
始めるのは簡単だけど、続けるのは難しい。これはブログの本質なんじゃないかと思います。しかもブログブームがあったのははるか昔。いまは種別としてはオワコンで、一応広告は出しているものの、全然お金になるようなものじゃありません。収益化を目指す人は、YouTubeやnoteに行ってしまいました。
それでもブログを書き続けられるのは、なぜでしょう?
開始から8年とちょっと
ぼくがブログを書き始めたのは2018年2月19日。「もう会社辞めてやる!」と思って、そこからの心境や準備、お金にまつわるもろもろを書き記しておこうと考えたのが最初です。
記念すべき第1本目のブログはこちら。当時はまだFIREって言葉もそんなに流行っていなくて、会社員を完全に辞められるほどの資産もなく、「セミリタイア」を目指していました。まぁいまでもブログのタイトルは「セミリタイア」ですけど。
そこから8年とちょっと。投稿本数は2818本に達し、合計PVははてなダッシュボード計測で1067万2157PVとなりました。ちょうど8周年の頃ですかね? 1000万超えたのは。

一時は右肩上がりでPVも増加していたのですが、このところは横ばいです。いいんです。閲覧数を無理に増やさなくても。それが続けるコツです。今日はそのへんについて書いてみたいと思います。
「九条日記」であるということ
ぼくは「ブロガー」を名乗っているし、このブログは「ブログ」なのですが、タイトルは「FIRE:投資でセミリタイアする九条日記」です。そう、「日記」なのです。実はこれがキモなのです。
ブログを始めたが、なかなか続かないという人は多いと思います。最初は毎日のように更新していたけど、次第に頻度が落ちて、だいたい10本とか20本とか記事を書いたあたりで更新停止……なんて人はけっこう多いのではないでしょうか。
なぜ続かないか。ブログを書くのはけっこう労力がいるというのも一つ。速い人なら1本30分もかからず書き終えますが、気合を入れると1〜2時間かかるなんて普通です。これを続けるのは時間的にも厳しい。
でも大きな理由は「誰も見てくれない」というところにあるんじゃないかと思っっています。そう。ブログは見てもらえないんですよ! いまでこそいろんな人に見ていただいている僕のブログも、開設からしばらくは全然見られませんでした。
それでもぼくがブログを書き続けられたのは、これが「日記」だったからでした。
日記とは何か。有意義な情報を発信しなくてはならないと思いがちなブログに対し、日記というのは、その日あったこと、思ったことを淡々と記していくものです。そして日記の想定読者は、将来の自分であって、他の人はたまたまその日記を覗き見できるようにしているだけにすぎません。
何年かあとの自分が読み返して、「あーこのときこんなことを思っていたんだ」「この銘柄を買った理由はこれだったのか」「このキャンペーン、こんな条件だったのね」と気付きを得られればOKなのです。
読者を意識しすぎると起こること
そうやって継続していくうちに、読んでくれる人が増えたとします。そしてここでも落とし穴があるのです。それは「読者が読みたいと思うコンテンツを書く」ということ。
いや、商業媒体だったり収益化を狙っているYouTubeとかnoteなら、これって当たり前ですよね。顧客の求めるものを提供するのはビジネスの基本です。でも、日記的なブログにおいては、これは大きな落とし穴になるのです。
顧客ニーズに合うようにチューニングしていくと、コンテンツは過激な方向にいくかもしれません。等身大の自分についての日記だったものが、読者が望むような行動をしてそれをコンテンツにする、自分自身がコンテンツ化していくこともあります。こうなっていくと、それはメディアビジネスでしかなくて、ブログとか日記とは違うものになっていきます。
人間は周りの期待や評価に応えようとしてしまう生き物なので、よく読まれたコンテンツがあったり、「こんなのが読みたい!」と言われれば、ついそのネタをもう一回書こうとしてしまうものです。ただ、日記の主要コンテンツは自分自身ですから、自分自身を外部の評価によって変えてしまっては本末転倒です。別に金を稼ぎたくてブログをやっているわけでもないので、あくまで自分が気になったこと、面白かったこと、そういうことを淡々と書くべきなのです。
つながるきっかけ
そんな自分勝手なぼくのブログですが、それでも「読んでるよー」「あの記事が面白かったよ」「気になっていました」と言ってくれる人がいることは嬉しいことです。やはり8年もブログを継続していると、ぼくがどんな人なのかはブログを読めばなんとなく感じられるようで、そういうのもいいところですね。
ぼくはブログを先に始めて、そのあとXを始めたのですが、ブログを読んでいただいている人とXでフォローしてくださっている方は、必ずしも一致しない感じです。これがまた、広がりがあっていいですね。
このところ、ブログを更新できない日がたちたびあって、そのたびに思うことがあります。それは気負いすぎということ。もっとゆるく、数パラグラフでもいいので、その日のニュースや活動で思ったことを書くだけでいい。そういう当初の頃のブログのように更新できたらと思う、今日このごろです。