FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

収益不動産の価格はピークを打ったか?

収益不動産への関心をずっと持ち続けているのですが、こと相場の状況でいうと、やっと価格がピークを打って低下が始まったかな? という感じのようです。利回りでいうと、上昇が始まったかもというところ。 区分マンションは利回り低下継続 一棟アパートは価…

Libraがドルに代わる日

Bitcoinが生まれて10年。この得体の知れなかった仮想通貨という代物は、一つのアセットとして投資家の間に定着してきました。そして、仮想通貨のセカンドステージがいま、始まろうとしています。Facebookが進めるLibraです。 先日、英イングランド銀行総裁が…

資産の運用目論見書を作ってファンドマネージャーの気分に

2019年からポートフォリオを4つのセグメントに分けて管理することにしています。下記のとおり、それぞれのセグメントについて、運用方針を改めて書き出してみています。 インデックスセグメント:2019年運用方針の目論見書 グロースセグメント:2019年運用方…

8月優待最終日、ジンズを追加 9月も仕込み

8月28日本日は、8月優待の権利付き最終日です。明日が権利落ちなので、今晩は決済注文を入れる日ですね。8月最終日なので、一般信用の在庫が残っていればまとめて取ってみようと見てみると……。 ジンズとコメダ珈琲が楽天証券で残 9月の日興証券在庫を一斉取…

「長期的には我々はみな死んでいる」景気の変化を投資にどう反映させるか

自分自身もそうなのですが、米中貿易戦争で経済の先行き不安だとか、円高が進んだとか、S&P500が史上最高値だとか、FRBがどこまで利下げをするだとか、経済やマーケットの動きについ、一喜一憂してしまいます。 単純に経済とマーケットは面白いんですね。0.5…

固定資産税の支払いを忘れて督促が来ました

太陽光発電所の敷地として購入した土地。その固定資産税の支払を忘れていました。1回目は、下記の記事のように支払いを済ませたのですが、2回めは自分で覚えていてはらう必要がありますね。当たり前ですが。 www.kuzyofire.com 地域によって違う支払い時期 …

25日から1週間、イオンカードの20%還元が再び

8月25日から31日まで、イオンカードの20%還元が再びやってきました。 8月は、d払いのコンビニを中心とした20%還元と、JCBカードのQUICPayを使った20%還元が強力ですが、やはりクレジットカードの利用範囲はたいへん広いです。というわけで、この一週間は…

止まらない米中貿易戦争 米株も大きく下落

23日の焦点は、ジャクソンホールで会合を設けるFRBパウエル議長が、利下げについてどんなニュアンスで話すかでした。ところが、同タイミングで中国が、米国からの輸入品に5-10%の追加関税を課すと発表。これに対してトランプ大統領は、発動中の追加関税率を…

税金的に損でも配当を出す企業を選ぶわけ 『株式投資の未来』より

シーゲル教授の『株式投資の未来』はたいへん刺激的な本です。中でも、「高配当株を買え!」という説明は、世間一般の常識を止揚したところで議論が展開されます。 株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のり…

国益とか日本企業を応援とかに感じる不思議

よく「日本企業に頑張ってほしい」とか「日本の国益に」とか、そういう発言をする人がいます。そのたびに、何かの違和感を感じていたのですが、ちょっとそれを整理してみたいと思います。 日本企業って一体なに? 税金を日本に収めるのが日本企業? イメージ…

9月優待クロスをそろそろ仕込み始める

8月の優待クロスも佳境です。そろそろ9月の優待クロスを仕込みたいと思っています。1年のうちで、9月は3月に続き優待の多い月。なかなか魅力的な銘柄が揃っています。 8月のクロスポジションが解消される前に仕込む 仕込み済み9月銘柄 これから仕込む9月銘柄…

為替のカラー取引ポジションを考える

債券のイールドカーブが逆転するなどいくつかの指標がリセッションを示しつつあります。国内の投資家の我々にとって、もう一つ気になるのが為替ですね。リセッション入りすると、おそらくは更に円高が進みます。この為替変動をヘッジできないか、今回は為替…

Amazonマケプレの終焉 メルカリに乗り換え

Amazonが、個人間売買サービス「マーケットプレイス」を開始したのは2001年です。もう18年も前なのですね。ぼくは、開始当初からマーケットプレイスを活用し、不要になった書籍などを販売してきました。 かなり美味しかった当初 年々続く手数料値上げ マーケ…

明日19日は、8月20日優待の権利落ち日 ライトオンは8月末!

明日、19日は8月20日優待銘柄の権利落ち日です。T+3からT+2に変更になって、権利確定日と権利落ち日が1日ずつ後ろにずれました。営業日で数えて、1日ずつ 権利付き最終日 権利落ち日(=売却して可) 権利確定日(8月20日、8月末営業日など) という流れで…

じぶん銀行が3ヶ月円定期で0.35%キャンペーン

じぶん銀行が、年利0.35%の定期預金キャンペーンを始めました。3ヶ月ものなので、92日間で0.0875%の金利を得られます。100万円なら875円の利息になります。税金が20.315%引かれるという点はありますが、ノーリスクで0.35%は小さくないですね。 条件は他の金…

