投資でセミリタイアする九条日記

セミリタイアを実現したサラリーマン。ETF投資を中心に、太陽光投資や不動産投資、オプション、VIX、FX、CFDまで使って資産運用をしています。

資産運用の考え方

どんなスタンス、ポリシーで投資を行うのか、投資一般について考えたこと。

リバランスの頻度でリターンはどれだけ変わるか

今回のコロナショックのように、株価が大きく下がると「下がったときこそ買い」という気持ちになります。これをもう少し一般化してみると、次のようになるでしょう。 株価が下がって、資産全体に対する株式比率が下がったら買い 株価が上がって、資産全体に…

手を出せない波乱相場 最後に笑うのは……

それにしても、凄まじい相場です。過去1年の最高値から20%以上下落したとき「弱気相場」というらしいですが、ダウは最高値の2万9551ドルから2万3851ドルまで下げ、ほぼ20%ダウンです。 ロバート・シラー教授は、 株式市場の「調整」、「弱気相場」という言…

コロナショックで何に追加投資するか(米国編)

連日、株価も為替もジェットコースターのようです。これだけ上がり下がりすると、ロスカットしてポジションを減らしたり、今こそ買い場ということで買い進んだり、何も気にしないとバイ&ホールドだったり、いろいろな考え方があるものです。 ぼくの場合は、…

株式価値の9割は、翌年以降の利益でできている

今回のコロナショックのように事件が起きると、株価が大きく下落します。「これで企業業績が大きく崩れるのではないか」から始まり、「これだけ下がるということはもっと下がってもおかしくない」という気持ちが下げを加速させます。 でも落ち着いて考えてみ…

逆張りのリバランスと、順張りのCPPI

先日の記事で、特に説明もせずに「リバランスする」と書きました。また、株が下がったときに売るのは「トレーダー」とも書きました。でも、もう少し正確にいえば、トレーダーでなくても、株が下がったときには売却する戦略があります。 リバランスは何を意味…

2020年の投資勉強テーマ

いろんな投資手法を勉強中のぼくですが、いま実践を含めてもっと勉強しておきたい(しなくちゃいけない)ものがいくつかあります。自分へのリマインドの意味も込めて、まとめておきます。 宅建士の内容 ボラティリティトレードとしてのオプション 完全リタイ…

連日の株価下落に思う ロスカットか買い増しか

日米ともに連日の株価下落が続いています。「1日としては過去最高の下げ」だとかニュースの見出しには出ていますが、これはどんな状況なのでしょうか。 S&P500と日経平均の推移を見る 今の相場は高いか安いか トレーダーならロスカット 長期投資家なら静観 …

10万を20万にするのと、1000万を1200万にするのはどっちが難しいか

「10万円を20万円にするのと、1000万円を1200万円にするのはどっちが難しいか」。Twitterなどでもたびたび登場する問いです。さて、これをどう考えたらいいのでしょうか? 単純にリターンで考えると? ではなぜ1000万→1200万円のほうが難しそうに感じるのか…

投資手法の宗教論争はなぜ不毛か

ちょうど2年ブログを書いてきましたが、お読みいただいている人の中には、インデックス投資の魅力を言ってたかと思えば、グロース株を持っていたり、高配当に関心があったり、かといえば不動産だの太陽光だのもやっている。さらには、けしからんことに、FXや…

セミリタイア投資家の1日 2020年版

以前、「セミリタイヤ投資家が日常チェックしているもの」という記事を書きました。当時と比べると、何を見ているかもけっこう変わってきましたので、現在の1日をまとめてみたいと思います。 www.kuzyofire.com 何はともあれ為替のチェック 一応VIXの状況を…

こんな投資はしてはいけない(2) 新築ワンルームマンション

たまに、不動産屋からワンルームマンション投資の連絡をいただきます。どこをどう検討しても、投資に値しないのですが、いらないというのに物件案内を送るということで、郵便が届きました。 前回のやっちゃダメ!投資の外貨預金に続いて、今回は新築ワンルー…

太陽光発電事業の企業価値を改めて試算 2020年版

毎月、ポートフォリオ報告という形で総資産のチェック(B/S)とインカムの状況(P/L)をまとめています。そしてそろそろ太陽光発電所の一基目が稼働するので、そろそろ再評価を行っておこうと思います。 基本的な考え方はDCF 割引率をどうするか? 期待収益…

2019年の資産運用を振り返る

2019年も今日で終わりです。この1年間の投資トピックを振り返っておきたいと思います。最初に、なにはともあれ株高だった1年でした。そして、株高だけでなく債券も金(ゴールド)もREITも高いという、まぁ何を持っていても上がった1年です。 全資産が値上が…

6%運用を実現するための投資方法 F.I.R.E.に向けて(4)

前回まで、セミリタイアに必要な資産の計算方法と、そのために必要な資産の作り方について書いてみました。今回は、その資産を具体的にどうやって運用したらいいのかについて、考えをまとめてみます。 www.kuzyofire.com www.kuzyofire.com www.kuzyofire.co…

NISAは実はハイリスク・ハイリターン

先日、現在TOPIXで運用しているNISAがロールオーバーの時期を迎えたのに対して、今回はロールオーバーしないという結論にしました。では、改めて2020年分のNISA枠ではどんなものを買うのかよいか、考えてみます。 www.kuzyofire.com 実はNISAはハイリスク・…

