前回まで、米国から「Ray-Ban Meta」を個人輸入する話、そして開封しキモである「Meta AI」がなんであって、MetaのAI戦略がどのようなものなのかを書いてみました。今回は、Ray-Ban Metaを日常的に使うためのお話です。
Ray-Banはサングラスだから
当然ですが、Ray-Banはサングラスのブランドで、Ray-Ban Metaもサングラスです。黒い色のレンズが入っていました。コンタクトレンズと併用するのならこれでもいいのですが、最近ぼくはコンタクトをあまり使っていないんですね。
ではどうするか。Ray-Ban Metaのレンズを度付きのものに変えてしまえばいいのです。よくある中華とか韓国製のデジタルグラスは、度付きのレンズを入れることがたいへんむずかしい。というのも、独自フレームに合わせてレンズを入れてくれるメガネ屋さんがないからです。
ところが、Ray-Ban Metaについては、Ray-Ban取り扱い店舗ならばレンズが入れられるそう。今回は、「交換してもらえた」という報告の多いパリミキで、Ray-Ban Metaにレンズを入れてみました。

かなりニーズはあるらしい
パリミキ某店にいって、これにレンズを入れてほしいんですけど。と相談すると、「はい。大丈夫ですよ」と手慣れた様子。さすがというか、けっこう持ち込みRay-Ban Metaのレンズ交換ってやってるんですね。
ただいくつか注意点を言われました。
- 期間は1週間程度
- ツル部分を曲げることができないので、掛け具合の調整が難しい
- 湾曲しているフレームなので、レンズを入れると歪みが出る
「歪み」というのは何か。Ray-Ban Metaはレンズの位置がまっすぐではなく、少し凸状に湾曲しているフレームです。そのため、レンズも合わせて少し湾曲させる必要があるのだそうです。ところが、ぼくはかなり近眼が強く、度の強いレンズを入れることになり、その度の強さだと加工ができないというのです。むむむ。
そこで提案された選択肢は2つ。1つは表裏をひっくり返して入れる。レンズ脇の溝の彫り方(?)を調整することでフレームに沿って入れられるのだそうです。これはうまい解決策なのですが、レンズの端っこの厚い部分がフレームからはみ出すことになります。しかも前方に! これはちょっとな……
2つ目は、歪んでも構わないのでそのまま入れる。ただこうした場合、メガネ自体が左右に広がることになり、頭にフィットしないかもしれない。そしてこれはやってみないと分からない。ということでした。
いや、10秒ほど悩んだのですが、2番目でもし掛けられないほど歪むようなら、見た目はけっこう悪くなってしまいますが(1)の方法用にもう一度レンズを作ってもいい。ということで、(2)の手法でお願いしました。
価格は1万6200円。ただこれは最高級薄型レンズを使ったせいで、通常のレンズなら数千円くらい安くなったと思います。また、クーポンを事前にメルカリで買ったので、少しお得に買うことができました。
レンズ入りRay-Ban Meta
さて、レンズを入れたRay-Ban Metaがこちら。度の強いレンズあるあるの模様が出ているのが分かります。でもまぁ、普段のレンズと同じようなものです。

横から見るとこんな感じ。Ray-Ban Metaはフレームの厚みが6mm程度あり、けっこう厚いレンズでも収まりです。それでもわずかに飛び出てしまっているのは、ぼくの近眼度表していますね。

レンズを入れたRay-Ban Metaの重さは実測で57グラム。普段使っているJinsのメガネが20グラムなので、実に3倍近い重さがあります。つるも湾曲していて、頭にフィットするような作りなので、落ちそうということはないのですが、鼻あては固定だしツルの調整もできないしで、意外とフィット感を出しにくいメガネではあります。
購入当初は普段使いのメガネとして利用しようかと思っていたのですが、この重さにはちょっと辟易して、日常使いにはできていません。
とはいっても、AIグラスとしていろいろに使えるのも事実。次回は、Ray-Ban Metaでいったい何ができるのか、いくつか試してみたいと思います。