FIRE後、資産の運用はバケツ戦略で行っています。退職後のバケツ戦略で重視すべきは、(1)生活費、(2)資産の現金フロー、(3)資産の運用益の三つ。資産規模の増減とリターンは既報のとおり整理済みです。今回は(1)生活費の点検です。
- 8月の総資産(バケツ状況)
- 8月の生活費 ※本記事
- 8月の資産からの現金収入
- 8月の資産からのリターン
生活費は落ち着きを取り戻す
4月に引っ越して以降、高止まりが続いていた生活費ですが、徐々に落ち着きを取り戻してきました。ほぼほぼFIRE後の平均と同じくらいかな?

正直なところ、支出額としてはFIRE前よりも多く、セミリタイア前よりも多い感じ。セミリタイア前の年収が過去最高額だった頃と同じくらい使っている感じです。逆にいうと、欲しいものは何でも買って、やりたいことは何でもやって、それでこのくらいの支出額だから、いい塩梅のところでリミッターが効いている感じ。このくらいのカネが使えれば、ぼくには十分なのでしょう。
副業収入が過去最高に
その一方で、副業収入は過去最高を記録しました。資産からの収入であるインカムキャッシュフローはぼちぼちですが、合計額も過去最高です。

まぁ、ここには東京都の子ども支援金である「018サポート給付金」や、「児童手当」、またちょっと確定申告をミスったために追加で還付された所得税も含まれているので、まるごと副業収入ってわけではないのですが。
それにしても、この副業収入のグラフを見ると、いかに自営業が不安定かってことがよく分かります。7月と8月は2倍以上に違いますもんね。ただ、入ってきたカネを全部使うわけじゃなく、毎月同じくらいだけ使うのですから、売上が月々で変化したって、結局は平均がどのくらいかってだけの話だと思うのですが、違うのでしょうか。仕入れが必要とか外注費の支払いが必要とかなら、資金繰りの問題も発生するでしょうけど、ぼくのような副業は気楽なものです。
家計は黒字継続
そんなわけで、支出のほうはけっこうワガママに使っているのですが、副業収入とインカムCFの合計は支出額を上回りました。黒字です。現金が口座に追加された形です。

このチャートの一番左、「平均」を見ると面白いのですが、結局のところ均すと支出が副業収入とインカムCFの合計にほぼ一致しています。つまり、FIRE後、副業収入と資産からのインカムゲイン(配当とか利子とか不動産賃料とか太陽光売電収入とか)で、生活費をほぼ賄えてしまっているということです。そりゃ、資産が減らないはずです。
資産取り崩しペースは年2.1%、資産寿命は48.3年、年間生活費の29.5年分
さて、ここまでの平均値でみて、資産のうちどのくらいのペースで支出されているかというと年率換算で2.1%です(配当額などで事前に支出を相殺せず)。トリニティスタディの4%ルールじゃありませんが、まぁ永遠に資産が減らないペースです。
資産寿命は48.3年。これは副業をいまのペースで継続した場合、資産運用なしで資産があと何年持つかというもの。これもかなり余裕があります。
副業を一切しないと仮定した場合、資産額は年間生活費の29.5年分です。対外的には「資産額は年間生活費の30倍」といっていますが、だいたいこの比率を維持するようにしています。というか、特に気にしていないのですが、この比率になっています。
いまは資産とは「時間と自由を買うため」にあると達観してきたので、無理に使おうとは思っていません。必要なときに必要なだけ使えるお金があればいいと思っています。それでもこの生活費チェックを毎月付けているのは、生活費が妙に膨れていないか、収入のトレンドはどうなっているか、それを自分の中で確認するためです。
会社員時代から、月次決算の数字をチェックしてきたので、細かなPLとか売上内訳を分析したりする気はおきませんが、ざっくりとした数字は見ておきたいなと思っています。