コード決済だけじゃない JCBもQUICPayで20%還元 上限も1万円

高還元キャンペーンといえばPayPayやLINE Pay、メルペイなどのコード決済系が毎月のように展開していますが、キャッシュレスの主役ともいえるクレジットカードもキャンペーンで追撃です。 JCBは、Apple Pay/Google Payに登録してQUICPay/QUICPay+を利用し…

リセッション間近? イールドカーブ逆転で債券上昇

暴落というほどではないのですが株価が軟調です。日経225もS&P500もずるずる下げている感じ。そして、米国債の利回り低下=価格上昇が話題です。 www.bloomberg.co.jp 30年債が利回り2%切り 株価も軟調 しかし暴落ではないか もう少し下がってくれれば高配…

制度信用を使って配当タダ取りができる

株式投資をやっていると、一度は思うのが「配当権利が確定する日だけ株主になれば、1日で配当がもらえるのでは?」ということです。同じことが株主優待にも言えます。 ところがこの作戦はうまくいきません。その日に持っていると配当や優待がもらえる権利確…

8月後半のスマホ決済キャンペーン攻略 筆頭はd払い

8月も引き続きスマホ決済キャンペーンが盛りだくさんです。前半では、メルペイの70%還元がありましたが、皆さんは還元上限まで使ったでしょうか? では後半戦、どのタイミングで、どの店舗で、どのサービスを使えばいいのか確認してみましょう。 8月12日〜8…

カブコムへの移管はちょっと注意 8月末キャンペーン

カブドットコム証券のキャンペーン締め切りが近づいてきました。8月末までに1000株を移管して入庫すると、1万円キャッシュバックという太っ腹な企画です。 www.kuzyofire.com 楽天からカブコムへ移管手続き 楽天証券側は先に貸株解除が必要 楽天からカブコム…

HDVを指値で買いたいが、プットオプションを売れるといいのに

いろんな資産運用やマネーについて書いていますが、運用規模で分類すると、ぼくは国際分散インデックス投資を長期で運用するETF投資家です。資産の約半分はインデックス運用になっています。 現在、株価は最高値を更新したり、トランプ大統領の行動でガクッ…

日興証券 優待クロスのコスト目安

ちょっと前までの優待クロスは、15日前くらいに解禁された一般信用売りの在庫を取り合うというゲームでした。ところが、各社が一般信用長期を始めたことから、1ヶ月前からクロスポジションを建てるようになってきています。特に、手数料無料、貸株料も1.4%…

仮想通貨のレイヤー2で、価値発行と機能は分離する

仮想通貨界の著名人、大石さんが、下記のようにTweetしていました。アルトコインを例に、今後、通貨の「価値の発行」と「さまざまな機能」は分離する、というのです。 1. アルトコインは不要か?とても大事なメガトレンドをいうけど、「価値の発行と、取引や…

8月優待 SBIで吉野家、日興で進和、コメダ珈琲を獲得

8月7日の19時に、SBI証券の8月末分の短期信用が解禁になりました。日興証券で取れていなかった、いくつかの株が出ていたので、信用売りをセットしました。 SBIで吉野家 日興証券で進和、コメダ珈琲 現在の8月分クロス状況 SBIで吉野家 吉野家(9861)は300円…

「成長の罠」とは? なぜ高成長企業はリターンで負けるのか:書評『株式投資の未来』

投資家のバイブルであるシーゲル享受の『株式投資の未来』を読んでいます。本書は、豊富なデータを元に投資家の収益の源泉がどこにあるかを分析するのですが、その結果、世間で言われている常識とは全く異なった結論がたびたび出てくるのが魅力です。 株式投…

円高105円台。株安、そしてランドも急落

1ドル105円台と急速な円高が進みました。理解している限り、背景は3つあります。 FRB10年ぶりの利下げで金利差拡大 トランプの制裁関税第4弾 1ドル=7元の元安、ドル高 利下げで金利差拡大 制裁関税第4弾 元安、ドル高 ランドも急落 利下げで金利差拡大 一般…

端株(単元未満株)をネオモバイル証券に集約 実質コスト無料

単元未満株の面白みが出てきました。株主優待では、これまで権利確定日に株を持っていればもらえることがほとんどだったのが、次第に長期保有者制度を導入してきています。「1年以上保有者だけが優待をもらえる」「2年以上保有者には優待がプラスされる」。…

VIXロング投資の推移と結果

VIX

ポジションを取ったことは特に書いていませんでしたが、7月3日と4日にVIXロングのポジションを取りました。GMOクリックの米国VIです。当時は、パウエル議長の議会証言の直前。VIXは13ドル前後で安定しており、今後の利下げが見込まれる中で、そろそろ崩れる…

2019年7月の成績とポートフォリオ公開

7月が終わったかと思えば、FOMC(8月1日)の想定よりタカ派発言で米国株は下落、さらにトランプ大統領の対中国の制裁関税第4弾の話も出て、市場は大混乱です。為替も、109円台から一気に106円台まで円高が進みました。 さてそうした背景の中、どうだったので…

VIXとS&P500は相関しているのか?

VIX

恐怖の指数と呼ばれるVIX。一般的なイメージは、米国の株価指数であるS&P500が暴落するとVIXが急上昇するものです。であれば、これから相場が荒れそうならVIXロング、穏やかだと思うならVIXショートとなるのですが、それほど簡単なものでもないようです。 VI…