ETF
ぼくのポートフォリオには実に12本ものインデックスファンドが含まれています。え? なんで? これは深い理由があって複数のインデックスファンドに投資しているというよりも、歴史的経緯が大きくて複数本を保有することになりました。 株式/債券のETF/投…
全世界の株式に投資するeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンが信託報酬の大幅値下げを発表しました。これまでの0.1133%から一気に0.05765%へと、ほぼ半減です。 業界歳低コストの座を維持したオルカン 恐ろしいほどの低コスト 全世…
低コストインデックス投信の代表格「eMAXIS Slim全世界株式」の信託報酬の約半分という低コストで話題となった、日興アセットマネジメントの「Tracersオール・カントリー」がさらにコスト引き下げです。これまで、諸費用の年率上限を0.1%としていましたが、…
7月は優待クロスの枯れる月で、8月も制度クロスがメインになると考えると、けっこうな金額が遊ぶことになります。これを短期間ですが低リスクで運用できないか? ということで考えていたら、Twitterで教えていただいたのが東証版PFFDの【2866】です。 キャッ…
インデックス投資家にとって、本当にいい時代になったものです。SBIアセットマネジメントは、米ETFのVIGやAGGなどメジャーなインデックスETFへ投資する投資信託11本を6月8日から設定、運用を開始すると発表しました。 →プレスリリース 超低コストETFにそのま…
Twitterの株クラでカバードコールETF「QYLD」が話題です。こちら、以前ちょっと調べて「うーん。ちょっと投資対象じゃないな」という結論になった記憶があるのですが、ブログを検索しても調べた結果がありませんでした。そこで、改めてまとめておきたいと思…
今の相場観として、景気後退の可能性が高く株式はまだ危険な一方で、FRB政策金利はピークをつけつつあり、ここからは利下げの可能性が大だと何度か書きました。この相場観に沿うなら、買うべきは債券です。そして、最も効率的にパフォーマンスを上げられるET…
インフレはどうなるかまだ見えず、FRBは着々と利上げを進め、グロース株は崩壊し始めています。金融相場から業績相場に移行するかと思いきや、思わぬ強いインフレに足をすくわれたという、たいへん難しい市場環境になってきましたね。 さて、こんな先行き不…
最近、全世界株式インデックスが人気です。「Fund of the Year 2021」でも、トップは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」でした。その一方で気になるのは、ロシアのウクライナ侵攻に伴う株価下落です。オルカンにはロシア株はどれくらい含まれ…
不定期連載のポートフォリオ紹介も今回で第10回。「北米除く先進国インデックス」のEFAです。ブラックロックが提供するETFで、全世界をカバーするために購入したものになります。総資産の3.8%がこのEFAになります。 S&P500 ETF IVV Amazon テンバガー銘柄 新…
不定期連載のポートフォリオ紹介、第6回は総合債券ETFの【BND】です。書くのは6番目になりますが、実はその後の価格変動と買い増しで、現在、単一商品としてはなんと最大シェアを占める保有額になっています。 意外なことに、これだけ株式バブルだといわれて…
今回は「Fund of the Year 2020」投票と、ポートフォリオ紹介のセット記事。ぼくのポートフォリオ内でだいたい5番目にシェアが大きい「VT」です。こちらは、全世界株式に投資する定番のETFです。 1位 IVV S&P500 2位 Amazon 3位 EEM 新興国ETF 4位 金(ゴー…
最近、ARK社の米国ETFが話題のようです。いわばアクティブファンドであり、それを上場させたETFです。ディスラプトテクノロジーに特化したファンドのようで、特に暴騰したTeslaを組み入れていることや、コロナ禍でテクノロジー系の調子がいいことから、たい…
株価が絶好調の中、何が不調かというと商品(コモディティ)です。4月に起きたWTI原油先物が、まさかのマイナス価格になったことは史上初めてということで驚きを与えました。しかし、商品の不調はコロナで始まったものではありません。 今回はコモディティイ…
不定期連載のポートフォリオ紹介、第3回は新興国ETFのEEMです。こちら、ぼくのポートフォリオの中で3番目に大きなシェアを持っています。 1位 IVV S&P500 2位 Amazon 3位 EEM 新興国ETF 4位 金(ゴールド) なぜ新興国? 買い付けの履歴 人気も種類もない新…
