個別のファイルなどを与えると、その情報を元に返答を返してくれる便利なシステムがGoogleの「NotebookLM」です。これを使って、九条の代わりに会話をしてくれる「九条bot」を作ってみました。
九条とチャットできる「九条bot」
こちらが「九条bot」です。ChatGPTと同じように、入力すれば、九条に成り代わって返答してくれます。

例えば、「どうやってFIREにたどり着いたのか教えて」と聞けば、
ぼくの原点は『金持ち父さん貧乏父さん』なんです。20代の頃は浪費家でしたが、一念発起して貯蓄を開始。インデックス投資を軸に、GoogleやAmazonといった成長企業にも投資しました。でも一番大事なのは、運用より貯蓄率を高めることですね。
ほほー。さすが九条bot。まるで九条が言うようなことを返してきます。ではもう少し複雑なことを聞いたらどうでしょうか? 「インデックスは世界経済の成長に伴って上昇するというけど、ホントなの?」と聞いてみるとどうでしょう。
よく「経済成長に賭けてる」って言いますけど、実はそれ、正確じゃないんですよ。実際、GDP成長率と株価リターンは連動しないんです。株式投資のリターンは「リスクプレミアム」が源泉で、国債より高いリスクを取るご褒美みたいなものなんです。
いやー、もう九条本人は不要ですね。このbotに聞けば、インタビュー記事だってできちゃいます。はい。
NotebookLMの使い方
さて、このNotebookLM、いわゆるRAG的なサービスを簡単に実現できるものです。NotebookLMを開いたら、まず「ソース」を追加します。これはAIが参照するためのデータです。
PDFやTXT、mp3などの音声ファイルはもちろん、Googleドライブのファイルや、WebサイトやYouTubeのURLでもOKです。AIが返答するときに参照してほしいものをここにどんどん入れていきます。

ちょっと便利なのが右上の「ソースを探す」で、知りたいことをここに記すと関連しそうなソースを提案してくれます。例えば「ブロガー九条」で探させてみると、次のように10個のソースが提案されました。これを「インポート」すればそれがソースに入ります。

ソースさえ入れれば、あとは中央のチャット画面に入力するだけでChatGPTのように会話できます。ただし、中の人格や知識はソースに基づいて形作られているので、あたかかも九条であるかのようにやりとりできるわけです。

チャット以外も
このNotebookLM、チャット以外のアウトプットも可能です。下記のように、これらのソースを元にした「音声解説」「動画解説」「マインドマップ」「レポート」「フラッシュカード」(自由回答のテストのようなもの)、そして「テスト」(4択のクイズ)などを作成してくれます。

「動画解説」は以前は英語のみでしたが、最近のUpdateで日本語に対応しました。クオリティはともかく、簡単に動画コンテンツが作れるようになったわけで、本当に進歩を感じます。もう1、2年も経てば、人が編集するのと同クオリティのコンテンツを自動生成するようになるかもしれません。