業界最高水準を狙って常にトライしている松井証券のMATSUI Bankが、今回も期待を裏切らずにやってくれました。なんと、円普通預金金利0.65%を提供です。ただし、少しだけ条件があります。
プラチナランクで0.65%
松井証券は住信SBIネット銀行の銀行サービスを使ったMATSUI Bankにて、2月中旬から最大0.65%の普通預金金利を提供すると発表しました。
高い預金金利でよくあるひっかけは「期間限定のキャンペーン」「上限金額が決まっている」などですが、今回のMATSUI Bankはそういう制限はありません。ただし証券会社らしい条件があります。
それがこちら。松井証券に預けている証券残高の合計額によって金利を変動させるというものです。

対象となるのは、日本株(信用建玉も含む)の、米国株(信用建玉も含む)、投資信託(外貨MMFを除く)。判定のタイミングは、月末最終営業日時点の残高で、翌々月1ヶ月間の金利がこれで決まります。
下記のように、12月30日(12月の最終営業日)に1000万円を超えていれば、2月から0.65%が適用になるというわけです。

ベストプラクティス
証券会社の預かり残高によって銀行の預金金利が変化するというのは珍しいですね。ただ、長期投資の人なら比較的容易に達成できる内容でもあります。
実は松井証券は投信の保有に対するポイント還元でトップクラスにあって、例えば下記のような銘柄でもけっこう還元があります。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.028%
- eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) 0.0175%
この還元率はSBI証券と同じです。楽天は、保有残高に応じてポイントを付与するサービスを終了しているので、SBIか松井か、というのが現状となります。投信は別にどこに置いても同じなわけですが、松井証券に置くことのメリットがありますね。
ちなみに、投信を移管すると3300円くらいの手数料が発生するのですが、松井証券はその費用を全額負担してくれます*1。そのため、他社から投信を移すというのも手です。
惜しむらくは、これが12月26日に発表されたことでしょうか。いまから株などを購入しても12月30日の残高判定には間に合いません。いや、どうなのかな? 入庫しなくても約定だけしていれば判定対象になるのでしょうか。ここは週明けにでも聞いてみようと思います。
なお、MATSUI Bank口座を新規で開いた人は、開設から3ヶ月間無条件にプラチナランクになるそうです。またMATSUI Bankを給与受け取り口座に設定すると、その間、ゴールドランクになるそうです。
ぼくは何かしらの銘柄を松井に移して、普通預金金利0.65%を堪能しようかな?と思っています。SBI証券の金利より高いですし。ポイントで受け取った場合のPayPay銀行よりも高い。ただ0.8%を提示しているみんなの銀行については、ちょっとどうするか検討です。
*1:なお入庫した投信などを1年以内に他社に出庫すると、負担した手数料が請求されます。