東海東京証券に個別株の一部を入庫したので、これを担保にローンを組む計画です。紹介&ボリュームディスカウントがあり、そこそこの優遇金利で借りられたので、これをどう活用しようか、思案しています。
証券担保ローンでお金を借りる
オルクドール会員になるために手持ちの株を東海東京証券に移管したことは先日ブログに書きました。
ただここで一つ問題が出てきました。これまで野村證券に置いて野村Webローンの担保に使っていた株式を移管したため、野村から現金を調達することができなくなってしまいます。しかし幸いなことに、東海東京証券は紹介&ボリュームディスカウントで、優遇金利で証券担保ローンを利用できます。Webでは2.5%〜となっていますが、今回設定してもらった優遇金利は野村Webローンよりも低金利です。そこそこ競争力がありますね。
そんなわけで、万事解決かと思いきや、意外とそうもいきません。まず「優遇金利にするので、最低これだけは借りてください」というリクエストがあります。しかも極度額契約+Webでの借入というパターンではなく、書面で借入まで行う契約です。期間は6ヶ月なので、6ヶ月間は借り続けることになるのです。
これまで野村Webローンにおいては、月末の優待クロスなど突発的な資金需要が発生したときにだけ借入を行い、4〜7日程度の短期で返済してきました。ところが、今回のように長期に借り続けるという契約だと、資金用途がないときにはお金が遊んでしまい、金利だけ払うことになってしまいます。
長期の証券担保ローンの活用
さて、どうするか?
最もいいのは、より高い金利で借りているローンの返済を行うことです。例えば、1.8%でお金を借りて、3%で借りている借金を返せば、無条件に利益となります。ただ、僕の場合、太陽光発電所は2.1%の固定金利で、これを変動金利のローンに借り換えるのは微妙です。これから利上げの可能性が高いからです。
あとは不動産ローンの繰上返済です。こちらは変動で2%台後半の金利なので、繰り上げ返済のメリットが出てきます。
次に考えられるのは、借入金利よりも高いリターンが得られる商品を買って、サヤを抜くという方法です。例えば、借入金を頭金にして不動産を買うなんて方法があります。また、株式を買うのもありです。買いの場合、買い方金利は2.8%くらいなので、証券担保ローンのほうが競争力があります。
ただ、借りたお金で株を買うというのは、まさに信用取引と同じ構図で、かつそれで損が出た場合は株式が全般に下がっている市況の可能性が高く、つまり証券担保ローンのほうでも追加担保を求められる可能性があります。なので非常に危険なわけです。

それを考えると、よりリスクが低い債券的なものを買うのも選択肢です。もしその債券が上場しているものなら、その商品を野村に預けて担保とし、証券担保ローンを使うという方法も可能ですね。

リスクを整理する
では、どんな商品の場合にどんなリスクがあるのか、整理しておきましょう。
まず証券担保ローン自体のリスクは、担保価値の下落=株価下落です。VTを中心とした株式なので、株価下落時には大きなダメージがあります。
そしてもう一つ、証券担保ローンは短期プライムレート連動の変動金利なので、日銀が利上げすれば金利が上昇します。つまり、もしサヤを抜くなら、金利上昇を踏まえた設計――つまり金利上昇でリターンが増えるような商品が望ましいことになります。
それから意識しなくてはいけないのは為替です。このところしばらく、ドル円の為替は二国間の金利差で決まってきました。米国が利上げすれば金利差拡大で円安、米利下げと日本利上げなら円高という感じ。このあと円は利上げの公算が高いので、金利差的には円高となる可能性があります。
そんなわけで、下記のようなリスクをイメージしながら、何のリスクを取ろうとしているのかを考えながら、投資先を選定したいと思っています。
- 借入金利よりも高い期待リターン
- 金利上昇に強い
- 株式市場とダイレクトに連動するとリスクが高い
- 何のリスクを取っているのか把握しておくこと(為替リスク、金利変動リスク、クレジットリスク、景気悪化リスク、個社破綻リスク、など)