不定期連載として、現在保有しているポートフォリオの中身を紹介していきます。現在ポートフォリオ内のシェアが最も大きいのが、こちらS&P500に連動するインデックスETFのIVVです。 1位 IVV S&P500 2位 Amazon 3位 EEM 新興国ETF 4位 金(ゴールド) 2000年5…
債券、特に米国債といえば「安定」「低パフォーマンス」のイメージが強いかもしれません。短期国債(SHY)やモーゲージ債(MBB)、またそれらの組み合わせの総合債券(AGG/BND)についていえば、そのとおり。ただし、もっと攻撃的な債券もあります。米国の…
そもそも債券ってどんな特性を持っているんだっけ?という話から、重要なパラメータであるデュレーション、スプレッド、イールドカーブなどをチェックしてきました。それぞれのパラメータがどのような意味なのかを確認し終わったので、では実際の債券ETFにつ…
最初はざっくり米債券ETFを比較するだけと思っていた債券の話も、どうせならそれぞれのパラメータを確認していこうと思ったら、けっこう長くなりました。5回めとなる今回は、ロールダウンについて。利子というインカムゲインしかないと思われがちな債券です…
第1回から、2回にはデュレーション、3回はスプレッド、4回はコール条項について、債券関連のさまざまなパラメータを見てきました。今回は、債券=金利のキモであるイールドカーブについて、いろいろと見ていきます。 基本的に右肩上がりのイールドカーブ な…
第1回、第2回、第3回と債券でチェックしておくべきパラメータについて見てきました。ここからはちょっと詳細に入っていきます。今回は「コール」条項についてです。 要は繰り上げ返済の権利 実効デュレーション さらに詳細な金利感応度、コンベクシティ コー…
第1回で債券の概要、第2回で債券のリスクを決める大きな要素であるデュレーションについて見ました。今回は、もう一つの重要な要素であるスプレッドについて見てみます。債券のリターンは、基本的に支払われるクーポンです。このクーポンの利回りは2つに分解…
前回は債券ってなんだっけ?ということを見てみました。長々と書きましたが、金利と債券価格は表裏一体にあるということでした。今回は、もう一つの重要な要素であるデュレーションについて。金利感応度などと呼ばれますが、どういうことでしょうか。 www.ku…
投資といえば株式という人が多く、もう一方の主役である債券についてはそれほど情報がないようです。そこで、米債券系ETFについて、基本的な考え方についてまとめてみました。まずは債券価格の考え方からです。 そもそも債券って? 債券の価格を決めるのは金…
よく「レバレッジETFは減価する」ので損という話があります。この減価とはどういう意味なのか、少し考察してみます。 レバレッジETFの仕組み 米NASDAQのQQQとTECLでは? なぜ素直に2倍、3倍にならないのか リバランスしない先物レバレッジなら? リターンが2…
連日、株価も為替もジェットコースターのようです。これだけ上がり下がりすると、ロスカットしてポジションを減らしたり、今こそ買い場ということで買い進んだり、何も気にしないとバイ&ホールドだったり、いろいろな考え方があるものです。 ぼくの場合は、…
株価大幅下落もあったので、以前から関心を持っていた高配当ETFをチェックしています。有名なものだと、バンガードのVYM、ブラックロックのHDV、ステートストリートのSPYDあたり。そして、ウイズダムツリーのDHSとバンガードのDVYをチェックしてみました。 …
債券セグメントの一部としてモーゲージ証券に投資するETF「iシェアーズ米国MBS」(MBB)を、ポートフォリオに組み込んでいます。このモーゲージ証券とはどのようなもので、どういった特徴があるのでしょうか。 住宅ローンを証券化したのがモーゲージ証券 債…
パッシブインデックス投資家にとって、1つの王道は全世界株式に投資することです。ところが、一口に「全世界株式」といっても、微妙な違いがあります。多くのファンド/ETFは、世界株式指数の代表である、MSCI All Country World Index(ACWI)か、FTSE Glob…
現在、東証上場のETF 1497の形で、米ハイイールド債へ投資しています。そろそろ景気が減速してきており、ハイイールド債のポジションを見直そうと思っています。そこで改めて、どのような特性を持っているのか確認しておきます。 1497 ETFの実体は為替ヘッジ…