
インターネットアーカイブが運営している「Wayback Machine」を知っているでしょうか? 紙のコンテンツとは違い、ネットにあるコンテンツは簡単に消えてなくなってしまいます。100年後に人類の文化を振り返ったとき、紙なら残っていてもWebに書かれたものはなくなってしまっている可能性が高い。
これを保存し、将来に役立てようというプロジェクトを行っているのが米インターネットアーカイブです。今回、ここに約10万円を寄付しました。
9000億以上のWebページを保存
私たちは1996年に、使用が拡大し始めたばかりのメディアであるインターネット自体をアーカイブすることから始めました。新聞と同様に、ウェブ上で公開されるコンテンツは一時的なものでしたが、新聞とは異なり、誰もそれを保存していませんでした。今日、私たちは29超年のWeb履歴をWayback Machineを介してアクセスし、Archive-Itプログラムを通じて1,250 +図書館やその他のパートナーと協力して、重要なWebページを特定します。
インターネットアーカイブは、Webから画像まで大量のコンテンツを保存し、無料で提供しています。その保存容量は実に99PB(ペタバイト)にも及ぶといいます。
- 9,160億のWebページ
- 4,900万冊の書籍とテキスト
- 1,300万件の音声録音(268,000件のライブコンサートを含む)
- 1,000万本(うちテレビニュース番組300万本)
- 500万枚の画像
- 100万のソフトウェアプログラム
日本にもWebを保存しようというプロジェクトはありますが(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業など)残念ながら、日本語のWebページにおいてもインターネットアーカイブのWayback Machineのほうが強力です。
下記は我が「投資でセミリタイアする九条日記」のWayback Machineでの保存履歴。ブログスタート後から約1年後の2019年には最初の保存が行われ、その後、高頻度で追加保存されています。

下記は直近10月の九条日記の保存された内容を表示したもの。目次ページだけでなくリンク先の各記事も当然読めます。もし今後、九条日記が閉鎖されたりしても、Wayback Machineには当時のコピーが残り続けるわけです。素晴らしい!

ドルまたは暗号通貨で寄付可能。基本はクレカ
インターネットアーカイブへの寄付はトップページ上部のナビゲーションにある「DONATE」から行います。「One Time」(一度だけ)か「Monthly」(毎月)かを選び、次に金額を指定します。
支払い方法は、Google PayかPayPal、クレジットカード直接入力、または暗号通貨が使えます。Google Payを使った場合、登録の名前や住所情報などは送付されるようですが、決済の手間はかかりません。支払い方法を選んで決済ボタンを押すだけです。

インターネット・アーカイブは当初から、人々のために活動していたため、非営利団体であることが重要でした。その動機は透明でなければなりませんでした。それは長く続かなければなりませんでした。そのため、世界中の市民に無料のリソースを提供している間でも、アクセス料金を請求したり、ユーザーデータを販売したり、広告を掲載したりしません。私たちは、サーバー、スタッフ、保存プロジェクトの費用を支払うために、あなたのような個人の寛大さに依存しています。
寄付をしたからといって、特にお礼の品が送られてきたり、どこかに名前が載るということはありません。寄付金は、インターネットアーカイブの自前のサーバを維持することと、サービスを提供する150人ほどの従業員の雇用のために使われます。
正直、Wayback Machineの表示スピードは速いとはいえません。それはデータを後世に残すためのサービスであって、高速にWebサイトを表示させるキャッシュのような目的のサービスではないからです。少しでもコストを節約しようとする彼らの思いを感じます。
約10万円の寄付
今回は652ドル、日本円にして10万160円を寄付しました。使ったのはGoogle Pay経由のIDAREです。Googleが表示する為替レートとほぼ同じレートで手数料なく決済できるのはさすがです。

ただ、1点、インターネットアーカイブについては非営利団体だと記載されているだけで、組織の財務情報やアニュアルレポート的なものは見つける事ができませんでした。このあたりはちょっと残念ですね。
寄付金控除の情報
今回はWeb上の情報を後世に残す事業を行っているインターネットアーカイブに寄付しました。改めて寄付の概要をまとめておきます。
- 金額 652ドル(10万0160円)
- 税制上の取扱い 海外団体
- X 所得税寄附金控除:なし
- X 都道府県条例指定寄付金:なし
- X 市区町村指定寄付金:なし
日本における寄附金控除は国内団体だけが対象で、海外の団体に寄付した場合は全く控除がありません。税制的なメリットはないのですが、僕自身がWayback Machineには何度か助けられたこともあり、趣旨に強く賛同しての寄付となりました。
2025年の寄付
- 国立科学博物館 10万円
- Wikipeida 10万円
- 京大数理解析研究所 8万18285円
- 数学オリンピック財団 9万2653円
- インターネットアーカイブ 10万160円