投資でセミリタイアする九条日記

セミリタイアを実現したサラリーマン。ETF投資を中心に、太陽光投資や不動産投資、オプション、VIX、FX、CFDまで使って資産運用をしています。

ねぇ投資するなら何を買ったらいいの?

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まるちゃん:「ねぇ投資するなら何を買ったらいいの?」

 

シカクくん:「投資で何を目指すの?」

 

まるちゃん:「ええと。定期預金だと全然増えないし、アベノミクスとか世間では言われているのに恩恵受けてない感じがするの。着実に増えていく投資がいいなぁ」

 

シカクくん:「投資したお金が一時的に減っても大丈夫? ほら、投資すると増えたり減ったりするんで。10年で2倍になるくらいのペースで大丈夫?」

 

まるちゃん:「え、10年で2倍になるの? 投資したお金がなくなっちゃうのは嫌だけど、多少減るかもしれないのは仕方ないよ。10年で2倍になるなら十分だよ」

 

シカクくん:「ならインデックスファンドだね。日本や世界の株式全体に薄く広く投資するんだ。調子が悪い年は1年で20%くらい下がってしまうこともあるけど、過去の統計でいうと平均して年7%くらいは増えているから、だいたい10年経てば2倍くらいになる計算だよ」

 

まるちゃん:「それがいい! そのインデックスファンドってどこで買えるの?」

 

シカクくん:「証券会社でも銀行でも、いろんなところで買えるよ。でもインデックスファンドにも種類があるから、あとはどれを選ぶかだね」

 

まるちゃん:「どうせなら、プロ中のプロがやっているインデックスファンドがいいなぁ。わたしは株のこと全然わからないけど、プロの人はすごく詳しくて、上がる株を見つけるのが仕事なんでしょ?」

 

シカクくん:「上がる株を見つけてそれに投資するファンドはアクティブファンドといって、インデックスファンドとは違うんだ。インデックスファンドは上がりそうな株も下がりそうな株もまとめて全部に投資するんだよ」

 

まるちゃん:「え? どうして下がりそうな株にも投資するの? 上がりそうな株だけに投資すればいいんじゃない?」

 

シカクくん:「過去の統計や実績を見ると、上がりそうだと思った株も下がることがけっこうあって、どんな投資のプロでもそれを見分けることはできないようなんだ。上がりそうな株だけを買うよりも、全部まとめて買うほうが、けっきょく大きく増えているんだよ」

 

まるちゃん:「そうなの? じゃあどのインデックスファンドを買っても同じなんだね」

 

シカクくん:「基本的にはそう。だけど手数料に違いがあるんだ。インデックスファンドを買うと、最初に購入手数料を払わなきゃいけないし、毎年運営手数料も払わなければいけない。その手数料にはけっこう違いがあるんだよ」

 

まるちゃん:「どうせ買うものが同じなら、手数料は安いにこしたことはないよね。どこの手数料が安いの?」

 

シカクくん:「つみたてNISAに選ばれているインデックスファンドなら、だいたい安くて良心的だと思うよ。例えば、eMAXIS Slim先進国株式インデックスなら年間手数料は0.19%だし、eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)なら0.155%。100万円投資して1500円から2000円くらいの手数料だね。プロのファンドマネージャーが株を選別して投資するファンドだと、1.5%くらいが多いので手数料に10倍くらいの差があるんだ」

 

まるちゃん:「手数料にかなり違いがあるんだね。でも、10倍でも1500円が1万5000円になるくらいの違いでしょ? その分上がる株が入っていれば、そのほうがいいんじゃない?」

 

シカクくん:「さっきインデックスファンドだと平均して年7%くらい増えるっていったよね。インデックスファンドならそこから手数料の0.15%が引かれて6.85%になるわけだけど、アクティブファンドで1.5%手数料が引かれると5.5%になっちゃう。1.24倍だね。この差を超えるくらい上がる株を選ぶってかなり難しいんだよ」

 

まるちゃん:「そうか。手数料が1%違うと言われると誤差くらいに思えるけど、年間の値上がりから手数料を取られることを考えると大きな差になっちゃうんだね。ねぇ、もっと手数料が安いファンドってないの?」

 

シカクくん:「実は、米ドル建てのETFにはものすごい手数料が安いものがあるんだ。例えば全世界の株式に投資する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)は手数料0.11%だし、「バンガード S&P500ETF」(VOO)はなんと0.05%しか手数料を取らない」

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まるちゃん:「うわ、すごい手数料安いんだね。そっちを選んじゃいけないの?」

 

シカクくん:「もちろんこのVTとVOOはとってもおすすめだよ。ただ2つ注意点があるんだ。投資信託はノーロードといって購入手数料無料のものが増えているけど、このVTやVOOみたいなETFは株式扱いなんで、購入手数料がかかるんだ。楽天証券の場合で、購入金額の0.45%。ただ最大でも20ドルだから、50万円以上まとめて買うなら手数料はだんだんお得になっていくかな。2万ドル分買うと、手数料20ドルは0.1%相当だね」

 

まるちゃん:「なるほど。じゃETFを買うならまとまった金額のほうがいいのね」

 

シカクくん:「うん。なのでノーロードの投資信託をコツコツ買って、ある程度の金額になったらETFを買い直すというのも一つの手だよ」

 

まるちゃん:「もう1つの注意点って?」

 

シカクくん:「うん。それは円では買えなくて、ドルで買わなきゃいけないってこと。なので、ドル円の為替レートによって得したり損したりするんだ」

 

まるちゃん:「ドルってかなり上がったり下がったりするんでしょう? それは心配だなぁ…」

 

シカクくん:「うん。ぼくら日本で暮らしているからね。ただ、世界全体で見ると、ドルはやっぱり最強の通貨で、日本の円が暴落、ハイパーインフレになるリスクはあるけど、ドルは一番安定していると言われているよ。給料は円でもらっていくわけだし、年金とかも円だから、通貨を分散させるという意味で、投資はドル建てにしておくのもいいんじゃないかな」

 

まるちゃん:「なるほど。わかった。今日の話を全部まとめると、手数料の高いプロのファンドマネージャに任せるんじゃなくて、世界中の株をまとめて買うってこと。場合によってはドルのETFを買えばさらに手数料は安いし、ドル資産を持っておくのも大事ってことね!」

 

シカクくん:「うん。そういうこと! じゃあ投資頑張ってね。1年に40万円の積立でも、8%で運用できれば40年で1億円まで増えるんだから!」

 

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