々に並んでお話させていただきました。みなさんはあまりクレカに言及することがなかったように記憶しているので、そうした投資家のみなさんがクレカにどう向き合っているのかが知れて、ぼくとしても面白かったです。

取材メモ

ぼくは取材を受けるときはできるだけ事前に想定質問をもらい、回答を用意するようにしています。メディアのみなさんも、曖昧でぼんやりとした回答よりは、パワーワードが含まれていて、数字が入るなど具体的で、論理的にまとまったもののほうが使いやすと思うからです。

 

今回も取材メモを用意したのですが、けっこう内容が盛り沢山だったので、話してそれが記事に使われたものもあれば、話したけれど使われなかったもの、そしてメモには用意したけど取材時の話題に上がらなかったものがあります。

 

話したことはぜひ記事をご覧いただくとして、ここでは用意したネタだけど話題に出なかった内容を一つ。

クレカ術はゲームである

こういうクレカの細かな活用について話をすると、「ポイント目的だったら、クレカはメインで1枚持てばいいと思っている」とか「個人的に一番大事だと思うのはカードの数を2-3枚までと絞ること」とか、そういうコメントをいただきます。

 

これはですね。はい。まさにその通りです。クレカなんて、そこそこちゃんとした会社のそこそこ還元のあるカードを1枚メインにして、一応もう1枚くらい別国際ブランドのカードを持てばいいのです。

 

ぶっちゃけ、10万円の消費で還元率を1%アップさせても、わずか1000円。塵も積もれば……と言いますが、正直、こうした活動でポイントを多く集めても、それにかかる時間と労力を考えたら割に合わないことのほうが多い。枚数が増えれえば管理も大変になりますし、セキュリティリスクもあります。日々行われるキャンペーンを追うことを考えたら、その時間で別の仕事でもしたほうが実入りはいいでしょう。

 

ではなぜわざわざさまざまなクレカ術を磨くのか。これはそれが知的なゲームだからです。実利を伴うゲームだともいえるでしょうか。マーケティング効果を出したいカード発行側・加盟店側と、その果実だけを食べて目論見には乗らないようにしたい消費者側の対戦なのです。

 

これがゲームであって、ぼくらのような人が参戦して盛り上げることをカード側も実は狙っていることでしょう。そういう意味では、互いの勝利を目指して争う対戦相手ではありますが、ゲームを盛り上げるという同じ思いを持った仲間でもあるのです。

 

そしてこうした営みが、クレカ市場を盛り上げ、技術革新につながっているということも忘れてはなりません。ちょっと前までタッチ決済といえばSuicaのことでしたが、いまやクレカのタッチで買えなければ、ちょっと遅れた加盟店だと思うくらい。海外旅行保険とショッピングプロテクションくらいだった保険も、スマホ保険とか生活賠償とかいろんな選択肢が取れるようになりました。海外ECでクレカを使うのは以前ならすごく不安でしたが、使い捨てのカード番号を発行できるようなサービスだって登場してきています。

 

決済技術の進展に向けて、見世物としてコロシアムで戦うカード剣闘士。それがぼくらのようなクレカマニア&ポイ活マニアな人たちなわけです。

 

www.kuzyofire.com

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