投資テクニック
久しぶりに子どものジュニアNISA口座を覗きました。年間最大80万円、最長5年運用でロールオーバーが可能だったジュニアNISAは、2023年を最後に新規購入ができなくなりました。では2024年はどうだったのか? ちょっと調べてみると、あまりの複雑さに理解する…
11月5日、東証は約70年ぶりとなる取引時間の延長を実施しました。これによって、取引量の増加、復旧可能性の向上などが見込まれるということですが、合わせて新導入された「クロージング・オークション」とは何か、気になったので調べてみました。 新規にク…
よく、優待クロスはノーリスクなんていいますが、それは操作ミスをしない場合の話。そして操作ミスに含まれるのかは分かりませんが、仕組みをよく理解しないままトライして失敗することもよくあります。今回は空売り価格規制にやられました。 神戸物産7000株…
新NISAがスタートして、その始め方はいろいろな情報が出てきました。ではNISAの出口戦略はどう考えたらいいでしょうか? いずれ資産は取り崩すのですが、NISAから取崩したほうがいいのでしょうか? それとも特定口座から取崩したほうがいいのでしょうか? NI…
日銀利上げが、徐々にさまざまな金融機関の利率に影響し始めています。今回、証券担保ローンとして便利な野村Webローンも、金利アップを発表しました。これまで1.50%だったものが1.65%になります。 金利が1.50→1.65%に あれ? 金利変更は契約更新時じゃなな…
投資家が集まると話題の一つとして必ず出てくるのが「どんな証券会社を使っていますか?」というものです。前回書いてから3年経ったので、いろいろ状況も変わってきました。どの証券会社を使っていて、どう評価しているか、まとめておきます。 なお、機能の…
昨晩(7月6日)に「インデックス投資ナイト2024」に参加しました。昨年は視聴者としてでしたが、今回は壇上に上がらせていただき、出演者として。 座談会「新NISA、私はこう使っています!」 総経費率の面白さ 素晴らしい手造りイベント 座談会「新NISA、私…
最近、投資手法といえば「オルカン全振り」でいいんじゃないかという風潮があります。全くもってこれに賛同してるんですが、オルカン全振り=全世界株式インデックス投資がファイナルアンサーではなく、その発展として2種類の方向があると思っています。 1つ…
政府がiDeCoの掛け金の上限引き上げを打ち出すというニュースが話題です。iDeCoは個人型確定拠出年金で、自分で積み立てる年金。掛け金は所得から控除されてその分税金が減り、受け取るときは課税されますがその税も優遇されます。もしこの金額が倍増したら…
貸株というのは手持ちの株を証券会社に貸し出すことで金利を得られるサービスです。ETFなどのメジャーで巨大な銘柄は0.1%とかですが、マイナーで小規模な会社は5%近い金利が得られます。これを活かして「貸株クロス」を試してみました。 貸株クロスの概要 …
3月に各社はクレカ積立の月間上限を10万円に引き上げるとともに、その際の還元率をどうするかの対応に追われました。還元率を下げた(三井住友カード)ところもあれば、5万円以降段階的に削減、10万円でもそのまま、などさまざまでしたが、5万円以降は付与し…
最近「証券担保ローン、野村のWebローンでお金を借りて、インデックスに投資する」という話をたびたび聞くようになりました。ただ、それならば単に信用取引で買えばいいんじゃないか? と思う人も多そうです。 はて、この2つの違いはどこにあるのでしょうか…
よく「レバレッジETFは減価する」と言われます。確かにこれは事実で、日次でリバランスしてレバ倍率を調整している以上、レンジ相場では減価してしまうのです(なぜそうなるかの理屈はこちらに書きました)。 でも思いませんか? もし本当に「減価」するのな…
証券各社がクレカ積立を5万→10万へと引き上げるなか、最後までポイント還元率を未定としていたSBI証券と三井住友カードが、ついに還元率を発表しました。と、これがとんでもなくややこしい。そこで、最大注目のプラチナプリファードについて、利用金額ごとの…
3月に予定されていたクレカ積立の上限が5万→10万円にアップし、各社は続々と10万円対応を発表しています。ただ注目は10万円時の還元率。ここは各社で考え方にいろいろな差があるようです。 →三井住友カードも還元率が発表になりました。 www.kuzyofire.com 4…
