FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で自由主義者、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

経済

投資に関係する経済状況の見方、考え方

もし今、暴落が来たら何を売るか?

このところ、株式市場が騒がしいことになっています。株価は乱高下、AIバブル崩壊も囁かれ、20日早朝に発表されるNVIDIA決算を、みんな固唾を呑んで待っている状況です。では、もしここでNVIDIAが決算をミスし暴落がきたら、僕はどう行動するのか。何を売り…

トランプ対中警告で大荒れ 10月10日の衝撃

2025年10月10日、トランプ大統領による中国への追加関税発言が、株価と仮想通貨の急落を引き起こしました。いったい何が起きたのか、影響はどんな感じなのか、今後の動向は? といったところをまとめました。 中国に100%追加関税、ソフト輸出も制限へ 株式…

サナエノミスクで日経平均4万8000円 投資家が注意すべきこと

自民党総裁選挙は前評判を覆し、まさかの高市早苗氏が総裁となりました。これまでの石破政権の政策を引き継ぐを見られた小泉氏に対し、いろいろ変えてくる方向の高市氏。前評判は小泉氏有利だったため、サプライズとみなした市場は大きく反応しました。さて…

米長期国債ETFの売却を始めた

久しぶりに保有銘柄の売却です。昨日、米国債ETFを一部売却しました。その背景にあるのは、米国の財政悪化からくるドルの価値下落トレンドです。保有の超長期米国債ETFであるTLTを半分売却、またTMFや2621にも売り注文を出しました。 米国債ETFの売却開始 ど…

レイ・ダリオが語る米国の国家破綻論は、無視できない

最近、また債券投資に関する取材を受けました。日米の国債から社債まで、また短期から長期まで、幅広く実際に投資している投資家はレアなのでしょう。取材の事前調査をする中で、最も気になったのがレイ・ダリオが新著で語る米国の国家破綻説です。 『How Co…

トランプショックで悲壮感 何が精神的ダメージに繋がるのか

このところ、株クラの方々とお会いする機会が連続してありました。都度話題に出るのが、株価の不調のこと。「これだけ下がった」「私もこんなに下がった」などと互いに下落を報告し合うのですが、けっこう悲壮感が漂っていますね。今の感覚を記しておきます…

トランプ関税ショック! 日経平均一時3万1000割れ、全世界株安&円高145円

7日の日経平均はトランプ関税ショックで3万3700円から急降下し、一時3万1000円を割りました。わずかに戻したものの、結局3万1136円で引けています。関税の影響力はすごいですね。 日経平均急落 債券の逆相関復活? 日経平均急落 こちらが日経平均のチャート…

長期金利が1.455%に インフレ率も4%超え どうする投資家?

日本経済にまた変調の兆しです。長期金利は上昇し、さらにインフレも再燃。一応、好景気は継続しているということになっていますが、生活者として景気のいい実感はないまま、取り巻く環境は厳しくなっていきそうです。 長期金利は1.455%に インフレ再燃 総…

日銀が25bpsの利上げ ローン支払い金利はどれだけ増える?

1月24日、日銀が25bpsの利上げを決めました。これにより、短期プライムレートも0.25%程度の上昇が見込まれます。では、変動金利ローンを組んでいる場合、どのくらい支払い金利が増えるのでしょうか。 日銀が25bpsの利上げ 変動金利のローン支払い額はどれだ…

2024年は投資家にとってどんな1年だったか

2024年の(株式)取引が終わりました。年の瀬なので、この1年が(主に伝統的投資家にとって)どんな投資環境だったのかを振り返っておきます。結論からいうと、とにかくNVIDIAの年でした。 2024年の(株式)取引が終わりました。年の瀬なので、この1年が(主…

「働かざる者食うべからず」ーー働かないのは富裕層か貧困層か

「働かざる者食うべからず」。昨今社会保障費の増大が政治論争にもなっていますが、社会保障についていくつかの書籍を読んでいたら、この言葉がしばしば出てきます。これは、「働こうとしない怠惰な人間は食べることを許されない。食べるためにはまじめに働…

権威を信頼することとAI 三菱UFJ銀行の貸金庫盗難

三菱UFJ銀行の行員が、貸金庫に預けられていた顧客の資産十数億円を盗んだという事件の会見がやっと行われました。事件発覚から1ヶ月半。犯人は40代女性だとされていますが、未だに名前なども明らかにされていません。 権威を笑い飛ばせ 権威からアルゴリズ…

トランプ再選 経済・株価への影響は?

接戦だと言われていた米大統領選ですが、蓋を開けてみれば早々に共和党・トランプ候補の当選が決まりました。ぼくはどちらかの候補に肩入れしているわけではありませんし、そもそも米国選挙権を持っているわけではないので、よかったも残念もないのですが、…

石破ショック、その政策を冷静に検証する

9月27日に自民党の新総裁、つまり新たな総理大臣が決まりました。5度目のチャレンジでその座を射止めた石破茂氏です。当初は緩和的な高市早苗氏が優勢と見られ、株式市場は円安&株高に振れていました。ところが石破氏に決まると急激に反転。大幅な円高と株…

米FOMCで50bpsの利下げ でも長期金利は上昇、円安へ

9月19日、米FOMCは0.5ポイント(50bps)の利下げを決定しました。会合前は、利下げ幅が25bpsか50bpsかで予想は割れていて、今回は大幅な利下げを採った形です。しかし、利下げを受けて長期金利は上昇。さらに日米金利差は縮小したにもかかわらず、円安に動き…

これぞ”暴落”の日経平均 いったい何が原因なのか?

