
日銀の利上げを受けて、各銀行が預金金利をアップしています。最も高金利の銀行では1%弱まで上がってきており、もはや無視できない金利になってきました。S&P500の配当利回りは現在約1.17%。銀行預金はその水準に近づいています。
- 高金利の銀行一覧
- みんなの銀行 0.8%(1/30〜)
- 東京スター銀行 0.7%(1/1〜)
- 島根銀行スマートフォン支店 0.7%
- 松井バンク 0.65%(2月中旬〜)
- auじぶん銀行 0.55%
- SBI新生 0.5%(1/9〜
- UI銀行 0.5%
- 番外編 楽天証券 円MRF 0.677%
- 九条の場合
高金利の銀行一覧
では、高金利の銀行預金をまとめてみましょう。なお、定期預金やキャンペーン的なものは除外しています。定期預金は金利が固定されてしまうため、今後の金利上昇の恩恵を受けられなくなるから。
また「100万円まで」「2026年3月まで」といった条件のついた、要するにキャンペーン案件もありますが、これらはあくまでキャンペーンとして検討すべきで、ほかの預金金利と同じ土俵で比較してはいけません。
- みんなの銀行 0.6%/0.8%(プレミアム課金プラン)
- 東京スター銀行 0.7%(要給与受取口座
- 島根銀行 0.7%
- マツイバンク 0.65% (証券残高1000万以上
- auじぶん銀行 0.55%(残高1000万以上
- SBI新生 0.5%(SBIハイパー預金
- UI銀行 0.5% (要給与受取口座
みんなの銀行 0.8%(1/30〜)
みんなの銀行は貯蓄預金金利において、通常会員は0.6%、有料のプレミアム会員には0.8%の金利を提供します。プレミアム会員とは月額600円なので、差額0.2%によって回収するには452万円以上の預金が必要です((税引き後0.15937%の差額で年間7200円を回収できる額))。逆にいえば、452万円以上預けるなら、プレミアム会員になったほうがいいということです。

みんなの銀行の課題は振込手数料が有料なこと。さらに証券口座への即時入金もほとんど対応していません。プレミアム会員になれば、月10回まで振り込みが無料になるので、みんなの銀行に待機資金を置くならプレミアム会員は必須だともいえます。
東京スター銀行 0.7%(1/1〜)
東京スター銀行は円普通預金において、0.7%という金利を提供しています。ただし条件があって、給与または年金の受取口座指定を行う必要があります。NISA口座条件のほうは論外でしょう。証券口座への即時入金はほぼありませんが、月5回まで振込無料です。

島根銀行スマートフォン支店 0.7%
島根銀行は地銀ながら無条件で0.7%の普通預金金利を提供していて、「ご好評につき、 口座開設のお申込が殺到しております。申し訳ありませんが、開設までお時間を頂きます」というほどの人気っぷりです。SBI証券にリアルタイム入金できるほか、前月末の預金残高に応じて最大5回まで振り込みが無料(500万以上)となります。

松井バンク 0.65%(2月中旬〜)
松井バンクは、住信SBIネット銀行のBaaSサービスですが、これまでも高金利をウリにしてきました。今回は松井証券での証券残高に応じて金利が変わります。最大で0.65%です。中身は住信SBIネット銀行なので、各証券会社へのリアルタイム入金もばっちり。月5回まで振り込みも無料です。

auじぶん銀行 0.55%
auじぶん銀行では、預金額1000万円以上で0.55%の金利を提供します。預金額は毎月20日終了時点で判定するので、優待クロスなどで資金を使う人は需要期がかさならなくていいですね。そのほか細かな条件を積み上げて「プレミアム」ステージになることも可能です。振込無料回数も月15回つきます。

SBI新生 0.5%(1/9〜
SBI新生銀行では金利5%のキャンペーンが話題ですが、それは上限100万円期間3ヶ月のあくまでキャンペーンです。SBI証券の待機金口座である「SBIハイパー預金」を開けば自動的に0.5%の金利が付きます。自動的にダイヤモンドランクになるので、振込手数料も月10回無料になります。

UI銀行 0.5%
UI銀行は東京きらぼしフィナンシャルグループが2022年に改行したネット銀行です。正直、Webの説明が非常に分かりにくいのですが、「女神のサイフ」というのは女性限定口座で、「はたらくサイフ」は給与受け取り、「まもりのサイフ」は年金受取が条件の口座を指します。金利は0.5%。証券へのリアルタイム入金はなく、振込手数料無料回数もありません。

番外編 楽天証券 円MRF 0.677%
最後にもう一つ、楽天証券の円MRFが、0.677%を提供しています。銀行の普通預金口座とは違い送金や決済機能はありませんが、1日単位で利息が付くのは似ています。最大の違いは、利益に対する税金を株式などの損失と通算できること。銀行預金の税金は決して返ってきませんが、こちらは戻って来る場合があります。一方、課題は入出金に時間がかかることです。毎営業日16時までの手続きで翌朝4時反映です。

九条の場合
今回、トップのみんなの銀行(0.8%)と2位の島根銀行(0.7%)を比べると0.1%差。税引き後の0.0979685%でプレミアム料金7200円を回収できる分岐点は735万円です。そう考えると、そこまでやって資金移動が微妙なみんなの銀行を選ぶメリットがあるかな? という気もします。
ぼくはというと、UIUXと証券会社との連携がトップクラスの松井バンク(0.65%)を引続き活用しようと思っています。オルカンを1000万円入れておくつもりです。