アセットアロケーション
ぼくのポートフォリオには実に12本ものインデックスファンドが含まれています。え? なんで? これは深い理由があって複数のインデックスファンドに投資しているというよりも、歴史的経緯が大きくて複数本を保有することになりました。 株式/債券のETF/投…
FIRE後は、これまでの資産形成とはうってかわって資産を取り崩すステージに入ります。資産形成では、長期運用が前提となるため「全世界株式100%長期投資」で問題ありません。ところが取崩しの場合、同じ手法では問題が生じます。市況が好調なときも不調なと…
前回、2023年の経済見通し、相場観をまとめました。今日はこれに基づいて、具体的にどのような投資・運用をするか方針を考えてみます。 全体方針 債券セグメントの戦略 株式セグメントの戦略 ヘッジセグメントの戦略 リアルアセットの戦略 オルタナティブの…
今年は年末年始に旅行に出かけていて、落ち着いてブログが書けるのも今日が初めて。改めまして、あけましておめでとうございます。では2023年の投資方針について、考えてみます。 2023年の経済状況 2023年の日本の状況 2023年の制度・システム変更 SBI手数料…
インフレと為替に振り回された2022年、ベスト投資商品はどんなものだったでしょうか? こちらの記事は、ななしさん(@_teeeeest)企画のベストバイストックに参加して書いたものです。 みさきさんからバトンを受け取りました 2022の環境振り返り 2022年のベ…
ポートフォリオの中身をどう分析するかはいろいろですが、「インカムゲインを目的としたもの」「キャピタルゲインを目的としたもの」で分けてみたらどうでしょうか? 自分のポートフォリオをその観点で分類して、考察してみます。 インカムとキャピタルは相…
今振り返ると、コロナ後はシンプルで分かりやすい相場だったといえそうです。各国は大規模金融緩和を進め、上がるべくして株価は上昇。金余りの金融相場の中、債券を除けば何を買っても儲かったという相場でした。 ところが今起きているのは、想定以上のイン…
2022年の投資方針を考えるにあたり、第1回で過去からのリターンなどの数値的現状を確認し、第2回で10年単位のスパンで見て今後どうなるかという見通しを検討しました。第3回となる今回は、これらを踏まえて実際のポートフォリオを考えてみます。 第1回、第2…
前回は、現状のポートフォリオの状況とリターンの状況について振り返りました。続いては、今後のポートフォリオ構成の前提となる市場環境について考察してみます。 インデックス投資家でも市場の見極めは必要 株価は利益とムードで決まる 現在のムード=PER…
今になるまで2022年の投資方針を確定しないできました。そろそろ、最近感じていることを踏まえて、投資方針を決定したいと思います。 現在の資産規模を冷静に分析する 現在のポートフォリオのリターン 現在のポートフォリオ設計 何が想定と違ったのか? 現在…
ぼくの過去の投資遍歴は、データが残っているのが2008年からなのですが、そこからの13年間でポートフォリオは大きく変化しました。一言でいうと、フルインベストからマルチアセットへ、となります。 推移を確認するとともに、何が起こったのかを振り返ってみ…
明けましておめでとうございます。コロナ禍はあったものの、2020年は投資家にとってはいい年になりました。その成績はまだ集計中なのですが、この1年を振り返り、2021年の戦略を考えておきたいと思います。 5セグメント戦略は継続 株式セグメント 債券セグメ…
投資理論を少し勉強すると、必ず出てくるのが「自分のリスク許容度に合った投資をしましょう」という言葉です。リスクを取れる人は高リスクの資産(株とか)、取りたくない人は低リスクの資産(債券とか)を多めに入れよう、という話なのですが、これってど…
世界最大のヘッジファンド、レイ・ダリオのブリッジウォーターには、2つの目玉ファンドがあります。アクティブ運用の「ピュアアルファ」、そしてリスク・パリティの「オールウェザー」です。複雑なピュアアルファに対して、ポートフォリオのアセットバランス…
ぼくが投資を始めたころは、まだインデックス投資は市民権を得ておらず、知る人ぞ知る投資法でした。でもいまや、インデックス投資は、手法の一つとして定着してきています。ただし、一口に「インデックス投資」といっても、そこにはバリエーションがあり、…
いろんな資産を分散して持てば、リターンは落とさずにリスクだけを減らすことができます。複数の資産を分散させて持つということで、一般にポートフォリオ理論といいます。このポートフォリオ理論の中で、最もシンプルな最適解を提示したのが、ウイリアム・…
前回まで、FIREに向けて必要な資産額はどのくらいで、どんな方針で運用すればいいのかを確認してきました。6%運用を長期的に実現するには、株式インデックスに投資すればいい、ということも過去のエビデンスからまとめました。 今回は、その効率性、確実性…
資産運用、特にアセットアロケーションの文脈でよく出てくるのが「アルファ(α)」です。これは市場平均(ベータ、β)に対して、それを上回る超過の収益を指す言葉です。 www.kuzyofire.com それはアルファなのか、単なるリスクプレミアムなのか アクティブ…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。最後は、投資というよりも事業に近い、リアルアセットセグメントの運用方針について…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。今回は最もユニークなオルタナティブセグメントの運用方針について、記載しておこう…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。続いてヘッジセグメントの運用方針について、記載しておこうと思います。 www.kuzyo…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。続いて債券セグメントの運用方針について、記載しておこうと思います。 目的および…
2020年から、資産の運用を5つのセグメントに分けて把握していきます。株式セグメント、債券セグメント、ヘッジセグメント、オルタナティブセグメント、リアルアセットです。まずは株式セグメントの運用方針について、記載しておこうと思います。 www.kuzyofi…
2020年が始まりました。19年は、インデックス、グロース、オルタナティブ、リアルアセットの4セグメントで運用方針を決めてやってきました。ただし、グロースセグメント比率を大きく減らしたのと、金のようなほかと性格の違う資産を購入したこと、優待クロス…
個人投資家向けのベンチマークを検討する中で、改めて価値を再認識したのがレイ・ダリオのオールウェザーポートフォリオ(All Weather)です。「全天候型」の名の通り、経済状況によらず安定したパフォーマンスを見せるのが特徴です。どんなポートフォリオで…
いうまでもなく、ここ10年は米国株の時代でした。2008年のリーマン・ショックはあったものの、基本的に右肩上がりで株価は上昇し、再び史上最高値を試しています。この間、米国株に投資していた人は資産を2倍から3倍に増やしています。 ※S&P500の指数推移 み…
2019年からポートフォリオを4つのセグメントに分けて管理することにしています。下記のとおり、それぞれのセグメントについて、運用方針を改めて書き出してみています。 インデックスセグメント:2019年運用方針の目論見書 グロースセグメント:2019年運用方…
大きな資産を築くには、給料からコツコツと 貯めていくこと、そして長期的にリスク資産に投資して伸ばすこと、さらにストックオプションなどで労働外の資産を作っていくことが大切だと書きました。 kuzyo.hatenablog.com では自分はどうだったけ? と思って…
2019年からは、アセットアロケーションを4つのセグメントに分けて把握していきます。インデックス、グロース、オルタナティブ、リアルアセット(太陽光)です。今回はリアルアセットセグメントの運用方針をまとめておきます。 目的および基本的性格 投資対象…
2019年からは、アセットアロケーションを4つのセグメントに分けて把握していきます。インデックス、グロース、オルタナティブ、リアルアセット(太陽光)です。今回はオルタナティブセグメントの運用方針をまとめておきます。オルタナティブというと、一般的…