なぜ自分には「上がる銘柄が当てられる」と思うのか

先日、証券会社に務める知人と話していたら、「インデックスの投資信託やETFを買って5年放っておいて20%上がって喜ぶんじゃなくて、企業の分析情報を見て、ちゃんと投資したいじゃないですか」なんてことを言っていました。 投資はギャンブルか資産運用か …

こんな投資はしてはいけない(1)外貨預金

世の中にはいろんな投資商品がありますが、気になるのは「営業担当がオススメしてくる商品はひどい商品」なことがほとんどだということです。金融庁は「顧客本位の業務運営」を求め、各金融業者も「フィデューシャリー・デューティー」と言っていますが、未…

日本の富裕層(1億円以上)は何で資産を築いた?

以前、世界の超富裕層がどうやって資産を築いたかを紹介しました。では、日本ではどうなのでしょうか? www.kuzyofire.com 日本の富裕層が資産を築いた方法 相続で富裕層の仲間入りした人は何人か? 1億円以上の金額を相続する人数 日本の富裕層が資産を築い…

個人投資家にとってのベンチマークとは?

機関投資家や投資信託のファンドマネージャーは、一般にベンチマークに勝ったかどうかで評価されます。この場合、例えば株ならTOPIXやS&P500などの市場平均の株価指数がベンチマークですね。 しかし、個人投資家はこうした株価指数に対して勝った、負けたで…

SDGs投資はうまくいくのか? CSR、CSV、ESGの先へ

最近、SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく聞くようになりました。これは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略で、2015年に国連サミットで採択された15カ年の計画になります。 CSRやESG、CVSとの違い SDGsの実現フロー でも投資…

金融リテラシーの3ステージ SaveからInvest、Asset Managementへ

最近、金融リテラシーというものには3ステップがあるのではないかと思っています。それぞれにステージが違って、求める内容も違う。ここを混ぜると、話がややこしくなるわけです。 最初のステージ「貯金」Savings 2番目のステージ「投資」Invest 第3のステー…

トレーディングは心理戦 しかも大口の意図を見抜く勝負

投資には、いわゆる「安く買って高く売る」タイプのボラティリティをトレードするやり方と、資産が生み出すインカムを背景にした配当や値上がりを取りに行くやりかたがあります。 ぼく自身は完全に後者のスタンスですが、VIX取引やオプション取引などはたま…

老後資金とセミリタイアの違いはタイミングだけ

老後2000万円問題からのち、よく聞くのが老後資金問題です。年金だけでは生きていけないのはかなり昔から分かりきったことだったのですが、みんな知らないか、敢えて意識しないようにしていたのではないでしょうか。 老後資金とセミリタイアは年齢違い 必要…

HFT(高頻度取引)はどうやって儲けているのか?

昨今の東証取引高の5割から7割を占めると言われているのが高頻度取引(high-frequency trading, HFT)です。証券取引所のサーバのする側に自分のサーバを起き、ミリ秒単位で注文を出して取引を行うことで、利益を上げていきます。しかし、このHFTは、どうし…

NISAは本当に富裕層のための制度なのか?

金融庁が求めてきたNISAの恒久化が見送りになるようです。「富裕層の優遇だ」という指摘が理由の一つだそうですが、本当にそうなのでしょうか? www.sankeibiz.jp NISAの概要振り返り 恒久化見送りで何が変わったのか 富裕層にとってのNISAの効果とは 本当に…

豊かな生活は本当に投資で得られるのか?

みんな資産運用をするときに、どんな目的をもってやっているのでしょうか? いくつか調査や周りに聞いた話を総合すると、だいたい3つくらいに分かれるようです。 老後の生活のため 家や車を買う、旅行に行くなど 投資自体を楽しむ 豊かな生活のための投資 果…

市場が平穏だと取引が閑散となる不思議 ボラティリティと売買高

「市場が平穏なため、取引高が減少」。こんな表現をよく聞きます。平穏な市場とは、値動きがあまりなく、大きなトレンドもない状態のことですね。しかし、なぜ市場が平穏だと取引高が減るのでしょうか? ボラティリティと売買高の関係について調べてみました…

米国株の時代は終わるのか?

いうまでもなく、ここ10年は米国株の時代でした。2008年のリーマン・ショックはあったものの、基本的に右肩上がりで株価は上昇し、再び史上最高値を試しています。この間、米国株に投資していた人は資産を2倍から3倍に増やしています。 ※S&P500の指数推移 み…

投資と投機の違いは、インカムゲインかキャピタルゲインかにある

投資と投機の違いはいろいろなところで語られます。僕もこれまで、投資と投機、そしてギャンブルの違いについて何度か書いてきました。 www.kuzyofire.com 短期でも長期でも投機は投機 将来売却できる投資は、投機の意味合いを持つ インカムが背景にないキャ…

7つの個人投資家の強み

機関投資家はプロの集団、個人投資家は素人。そんなふうに思っている人が多いと思います。知識やテクニックでいえば、そのとおり。でも、個人投資家のほうが強みとなることはけっこうあります。 多彩な投資手段を利用できる 四半期ごとに成果を出さなくてい…