日経平均の下げがすごいですね。8月6日朝の株価は3万1458円。下げ幅では過去最大なんて言われています。どんな状況かをまとめ、今後の行方を占います。 年初来マイナス突入の日経平均 何が今回の日経平均急落の原因? パニック売り? 年初来マイナス突入の日…

日銀利上げ、15年7ヶ月ぶり 国債買い入れも減額

日銀が追加の利上げを決めました。3月にマイナス金利を解除し、今回はリーマンショック前の水準となる0.25%まで政策金利を引き上げます。合わせて、日銀が買い入れる国債も減額します。いずれも引き締め方向の施策で、景気や為替への影響が懸念されます。 利…

e/acc(イーアック)、効果的加速主義とは何か

シリコンバレーで勢いを増している思想的運動である「効果的加速主義(e/acc)」は、世界的な課題の解決策として、制限のない技術的進歩を提唱しています。推進派は、AI開発やその他の技術の加速化が、物資不足のないユートピアにつながるものと信じています…

市場原理主義と資本主義の違いについて

最初に断っておきますが、ぼくは自由主義者であり、リバタリアン、そして市場原理主義者です。どういうことかというと、物事を決めるのに誰か頭のいい人(例えば政府とか)が決めるのではなく、それは市場という場所で、各人が最も妥当だと考えた結果がぶつ…

CPI改善で利下げ期待と円高&トランプ暗殺未遂

ここ数日、政治経済的にいろいろなことが続きました。まず状況をざっくりまとめておきます。CPIが広範に鈍化し利下げ確率が上昇。長期債が上げるとともに為替が円高に振れました。そして7月14日には共和党の次期大統領候補であるトランプ氏が演説中に狙撃。…

「暴落で3兆円の富が消失」したとき何が失われたのか? 『お金のむこうに人がいる』

株価が大きく下がったときに「この下げによって3兆円が失われました」なんてニュースが流れます。一瞬ですごい金額がなくなるんだな……なんて感想とともに、「あれ? でもこの失われた3兆円っていったい何だろう?」と思ったものです。あなたは何が失われたと…

今の米国株は割高なのか? 割高/割安という概念が意味すること

「今の米国株は割高なので、投資する気にならない」。Xなどでも、こんな言葉を聞くようになりました。インデックス投資家流に返答するなら、「割高か割安かなんて誰にもわからないんだから、淡々と積み立てるし、バイ&ホールド」ということになります。でも…

日銀マイナス金利解除 から円安になるって誰が思った?

3月19日、日銀が17年分ぶりにマイナス金利を解除しました。どんなことに影響があるのか、概観してみましょう。 無料で読めるNHK強い 為替は円安に振れた 今度こそ円高? 無料で読めるNHK強い さてマイナス金利解除は事前に十分にリークされていたこともあっ…

TLTを買い増し 金利低下にリスクオン

先日、米超長期債ETFである「TLT」を買い増しました。ドルMMFから買ったので、アセットアロケーション的には、短期債券から超長期債券に転換した形。つまり金利低下に向けてリスクオンです。 あまり積極的な投資ではないけれど 利下げタイミングを探るFRBと…

TOPIX3%下落、為替は147円の円高へ 背景の経済情勢

今日3月11日(3.11ですね)は日本株が大きく調整した日となりました。TOPIXは一時3%安。日経平均も一時1100円安となり3万9000円を割りました。背景をまとめておきます。 TOPIX3%安、日経平均868円安 ドル円は150→147円へ 明暗分かれるM7 この情勢を受けて…

NVIDIA決算クリア、そして日経平均最高値更新

2024年2月22日はちょっとしたお祭り騒ぎでした。懸念されたNVIDIAの決算も好調で、それを受ける形で日経平均はバブル後初めて最高値を更新したからです。 NVIDIA好決算 日経平均も最高値更新 NVIDIA好決算 いまや米国のトップ銘柄はGAFAではなくマグニフィセ…

S&P500が5000突破、日経平均はバブル超え間近

これだけ強烈に利上げされたのに、いやはや経済が力強い。その上インフレが収まりつつあって利下げが見込まれることから、株価はさらに勢いづいています。S&P500はついに5000突破、日経平均はバブル時の最高値更新までもう少しです。 株価絶好調 5年間で見る…

2023年は投資家にとってどんな1年だったか

2023年の(株式)取引が終わりました。年の瀬なので、この1年が(主に伝統的投資家にとって)どんな投資環境だったのかを振り返っておきます。 米FRBに振り回された1年だった マイナス金利の出口を探る日銀 株価は上昇 不動産も金も仮想通貨も上昇 2023年は…

「利下げは視野に入り始めている」とパウエル議長 債券投資家の勝利か?

米国の長期金利がやっと下落し始めました。11月末のそれぞれ約5%をピークに、30年債が4.1%、10年債が3.9%まで下落。これはもうトレンドとして、金利低下が続きそうです。 今度の下げは本物か? 「利下げは視野に入り始めている」とパウエル議長 一方日本は…

急激な円高進む 147→141円に

昨日7日の為替相場は大混乱でした。何が起きたかといえば、急激な円高です。昼の147円台から急降下し、8日深夜には一時141円台まで下がりました。状況と背景をまとめておきます。 長期金利急騰→円高へ 日銀総裁の「年末から来年にかけて一段とチャレンジング…