前回、高配当と取り崩しを比較すると、取り崩しのほうが税払いを先送りでき、同額を取り崩すのであれば税金が少なくなるため手取りが増え、手取りを同一にするなら税金を再投資でき、リターンが大きくなるという点を検証しました。 www.kuzyofire.com ただ、…
クレカ積立の上限額が、3月から10万円に引き上げられる見込みです。各社の報道によると、鈴木俊一金融担当相が会見で話しました。 www.tokyo-np.co.jp 基本5万円、一部カードではすでに10万円に ポイント還元がそのままか? には注意 即売り対策も進む 九条…
株式投資入門的な本を読むと、だいたい書いてあるのが「利益はちゃんと確定しよう」という話と、「損が出たら塩漬けにしないで損切りしよう」という話です。でもぼくは、損切りはしても利確はほとんどやりません。それはなぜでしょうか。 利確のデメリット …
昨日、米国短期国債ETF SHVの分配金が、信用買い金利を上回っていることを受けて、差額をほぼノーリスクで獲得できる=アービトラージのではないかとポジションを建ててみました。概ね想定どおりだったのですが、一つ、致命的な問題に気づいていませんでした…
1月、2月は優待クロスがほとんどないこともあり、資金がダブつき気味です。つまり、3月半ばまで、相当額の資金が銀行口座に寝ています。これはもったいないということで、何か短期のローリスク投資手法はないか? とTwitterで聞いてみたところ、いろいろなア…
金価格が高騰しています。消費税込みで国内売買価格は1万円を超えました。そんなとき、家族が「金歯が取れた」というのです。歯医者に行くと勝手に金歯を処分されたりするので、「金歯持ち帰ってきて」と伝え、それを売却してみることにしました。果たして価…
2024年から始まった新NISA。つみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万、合計360万円が年間投資上限ですが、さっそくその両方を最速で埋めました。 積み立てか一括か 購入したのはオルカン 積み立てか一括か 以前、新NISAのつみたて投資枠を最速で埋める方…
12月の優待クロスではけっこうな資金が必要になります。例えば、すかいらーくなら1000株で210万円、マクドナルドなら500株で300万円、ロイホなら250万。それぞれ7名義で取れば、それだけで5300万円あまり必要になります。12月は銘柄豊富なこともあって、優待…
証券会社には証券担保ローンというサービスがあります。これは預けている株や債券などを担保にしてお金が借りられるというもの。野村證券のWebローンが有名で、金利は1.5%。ぼくも何度か記事にしていますし、日常的に利用しています。 ところがなんと大和証…
tsumiki証券がいろいろと制度変更です。新NISAに合わせて、クレカ積立の上限額をこれまでの5万円から10万円に拡大します。さらに、これまで緩かったポイント還元制度も変更し、即売りを禁じてきました。何がどう変わるのか、何に気をつけたらいいかを検討し…
これまであまり手がつけられていなかった、証券会社でのドル円為替に大きなメスが入りました。楽天証券が片道3銭、往復6銭にすることを発表したと思ったら、SBI証券はゼロ円です。もう最高ですね。 SBI証券が為替手数料ゼロに これまでもドル買いにはいろい…
新NISAの最大で唯一のメリットは非課税であることです。でも非課税であることは、どのくらいリターンを改善してくれるのでしょうか? 計算してみました。 NISAは利益を改善するのは確かだが 5%の投資と10%の投資をNISAで運用する 複数年運用するとNISAのリ…
年末で近づくと考えなくてはいけないのは節税。そして誰でも簡単にできて効果が大きいのが損出しです。もう5年も前に、この損出しをクロスで行う方法を解説しました。ただそこからかなり外部環境も変わったので、改めて実践編として、実際に損出しをやってみ…
2024年から始まる新NISA。これまでのNISA/つみたてNISAに比べ、非課税期間が恒久化され、枠も合計最大1800万円になるなど、投資家に有利な形で変更になりました。一方、売却すると翌年枠が復活するなど、複雑なところもあります。 ちょうど本日13日から、楽…
2024年から始まる新NISA。これまでのNISA/つみたてNISAに比べ、非課税期間が恒久化され、枠も合計最大1800万円になるなど、投資家に有利な形で変更になりました。一方、売却すると翌年枠が復活するなど、複雑なところもあります。今回は新NISAを最大限活用…